J2リーグ第6節 讃岐vs湘南 試合後監督・選手コメント
監督コメント
曺監督 総括
お疲れ様でした。
遠い讃岐のスタジアムでしたけど、素晴らしい雰囲気でたくさんの湘南のサポーターが讃岐のサポーターさんに負けずに声援をくれたにもかかわらず、勝点を持って帰られずに本当に申し訳ない気持ちでいます。我々は5試合負けなしで来ていた、そういうことはこの試合に全く関係ないと思って今週1週間選手に働きかけをして準備をしてきたつもりですけれど、1点目を取られた後に選手が少し慌ててしまって、いつもやっていることができなくなって2点目、3点目取られてしまうという典型的な負け試合だったと思います。結果に関しては全部僕の責任だし、自分が監督である限り、選手が慌ててプレーできなかったということは真摯に自分が受け止めていますが、まだまだ力が足りないなと思えた今日の一戦でした。
なんとなく湘南のイメージが周りに出来上がってしまって、選手もいつも完璧に、いつも「自分ができる選手だ」という気持ちでプレーしなければならないという、見ないプレッシャーに少し支配されているようなところもあるので、この敗戦でまた我々はゼロからスタートするんだというところに戻ってもらいたいし、そういう意味では必要な敗戦にしていかなければならない、必要な敗戦して今シーズンを乗り越えていかなければならないと思っています。特にこの0-3という敗戦をネガティブに捉えているということは全然ないです。
讃岐さんにいる馬場賢治と永田亮太は僕がコーチの時も監督になってからも付き合っている選手で、彼らは本当にクリーンにボールを追いかけて、賢治なんかは途中で足を攣って交代しましたけれど、ああいう気持ちを我々は学ばなければならない。彼らみたいな湘南ナイズされた選手が他のチームで頑張っていて、その頑張りに比べて我々が頑張れていたかといえば間違いなく軍配は彼らに上がるし、そういう意味では讃岐に関わる全ての人、選手、スタッフの方々に、本当に情けないですが素晴らしい戦いをしていただいたと思うので、我々もそれを学んで、若い選手が多いですけれど、勘違いさせずに、真摯にサッカーに向き合わせるように今後も積み重ねて行きたいと思います。
6回目で初めて敗戦の弁を述べますけども、特に僕自身が下を向いているわけではありませんし、我々は完璧に出来上がったチームではないです。これからもっともっと自分たちの力をあげていかなければならない。特に高山(薫)がしばらくプレーでいないという、あいつの持っている魂を他の選手が代わって受け継いでいかなければならないというところでいうと、必要な日だったんじゃないかと冷静に振り返っています。今度のヴェルディ戦に向けてまた良い準備をして、選手と協力してまたやっていきたいと思います。
曺監督 質疑応答
- ハーフタイムには選手にどんな言葉をかけたか?
当たり前ですが1点ずつ返していかないといけないということです。後半は点差にかかわらずある程度は落ち着いてボールを動かしながら前に、というシーンは作れたんですけど、ただ3-0にもなると相手もリスクを冒して来ないというか、そういう展開になる中で前と後ろが開いてしまって、カウンターを受けやすような状態になってしまいました。ただあの状況では仕方なかったかなと思います。ただ準備してきたこととやろうとしていたことに後悔はないですし、自分のやったことが全てはまって勝てるほどサッカーは甘くないと思っているので。だからと言って言い訳するつもりはありませんが、今日は0-1、0-2、0-3のプロセスの中で、我々がその波を止められなかった。我々にもシュートチャンスがあって、それが入っていたらまた展開は変わっていたかもしれませんが、そこも含めて力がなかったんだなと思いますし、力を上げていけるよう努力していきたいと思います。
- ジネイ選手を起用しなかった意図は?
