【馬入日記：2月16日】開幕まであと10日。”スタート”に向けて続く準備

スペイン・マラガキャンプから帰国しはや1週間。チームは開幕に向け、馬入で再びハードなトレーニングに励んでいます。
練習後に困ったような笑顔を浮かべながら「疲れた…」とこぼしていたのは藤田征也選手。プレシーズン期もいよいよ佳境、追い込みもピークに達するこの時期に、2017シーズンに向けての想いを語ります。

「キャンプでは日本でできない経験を練習試合などを通してできたことが良かったし、その中でチームとしてのコンディションもしっかり保ちながら良い試合ができました。すごく良いキャンプになったと思います。チームとして意識していることを全員で共有してできていると思うし、新加入選手も新しく入った選手という感じがしないくらいしっかりチームに馴染んでいる。湘南のやり方にしっかり適応してくれているなと感じています」

改めて、キャンプでは充実感を伴いながら良い時間を過ごせた模様。ちなみに征也選手、キャンプでの同部屋は表原玄太選手だったそう。

「気になる選手ですよね。キャンプの部屋では僕に相当気を遣っていたので、これからもうちょっと本当のところを引き出していきたい（笑）。ただプレーはしっかり考えながらやっている印象があるし、ボールをしっかり収められる技術のある選手だと思います。攻撃のアクセントになれるし、良い選手だなと」

表原選手をはじめ、野田選手や秋野選手といった新加入選手も今やすっかりチームに溶け込んでいる今年のベルマーレ。オンザピッチ、オフザピッチ両面で昨年までのメンバーと新しく入ったメンバーの融合に期待が高まります。

開幕まで残す所あと10日。これから始まるシーズン、鍵となるのは”スタート”。

「今年は本当にスタートダッシュが大事になると思う。開幕して最初の数試合でしっかり勝ち点を積み重ねていきたい。大事な最初となる水戸戦に向けてしっかりコンディションを整えて、湘南らしさを出して戦えるようしっかり準備をしていきたい」

共走を期するシーズン、しっかりと地に足をつけて走り出すために、準備の日々は続きます。

【「#一万人で戦闘開始」プロジェクト】http://www.bellmare.co.jp/163056