馬入日記

【馬入日記:9月6日】「ひとつひとつ」坪井慶介選手インタビュー

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2回戦の山梨学院大学オリオンズ戦は6-0での勝利、3回戦へ駒を進めることができました。

リーグ戦で勝ち星から遠ざかっている中、別大会とはいえ白星を挙げることができたのはチームにとって明るい材料。
この試合先発出場した坪井慶介選手も「意味ある勝利だった」と振り返ります。

「立ち上がりからこれまでやってきたことをみんなでできたことが非常に良かったと思います。途中少し停滞する時間帯もありましたけど、それがあったにしても立ち上がりのみんなの集中力がゲームを運びやすい展開にしたことは間違いないと思いますね」

普段のリーグ戦とは異なる雰囲気の中、ゲームに臨むメンバーの組み合わせにも新たなチャレンジがありました。
それでも「問題なくできた」と言う言葉の裏には、日々のトレーニングの積み重ねによる力が伺えます。

「いつも練習の中からみんなで意思統一をしてやってきているから、普段と変わりなくプレーすることができました。うちはどんな相手でもコンパクトに保って、ラインコントロールをしっかりして、リスクマネジメントをしっかりして--やることは明確。相手が誰であろうとそれに尽きます。パーフェクトではなかったけれど、何点取ろうが後ろがしっかりとゼロで終わることは意味があるし、大事だなと改めて思いました」

ここ数年、天皇杯でなかなか勝ち上がることができていないベルマーレ。
前所属の浦和時代には元日決勝を経験している坪井選手にはチームの牽引が期待されます。

「天皇杯もリーグ戦同様、勝つことに全精力を傾けてやっていくだけです。元日はまだまだ先の話ですけど、ひとつひとつ勝ち上がっていくにつれて現実味が帯びてくるものだし、そこに向けてひとつひとつ頑張っていきたいですね」

リーグも天皇杯も「目標目的を果たすために一生懸命やっていくしかない」と語る坪井選手。
残りのシーズンについても「サポーターの皆さんにはこれからも共に戦ってもらいたい」と改めてクラブ一丸となっての勝負になると認識。
これから佳境を迎えるリーグ戦、そして始まったばかりの天皇杯と、変わらず挑越の日々を続けていきます。