ここまで得点を取ってやって来てくれていたんですが、アップの時に少し足のトラブルもあって、戦術的にもあの状況で送り出すと前と後ろが離れてしまう展開になるなと思っていたので、ちょっと戦術的な意味と、コンディション的な意味の両面で今日は使わなかったです。ただ理屈があってそうしたつもりなので、自分の中では確信を持ってそうしました。
北野監督 総括
ありがとうございました。
5試合勝ちがない中、選手もそうですがスタッフも我慢をして今日の試合の準備をしてきて、それが結果になって良かったと思います。勝ちましたけどまだ1勝なので、次に向かってまた準備をしたいと思います。
北野監督 質疑応答
- 前節まで首位の湘南に対して今季初勝利を挙げた感想は?また原一樹選手への評価は?
首位湘南というか、強い相手なので、そこに勝てて良かったと思っています。原一樹については、もちろん他の選手があってこその一樹だと思いますし、最後点を取るという仕事をやってくれたので良かったと思います。
- 特徴的な守備だったと思うがどうか?またサイドバックで起用した高木和正選手への評価は?
今日は首位湘南さんということで、まず今週は湘南スタイルというところから選手に伝えていって、ではその湘南スタイルを出させないためにはどうすれば良いかというトレーニングをずっと積んで来ました。その中で湘南さんのアグレッシブなスタイルを出させないためにああいう形をとって選手は本当に良くやってくれたと思います。和正のサイドバックは、やっぱりあそこで左利きの選手がいることと、彼自身守備は上手なので、今日もしっかりやってくれたと思います。
- 最後のセットプレーで4点目を取らせに行っていたが、狙いは?
残り30秒くらいですから、やられても勝てる状況でしたし、ああやればお客さんに喜んでもらえますし、4点も取ったことないので、チャレンジするところはチャレンジしなければいけないということで上げました。あとはああやって前にあげたら、湘南さんも引いたので、そういう部分も狙っていました。
- ルーキーの中島大貴選手への評価は?
ルーキーですがしっかり落ち着いて、彼は性格的なところもあると思いますけど、できる選手ですし、ハイボールも自信持ってやっているので、すごく今日は安定していたかなと思います。
- 選手の精神面に対して今週どういう働きかけをしたか?
珍しく中5日あって、その中で3回映像を使ったミーティングをしました。湘南はこうやってくるよ、じゃあこういうふうに守備をしよう、というところで、まず湘南さんに対して「こうやる」というところははっきりさせたということが良かったのかなと今になって思います。メンタルでも十分やれるぞというのをその映像の中に含めて示してあげました。
選手コメント
MF 2菊地 俊介
前半僕らももう少し前から行きたかったんですけど、相手の方が勢いがあったというか、その中でミスがらみの失点が続いてしまい、そこで自分たちのリズムを取り戻せなかったと思います。立ち上がりに失点してしまったことで相手が後ろに重くなるというか、それでさらにゲームが難しくなった印象です。
もう少し相手が前から来ている時に相手のDFラインをひっくり返すような、もう少しシンプルなボールを入れても良かったのかなと思います。相手の前でボールを回して回してピンチになるというシーンが何回もあったので、そこの部分はもう少し割り切って長いボールを入れてしまう。そうすれば守備の方ももう少しはまったのかなと思います。
シーズン通して考えれば負けるというのはあることなので、やっぱりそのあとの試合がすごく大事だと思いますし、またアウェイですごく難しい試合になると思いますけど、週明けからまた切り替えてやっていきたいと思います。
DF 36岡本 拓也
ミスから失点して、自分含めて不注意でしたし、そういう入りになるとやっぱり難しい試合になってしまうのかなと思います。
全体的にちぐはぐしてしまって自分たちらしさが出せなかったですし、ボールは持っていましたけど終始相手のペースだったのかなと思います。後半どんどん前に行こうという話をしていたんですけど、自分たちがやりたかったようなプレーは出せませんでした。攻撃ではサイドチェンジが入っていくところは意識していたんですけど、相手も後ろを固めてくる中で、どこか手詰まりな攻撃になってしまったと思います。次に向けては切り替えてやっていくしかないので、この敗戦を良い教訓にできるように、来週から良いトレーニングを積んで準備していきたいです。
