ニュース
2010Jリーグ ディビジョン1 第7節 試合結果
2010Jリーグ ディビジョン1 第7節
2010年4月18日(日)13:04キックオフ 大阪長居スタジアム
|
1 前半 0 1 後半 1 |
|
---|---|---|
6 >> 9 | 勝点 | 5 >> 5 |
35分 8 香川 真司 90分+5 8 香川 真司 |
得点者 | 90分+1 9 田原 豊 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | キム ジンヒョン | 21 | GK | GK | 1 | 野澤 洋輔 | 0 |
1 | 羽田 憲司 | 2 | DF | DF | 5 | 臼井 幸平 | 0 |
0 | 茂庭 照幸 | 3 | DF | DF | 6 | 村松 大輔 | 0 |
0 | 上本 大海 | 22 | DF | DF | 14 | 阪田 章裕 | 0 |
0 | 高橋 大輔 | 20 | MF | DF | 24 | 小澤 雄希 | 0 |
2 | アマラウ | 6 | MF | MF | 2 | 田村 雄三 | 1 |
1 | 家長 昭博 | 14 | MF | MF | 7 | 寺川 能人 | 0 |
0 | 尾亦 弘友希 | 16 | MF | MF | 8 | 坂本 紘司 | 0 |
5 | 乾 貴士 | 7 | MF | FW | 22 | 中村 祐也 | 0 |
3 | 香川 真司 | 8 | FW | FW | 18 | 新居 辰基 | 0 |
2 | アドリアーノ | 9 | FW | FW | 11 | 阿部 吉朗 | 0 |
– | 松井 謙弥 | 1 | GK | GK | 25 | 金 永基 | – |
– | 藤本 康太 | 4 | DF | DF | 26 | 古林 将太 | – |
– | 前田 和哉 | 5 | DF | MF | 30 | 島村 毅 | 1 |
– | 酒本 憲幸 | 17 | MF | MF | 20 | 猪狩 佑貴 | – |
0 | 石神 直哉 | 19 | MF | MF | 21 | 永田 亮太 | – |
2 | 播戸 竜二 | 11 | FW | FW | 9 | 田原 豊 | 2 |
– | 小松 塁 | 15 | FW | FW | 27 | 中山 元気 | 1 |
|
|
|
---|
得点経過
|
|
[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
|
|
開催データ
[入場者数] 9,838人 [天候] 晴のち曇 [気温] 18.4℃ [湿度] 32% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] – [主審] 井上 知大 [副審] 宮島 一代 [副審] 越智 新次 [第4の審判員] 今村 義 [記録員] 野村 義則
坂本選手コメント
もっとやれると思う。相手のプレッシャーも今日くらいのものならもっとできるし、もっとチャンスもいっぱい作れたと思う。
もっと自信をもって、ある意味開き直って、泥臭くゴールに向かっていくということを繰り返しやっていかなければ。今日も結局そうやった時にゴールが生まれたわけだし。
今日は特に前線にボールが入った時にパワーが足りなかったと思う。何が何でもシュートを打ってやるとか、俺が点をとってやるというものが欠けていた。
これまでの試合では、なかなかビルドアップできないという課題があって、ビルドアップができるようになったら今度は前での迫力がなくなってしまった。ひとつずつやっていかなければいけないとは思うけど、やってきたことをゼロにするのではなく、積み上げていかなければ。
僕自身も、チームメイトに自信とか余裕を与えられるようなプレーをしていきたいと思う。謙虚に泥臭くということは変わらないけど、自分たちが18番目だなんて思わないでいいと思う。全然対等にプレーできると思うから。もっと自信をもって戦っていきたい。次の仙台戦が大切です。頑張ります。
野澤選手コメント
最後はゴールキックから失点してしまったのだと思う。みんなが完全に上がり切る前に、僕がゴールキックを蹴ってしまった。勝ちにいくという思いが強く、早く蹴って攻撃に繋げたかった。ただ、早く蹴ったことによってカウンターを食らってしまったのだと思う。
全体的に走ってよく頑張っていたと思う。でも、90分プラス5分あったけど、その94分目に点をとりたいという思いはセレッソのほうが強かったんじゃないかと思う。うちが追いついてからの気持ちは強いように感じた。
(ジャーンのいない中、守備は非常によかったと思うが?)スピードの対応やクロスの対応はできていたと思う。ただ、まだシュートにもっていかれている場面が多い。逆にうちはシュートにいく前に相手に止められていた。なるべくシュートを打たせないように、その前に奪うということがうちももっとできればよかった。
臼井選手コメント
