馬入日記

【馬入日記:3月13日】悔しさを糧に。マリノス戦は0-3で敗戦

100313-1第2節、初めてのアウェイゲームは横浜F・マリノスとの神奈川ダービーでした。
日産スタジアムを舞台に3万人以上の大観衆の中で行われました。

前節と変わりないスタメンで臨みます。
J1での初勝利を目指し、強い気持ちで挑んだ一戦でした。

しかし前半22分、警戒し準備していたコーナーキックから先制を許してしまいます。
反町監督も試合後に「最初の1点目が僕らにとって痛かった。なるべくクローズにして、少ない好機の中で得点を狙おうと思っていましたが、そういう意味では先取点がかなり痛かったと思っています」と振り返りました。

なんとか前半のうちに追いつきたいところ、何度かチャンスを作りますが、田原選手や新居選手のシュートチャンスはGKの好守によって阻まれてしまいます。

前半を0-1のビハインドで折り返し、ハーフタイムには監督から「もっと走力を生かさなければ点はとれない」という指示を受け、いざ後半へ。

しかし69分、今度は流れの中から失点を許してしまいます。
さらに90分、途中交代で入った狩野に豪快なミドルシュートを決められ0-3。このまま終了の笛が鳴ってしまいました。

「不甲斐ない内容。しっかり反省してもっと厳しくやりたい。今日の試合を次の試合に生かさなければいけない。前半はうちのリズムの時もあったし、決めるチャンスは自分にもあったので、決めていればと悔やまれます。これがJ1の舞台。これをしっかりとみんなで胸に刻んで、これからのゲームに活かしたいと思います」と田原選手。

また同じくFWの新居選手は「完敗です。自分たちの色を出せなくてやられた、ということが問題だと思う。僕を含め、チャレンジする姿勢をもっと出さなければいけない。次はホームが続くので、勝つために闘いたいと思います」と語りました。

 
100313-2試合が始まる前から湘南サポーターの声は止むことなく、試合中苦しい展開になっても、また0-3という結果が出た後も、熱い応援で力を与え続けてくれました。

最後のベルマーレコールを、選手たちは心に刻んでいたことでしょう。

「正直何もできなかったと思う。だからこそ、感じる部分もたくさんあったので、ここから今シーズンが終わるまでにどれだけ自分が変われるかという気持ちでやっていきたい。今日の収穫は失点3です。ひとつのセットプレーの精度の高さやミドルレンジのシュートの精度など、僕もチームメイトもみんなが肌で感じた。今日の試合で感じられたことを次のゲームに生かしながら、勝点をとっていきたい」という坂本選手の言葉のとおり、この試合を糧に、次の広島戦に臨むしかありません。

試合は1週間後。20日(土)にサンフレッチェ広島を迎えます。勝利への準備を。