FW 17端戸 仁
すごく相手が勢いを持って試合に入って来て、その中でアンラッキーな形で失点してしまった後に2点目をやられて、そこからすごく相手が元気になって、「湘南を食ってやろう」という気持ちが正直自分たちより上だったと思います。その中でももっと自分たちが前線で工夫をして、あれだけ引かれた相手だとやっぱり足元、足元だと厳しいので、自分を筆頭に動いていかなければいけなかったと思います。あとは自分と(表原)玄太、(齊藤)未月の3人の距離感が悪かったかなと。後ろを向いて受ける機会が多くて、そこですごく相手がテンションをかけて来て潰されて、というのを繰り返していたので、例えば未月が受けた時にフリックで自分が受けられるような形を作るべきでした。最初から入りが悪くて、いろいろ考えながらプレーはしましたが考えるよりまずは足を動かさなければいけなかったかなとも感じています。
正直今日は自分の不甲斐なさにがっかりしたので、これを繰り返さないために、悔しい思いをしないために、それには練習しかないし、試合に自信を持って臨むために、良い練習をしなければいけないと改めて思いました。自分の中で今日をきっかけにというか、この負けから何も感じなかったら消えていってしまうと思うので、なるべく早く切り替えて、練習していきたいと思います。
MF 22下田 北斗
3失点目のところは完全に自分のミスだと思っているし、迷惑をかけてしまったと思っています。うまくチームとしてやらなくちゃいけない時に3失点目を与えてしまったのはすごく反省しています。
押し込めている時間帯もありましたけど、なかなかチャンスにつなげることができなくて、もう少し裏に抜ける動きだったり、自分が低い位置にいる時は他の選手を走らせるようなパスを出したりだとか、戦術的な面で言うとそういうところが足りなかったかなと思います。ただそれ以上に精神的に、個人としてもチームとしても成長していかないといけないと思います。まずは先制点を与えたくないですし、チームとしてもっと集中して試合に入らないといけないと思います。技術的な面というよりも、それぞれ個人で精神的にたくましくなって、毎日の練習をしっかり100%で取り組んで頑張っていければと思います。
MF 5秋野 央樹
自分たちらしさが全く出せない試合で、最初に相手に得点を与えてしまって、そこからは引いてカウンターを狙うという相手のやりたいサッカーをやらせてしまったなと思います。先制点を取ってから守るというのが得意なチームだと思うんで。
機を見てミドルシュートは打ちたいと思っていたんですけど、なかなかそこの判断が悪くて。打てる場面は何回かあったと思うんですけど、そういうところのミスがあったので、そういったところは個人のミスだと思います。もうこういうゲームは繰り返さないこと、本当は勝って反省ができればよかったですが結果は出てしまったので、この負けを次に生かせるようにしたいです。
FW 19表原 玄太
単純に力不足だったと思います。距離感も良くなかったですけど、それ云々より、個人的に何もできていなかったと思っています。ゴール前まではいけるシーンは何回かあったと思いますが、そこから先ができませんでしたし、相手も最後のところは体を張って来ました。そこをかいくぐって点を取れるように、単調な攻撃でなくて、厚みのある攻撃を作っていかないといけないと思います。クロスに1枚目がしっかり飛び込んで行くこととか、そういうところは意識していきたいです。
MF 7神谷 優太
流れを変えてゴールを目指すという狙いがあって自分が投入されたと思っていますし、そういう意味ではもっと流れを変えるプレーをしなければいけなかったと思います。やっぱり相手が引いた中で真ん中を崩していくこともそうですし、ワンタッチで相手の間をとるということもそうですし、前を向いて仕掛けるということもそうですし、流れを変えるにはそういうプレーが必要だったと思います。ミドルシュートも打ちましたが、なかなかフィットしなくて良いシュートが打てなかったので、そういう課題をもっと練習して改善していきたいです。大差で負けてしまいましたけど、この経験を次に生かして次に向かっていきたいですし、もっともっと練習で頑張って次はスタメンで出られるようにしていきたいです。
