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産業能率大学collaboration with 湘南ベルマーレ・スポーツ教室 健康づくり教室 開催報告
2008年から産業能率大学と湘南ベルマーレは、産業能率大学湘南キャンパスを会場とした「産業能率大学 collaboration with 湘南ベルマーレ・スポーツ教室」を月1回程度で継続的に開催しております。
今年度のスポーツ教室がスタートしました。初回は健康づくり教室でした。
「話題の”筋膜”リリース&ストレッチ体験」をテーマに湘南ベルマーレ フィットネス&コンディショニングゼネラルマネジャーの竹江司トレーナーが講師を務めました。
最近テレビでも取り上げられている「筋膜リリース」。10歳代から70歳代までの24名の方にご参加頂きました。
せっかくの筋膜リリースも正しく行わなければ効果があまり上がらなかったり、逆に身体を痛めてしまうこともるので、筋膜そのもののことや筋膜リリースのことを理解してもらうためにも、講義からスタートしました。
筋肉を縄に例えたり、筋膜をミカンに例えたり、日常生活の中での具体例を出したりとわかりやすく竹江トレーナーより説明がありました。
正確には筋膜リリースとは治療家、セラピストが行う手技的療法のこと(いわゆるマッサージなどで自分以外の人に行ってもらうもの)で、ツール等を用いて自分自身で行う(一人で行う)方法は「セルフ筋膜リリース」と言われますが、しばしばセルフは省略されて呼ばれる、との解説もありました。
筋膜や筋膜リリースのことを理解したところで、続いて実技へ。
まずは実技開始前の姿勢や身体の動き方をチェック。開始前の身体の感覚を覚えておいてもらい、実技後との違いを感じてもらうのが狙いです。
セルフ筋膜リリースは「グリッド」(筒状の用具)を使って行いました。1か所ずつ、さらには左右も片側ずつ行い、それぞれ終わる毎に開始前との状態の違いや左右の状態の違いを確認し、効果を実感してもらいながら教室を進めて行きました。
セルフ筋膜リリース行う時の注意点は、無理をしない、ゆっくり行う、呼吸をしっかり行う、水分はこまめに取る、の4つ。竹江トレーナーからは常にそれらの声掛けがありました。
そして、セルフ筋膜リリースの効果をさらに上げるためのストレッチも実践し、開始前と同じ姿勢や身体の動きをして実施後の身体の違いをチェックし、教室は終了となりました。
このスポーツ教室は産業能率大学の学生達が授業として運営サポートをしております。新年度となり、初めての教室運営でした。グループ毎に業務を分担し、事前の授業やそれぞれのグループで打合せも行って教室運営に臨みました。初めてで少し戸惑っているよう感じられる場面もありましたが、それぞれの業務にしっかり取り組み、事故や怪我もなくスムーズに教室を運営することが出来ました。
当日の詳しい様子は、産業能率大学スポーツマネジメント研究所 産業能率大学collaboration with 湘南ベルマーレ(http://smrc.mi.sanno.ac.jp/scwsblog/)のサイト内のスタッフブログでも紹介されていますのでぜひご覧ください。