チームとしてやっていることは悪くなかったと思う。
最後の失点の部分では、自分の1対1の対応で、完全に中が切れなかったのが原因。難しい対応ではあるけれど、1対1の対応として自分の中で課題として捉えなければ。個人的には反省が多い試合でした。
攻撃面では、最初は自分がしたいことと周りとのズレを感じました。試合をやりながら話していくうちに試合の中で修正ができたと思う。豊(田原)が入って収まりがよくなったと思うし、徐々にやるべきことがハッキリしたと思う。もっと早い時間から同じようにできればよかった。
また、PKが多くなっているのでなくすようにしなければいけないと思う。
田原選手コメント
タイトに守備をしてくるチームなので難しさはあった。ボールはまわさせてくれるけどリズムは相手にあったと思う。
最後にああいう形で失点をしたことは悔しい。うちも勝点3をとりにいく姿勢はあったのですが。
ただチームがやろうとしていることは着実にできてきていると思う。ただその質を上げなければいけない。向かっている方向は間違っていないと思うので。
阪田選手コメント
勝ちたかったです。悔しいですがこれがサッカーなんやと思う。
最後の最後のところで集中し切れていなかったと思います。
対峙することの多かったアドリアーノはドリブルがうまいし身体が強いと分かっていたので、自分がどれだけできるかということで思い切って戦えたし、実際に楽しみながらプレーできました。
この90分間は自分にとって大きかった。J1でもできるということは自信にもなったし、長居でプレーして大阪のサポーターにプレーしている姿を見せることができた。
次の仙台戦が重要だと思うのでしっかり準備したいと思います。
セレッソ大阪 クルピ監督 試合後コメント
総評
セレッソとしては本当に勝利が必要だった大事な試合で勝利をすることができた。しかもロスタイムでの決勝ゴールということでこれだけ劇的な決勝ゴールをおさめることができると、選手だけでなくサポーターの皆さんも喜んでもらうことができ、本当に大きな一勝だったと思います。
ゲームの内容を見ても、勝利に値するものだったと思います。
質疑応答
-システムを代えた理由は?
湘南のシステムによりますが、湘南は前線に3人の選手、そして中盤にも3人の選手がいる。我々が3人のセンターバックでプレーすると後ろに人数を多すぎてしまう。家長を最初から使うことで、中盤から前に向けてのパワーをはかったということです。
-他の試合も含め、チャンスを作っているが得点に繋がっていないことが多いように感じるが?
おっしゃるとおりだと思います。かなり多くのチャンスを作っていますが、もっと高い精度のフィニッシュがあれば香川などは得点王をとっていてもおかしくない。
ただ、香川や乾はそれだけのチャンスを作れるというのも実力なので、若い選手は試合の中でミスを重ねる中で学び伸びていくものだと思う。高い目的意識をもって成長してほしいと思う。
-なかなかサイドにボールが渡らず焦ってシュートを打っているように感じたが?
私はそうは思いません。攻撃では非常に選手の持ち味が出ていたし、シュートも多く数多く打ちチャンスもかなり作った。あとはやはりフィニッシュの精度だと思う。
湘南 反町監督 試合後コメント
反町監督
総評
えー…。感想はないですね。質問してください。
質疑応答
-最後のパワープレーで同点に追いついたがあの狙いをもっと早くやってもよかったのでは?
パワープレーというのは時間との戦いであって、もう2点目を入れられてしまうと意味がなくなってしまうし、最後は紘司(坂本)も足がつっているような状況でした。3人使うことはやはり時間との勝負になりますね。
-家長をフリーにしているように見えたがフォーメーションの問題か?
家長はセレッソにとって非常に効果のあるプレーヤーだと思います。
マルチネスはあまりペナルティエリアに入ってきませんし、パス一辺倒なので。家長が入るとリズムが生まれて持ち出すこともできる。
セレッソの場合は終盤とかリズムを変えたい時に出てくることが多いことはよく知っていますし、僕自身もアキのことはよく知ってますから嫌な存在であることは間違いないですね。
今日は後ろの4人とダブルボランチとアドリアーノを含めた前線の3人の温度差というか、はっきりしていて、分かってはいるのですが、全体的にはそんなに悪くなかったと思います。
4人のDFでやるのは今季初めてだと思うんですけど、やってくるかなというのは昨年から思っていましたし、ある程度予想した上でこちらに来たんですけど。
こうきたら、こう出るというのが、サッカーの戦術の流れでもありますので。
-ジャーンのいない中で4バックはよくやっていたと思うが?
4バックは非常にいい対応をしていたと思います。ただ、PKをとられてしまったのは残念だったと思います。
阪田にとってここはプロとして第一歩を歩んだところなので感慨深いものがあると思います。一皮むけて非常に自主性が出てきたと思いますし今日はいいパフォーマンスだったと思います。