J2リーグ第6節 讃岐vs湘南 試合後監督・選手コメント
監督コメント
曺監督 総括
お疲れ様でした。
遠い讃岐のスタジアムでしたけど、素晴らしい雰囲気でたくさんの湘南のサポーターが讃岐のサポーターさんに負けずに声援をくれたにもかかわらず、勝点を持って帰られずに本当に申し訳ない気持ちでいます。我々は5試合負けなしで来ていた、そういうことはこの試合に全く関係ないと思って今週1週間選手に働きかけをして準備をしてきたつもりですけれど、1点目を取られた後に選手が少し慌ててしまって、いつもやっていることができなくなって2点目、3点目取られてしまうという典型的な負け試合だったと思います。結果に関しては全部僕の責任だし、自分が監督である限り、選手が慌ててプレーできなかったということは真摯に自分が受け止めていますが、まだまだ力が足りないなと思えた今日の一戦でした。
なんとなく湘南のイメージが周りに出来上がってしまって、選手もいつも完璧に、いつも「自分ができる選手だ」という気持ちでプレーしなければならないという、見ないプレッシャーに少し支配されているようなところもあるので、この敗戦でまた我々はゼロからスタートするんだというところに戻ってもらいたいし、そういう意味では必要な敗戦にしていかなければならない、必要な敗戦して今シーズンを乗り越えていかなければならないと思っています。特にこの0-3という敗戦をネガティブに捉えているということは全然ないです。
讃岐さんにいる馬場賢治と永田亮太は僕がコーチの時も監督になってからも付き合っている選手で、彼らは本当にクリーンにボールを追いかけて、賢治なんかは途中で足を攣って交代しましたけれど、ああいう気持ちを我々は学ばなければならない。彼らみたいな湘南ナイズされた選手が他のチームで頑張っていて、その頑張りに比べて我々が頑張れていたかといえば間違いなく軍配は彼らに上がるし、そういう意味では讃岐に関わる全ての人、選手、スタッフの方々に、本当に情けないですが素晴らしい戦いをしていただいたと思うので、我々もそれを学んで、若い選手が多いですけれど、勘違いさせずに、真摯にサッカーに向き合わせるように今後も積み重ねて行きたいと思います。
6回目で初めて敗戦の弁を述べますけども、特に僕自身が下を向いているわけではありませんし、我々は完璧に出来上がったチームではないです。これからもっともっと自分たちの力をあげていかなければならない。特に高山(薫)がしばらくプレーでいないという、あいつの持っている魂を他の選手が代わって受け継いでいかなければならないというところでいうと、必要な日だったんじゃないかと冷静に振り返っています。今度のヴェルディ戦に向けてまた良い準備をして、選手と協力してまたやっていきたいと思います。
曺監督 質疑応答
- ハーフタイムには選手にどんな言葉をかけたか?
当たり前ですが1点ずつ返していかないといけないということです。後半は点差にかかわらずある程度は落ち着いてボールを動かしながら前に、というシーンは作れたんですけど、ただ3-0にもなると相手もリスクを冒して来ないというか、そういう展開になる中で前と後ろが開いてしまって、カウンターを受けやすような状態になってしまいました。ただあの状況では仕方なかったかなと思います。ただ準備してきたこととやろうとしていたことに後悔はないですし、自分のやったことが全てはまって勝てるほどサッカーは甘くないと思っているので。だからと言って言い訳するつもりはありませんが、今日は0-1、0-2、0-3のプロセスの中で、我々がその波を止められなかった。我々にもシュートチャンスがあって、それが入っていたらまた展開は変わっていたかもしれませんが、そこも含めて力がなかったんだなと思いますし、力を上げていけるよう努力していきたいと思います。
- ジネイ選手を起用しなかった意図は?
ここまで得点を取ってやって来てくれていたんですが、アップの時に少し足のトラブルもあって、戦術的にもあの状況で送り出すと前と後ろが離れてしまう展開になるなと思っていたので、ちょっと戦術的な意味と、コンディション的な意味の両面で今日は使わなかったです。ただ理屈があってそうしたつもりなので、自分の中では確信を持ってそうしました。
北野監督 総括
ありがとうございました。
5試合勝ちがない中、選手もそうですがスタッフも我慢をして今日の試合の準備をしてきて、それが結果になって良かったと思います。勝ちましたけどまだ1勝なので、次に向かってまた準備をしたいと思います。
北野監督 質疑応答
- 前節まで首位の湘南に対して今季初勝利を挙げた感想は?また原一樹選手への評価は?
首位湘南というか、強い相手なので、そこに勝てて良かったと思っています。原一樹については、もちろん他の選手があってこその一樹だと思いますし、最後点を取るという仕事をやってくれたので良かったと思います。
- 特徴的な守備だったと思うがどうか?またサイドバックで起用した高木和正選手への評価は?
今日は首位湘南さんということで、まず今週は湘南スタイルというところから選手に伝えていって、ではその湘南スタイルを出させないためにはどうすれば良いかというトレーニングをずっと積んで来ました。その中で湘南さんのアグレッシブなスタイルを出させないためにああいう形をとって選手は本当に良くやってくれたと思います。和正のサイドバックは、やっぱりあそこで左利きの選手がいることと、彼自身守備は上手なので、今日もしっかりやってくれたと思います。
- 最後のセットプレーで4点目を取らせに行っていたが、狙いは?
残り30秒くらいですから、やられても勝てる状況でしたし、ああやればお客さんに喜んでもらえますし、4点も取ったことないので、チャレンジするところはチャレンジしなければいけないということで上げました。あとはああやって前にあげたら、湘南さんも引いたので、そういう部分も狙っていました。
- ルーキーの中島大貴選手への評価は?
ルーキーですがしっかり落ち着いて、彼は性格的なところもあると思いますけど、できる選手ですし、ハイボールも自信持ってやっているので、すごく今日は安定していたかなと思います。
- 選手の精神面に対して今週どういう働きかけをしたか?
珍しく中5日あって、その中で3回映像を使ったミーティングをしました。湘南はこうやってくるよ、じゃあこういうふうに守備をしよう、というところで、まず湘南さんに対して「こうやる」というところははっきりさせたということが良かったのかなと今になって思います。メンタルでも十分やれるぞというのをその映像の中に含めて示してあげました。
選手コメント
MF 2菊地 俊介
前半僕らももう少し前から行きたかったんですけど、相手の方が勢いがあったというか、その中でミスがらみの失点が続いてしまい、そこで自分たちのリズムを取り戻せなかったと思います。立ち上がりに失点してしまったことで相手が後ろに重くなるというか、それでさらにゲームが難しくなった印象です。
もう少し相手が前から来ている時に相手のDFラインをひっくり返すような、もう少しシンプルなボールを入れても良かったのかなと思います。相手の前でボールを回して回してピンチになるというシーンが何回もあったので、そこの部分はもう少し割り切って長いボールを入れてしまう。そうすれば守備の方ももう少しはまったのかなと思います。
シーズン通して考えれば負けるというのはあることなので、やっぱりそのあとの試合がすごく大事だと思いますし、またアウェイですごく難しい試合になると思いますけど、週明けからまた切り替えてやっていきたいと思います。
DF 36岡本 拓也
ミスから失点して、自分含めて不注意でしたし、そういう入りになるとやっぱり難しい試合になってしまうのかなと思います。
全体的にちぐはぐしてしまって自分たちらしさが出せなかったですし、ボールは持っていましたけど終始相手のペースだったのかなと思います。後半どんどん前に行こうという話をしていたんですけど、自分たちがやりたかったようなプレーは出せませんでした。攻撃ではサイドチェンジが入っていくところは意識していたんですけど、相手も後ろを固めてくる中で、どこか手詰まりな攻撃になってしまったと思います。次に向けては切り替えてやっていくしかないので、この敗戦を良い教訓にできるように、来週から良いトレーニングを積んで準備していきたいです。
FW 17端戸 仁
すごく相手が勢いを持って試合に入って来て、その中でアンラッキーな形で失点してしまった後に2点目をやられて、そこからすごく相手が元気になって、「湘南を食ってやろう」という気持ちが正直自分たちより上だったと思います。その中でももっと自分たちが前線で工夫をして、あれだけ引かれた相手だとやっぱり足元、足元だと厳しいので、自分を筆頭に動いていかなければいけなかったと思います。あとは自分と(表原)玄太、(齊藤)未月の3人の距離感が悪かったかなと。後ろを向いて受ける機会が多くて、そこですごく相手がテンションをかけて来て潰されて、というのを繰り返していたので、例えば未月が受けた時にフリックで自分が受けられるような形を作るべきでした。最初から入りが悪くて、いろいろ考えながらプレーはしましたが考えるよりまずは足を動かさなければいけなかったかなとも感じています。
正直今日は自分の不甲斐なさにがっかりしたので、これを繰り返さないために、悔しい思いをしないために、それには練習しかないし、試合に自信を持って臨むために、良い練習をしなければいけないと改めて思いました。自分の中で今日をきっかけにというか、この負けから何も感じなかったら消えていってしまうと思うので、なるべく早く切り替えて、練習していきたいと思います。
MF 22下田 北斗
3失点目のところは完全に自分のミスだと思っているし、迷惑をかけてしまったと思っています。うまくチームとしてやらなくちゃいけない時に3失点目を与えてしまったのはすごく反省しています。
押し込めている時間帯もありましたけど、なかなかチャンスにつなげることができなくて、もう少し裏に抜ける動きだったり、自分が低い位置にいる時は他の選手を走らせるようなパスを出したりだとか、戦術的な面で言うとそういうところが足りなかったかなと思います。ただそれ以上に精神的に、個人としてもチームとしても成長していかないといけないと思います。まずは先制点を与えたくないですし、チームとしてもっと集中して試合に入らないといけないと思います。技術的な面というよりも、それぞれ個人で精神的にたくましくなって、毎日の練習をしっかり100%で取り組んで頑張っていければと思います。
MF 5秋野 央樹
自分たちらしさが全く出せない試合で、最初に相手に得点を与えてしまって、そこからは引いてカウンターを狙うという相手のやりたいサッカーをやらせてしまったなと思います。先制点を取ってから守るというのが得意なチームだと思うんで。
機を見てミドルシュートは打ちたいと思っていたんですけど、なかなかそこの判断が悪くて。打てる場面は何回かあったと思うんですけど、そういうところのミスがあったので、そういったところは個人のミスだと思います。もうこういうゲームは繰り返さないこと、本当は勝って反省ができればよかったですが結果は出てしまったので、この負けを次に生かせるようにしたいです。
FW 19表原 玄太
単純に力不足だったと思います。距離感も良くなかったですけど、それ云々より、個人的に何もできていなかったと思っています。ゴール前まではいけるシーンは何回かあったと思いますが、そこから先ができませんでしたし、相手も最後のところは体を張って来ました。そこをかいくぐって点を取れるように、単調な攻撃でなくて、厚みのある攻撃を作っていかないといけないと思います。クロスに1枚目がしっかり飛び込んで行くこととか、そういうところは意識していきたいです。
MF 7神谷 優太
流れを変えてゴールを目指すという狙いがあって自分が投入されたと思っていますし、そういう意味ではもっと流れを変えるプレーをしなければいけなかったと思います。やっぱり相手が引いた中で真ん中を崩していくこともそうですし、ワンタッチで相手の間をとるということもそうですし、前を向いて仕掛けるということもそうですし、流れを変えるにはそういうプレーが必要だったと思います。ミドルシュートも打ちましたが、なかなかフィットしなくて良いシュートが打てなかったので、そういう課題をもっと練習して改善していきたいです。大差で負けてしまいましたけど、この経験を次に生かして次に向かっていきたいですし、もっともっと練習で頑張って次はスタメンで出られるようにしていきたいです。