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2010Jリーグ ディビジョン1 第2節 試合結果
2010Jリーグ ディビジョン1 第2節
2010年3月13日(土)14:05キックオフ 日産スタジアム
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1 前半 0 2 後半 0 |
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0 >> 3 | 勝点 | 1 >> 1 |
22分 4 栗原 勇蔵 61分 9 渡邉 千真 90分 14 狩野 健太 |
得点者 | -分 - |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 飯倉 大樹 | 21 | GK | GK | 1 | 野澤 洋輔 | 0 |
1 | 波戸 康広 | 32 | DF | DF | 14 | 阪田 章裕 | 0 |
0 | 中澤 佑二 | 22 | DF | DF | 6 | 村松 大輔 | 0 |
4 | 栗原 勇蔵 | 4 | DF | DF | 3 | ジャーン | 0 |
0 | 田中 裕介 | 5 | DF | DF | 30 | 島村 毅 | 1 |
1 | 小椋 祥平 | 30 | MF | MF | 21 | 永田 亮太 | 1 |
2 | 兵藤 慎剛 | 7 | MF | MF | 7 | 寺川 能人 | 0 |
5 | 中村 俊輔 | 25 | MF | MF | 8 | 坂本 紘司 | 0 |
6 | 山瀬 功治 | 10 | MF | FW | 17 | 馬場 賢治 | 0 |
3 | 長谷川 アーリアジャスール | 8 | FW | FW | 9 | 田原 豊 | 2 |
5 | 渡邉 千真 | 9 | FW | FW | 18 | 新居 辰基 | 1 |
– | 榎本 哲也 | 1 | GK | GK | 25 | 金 永基 | – |
– | 藤田 優人 | 2 | DF | DF | 4 | 山口 貴弘 | – |
0 | 金井 貢史 | 24 | MF | MF | 20 | 猪狩 佑貴 | – |
– | 清水 範久 | 18 | MF | MF | 26 | 古林 将太 | 0 |
1 | 狩野 健太 | 14 | MF | FW | 11 | 阿部 吉朗 | 0 |
– | 河合 竜二 | 6 | MF | FW | 22 | 中村 祐也 | 1 |
1 | 坂田 大輔 | 11 | FW | FW | 27 | 中山 元気 | – |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 32,228人 [天候] 晴、強風 [気温] 20.4℃ [湿度] 42% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 川崎 英隆 [主審] 岡田 正義 [副審] 相葉 忠臣 [副審] 穴井 千雅 [第4の審判員] 山内 宏志 [記録員] 佐伯 満
田原選手コメント
不甲斐ない内容でした。しっかり反省してもっと厳しくやりたい。
今日の試合を次の試合に生かさなければいけない。
前節よりもテンポが作れなかった。
ただ、前半はうちのリズムの時もあったし、決めるチャンスは自分にもあったので、決めていればと悔やまれます。
前節は1-1だったけど、今日は0-3の完敗。これがJ1の舞台なのだと思います。
これをしっかりとみんなで胸に刻んで、これからのゲームに活かしたいと思います。
新居選手コメント
完敗です。
自分たちの色を出せなくてやられた、ということが問題だと思う。
チャレンジをしないでやられてしまった。自分たちを出せなかった。
僕を含め、チャレンジする姿勢をもっと出さなければいけない。
受け身になるような入り方をしないようにとみんなで話していたのですが。
次はホームが続くので、勝つために闘いたいと思います。
坂本選手コメント
力のある相手に対して、うちの良さをどう出していいのか曖昧になってしまった。
どうやって改善していくか、しっかり課題に目を向けてやっていかなければいけないと思う。
僕自身は正直何もできなかったと思う。だからこそ、感じる部分もたくさんあったので、ここから今シーズンが終わるまでにどれだけ自分が変われるかという気持ちでやっていきたいと思います。
(収穫は?)収穫は…失点3です。ひとつのセットプレーの精度の高さやミドルレンジのシュートの精度など、僕もチームメイトもみんなが肌で感じた。
多くの選手にとって初めての経験が多いですが、今日の試合で感じられたことを次のゲームに生かしながら、勝点をとっていきたいと思います。
アップの前からスタジアムで声を出し続けてくれたサポーターに感動しました。
寺川選手コメント
何もできずに終わったかなと思います。点差は内容は比例していたと思います。
なかなかうまく攻撃の形を作ることはできなかった。ボールを支配される時間も多く、厳しい試合だった。
緊張と相手の個々の強さ、両方あったと思う。最初は特に、もう少し落ち着きがほしかった。
まだまだ先は長いので、下を向かずにやっていきたい。悔しさもエネルギーにして闘っていく。
まずはホームで1勝してチーム自体がいい波に乗れるよう頑張りたいと思います。
村松選手コメント
チームとして負けてしまってはいけない。悔しい。
練習をやってきたコーナーキックから失点したことは自分たちにとってかなりマイナスです。
気をつけろと言われていた選手に決められてしまった。来週までにしっかり修正をしなければと思います。
横浜FM 木村監督 試合後コメント
質疑応答
-中村俊輔選手のプレーについて
本調子ではないんだけど十分働いてくれた。早めに代えてあげたかったが、どうしても勝ちたかったというのもあった。あそこでタメが出来るというか、リズムの変化ができた。最初の1点目もセットプレーでキックは本当に素晴らしいものがある。もっともっと彼のいいところを引き出してあげるというのが、周りの選手の仕事だと思う。
-中村選手に指示したことは?
そんなに多くはないですが、自分の考えているパスのコースとか、失敗してもいいから出していけば、と言いました。ミスは多くなかったしパスも迷ってなかったけど。これから、どんどん彼が自分のプレーを味方にさらけ出すというか、出していってほしいですね。
-3点目の狩野選手のゴールは素晴らしいゴールでしたが。
あれは、ワシに対する怒りのシュートだったね(笑)。すごい気持ちが入っていたね。あまり喜んでなかったしね。あれだけの気持ちを前面に出して言ったらいいね。彼にも昨日行ったけど、俊輔が代わる時はお前しかいないぞと。それでチャンスをモノにすればそれで世界にいけるんやで、と。まぁあれは、怒ってたね、ワシに。
-選手時代とは違って、よく走るサッカーをさせているようだが。
やっぱりサッカーは走らないけんね。ワシも30歳前ぐらいに分かりましたよ、やっと。自分のいい考え、いいアイデアとかいい技術を持っていても、それを出すのは体。選手には楽しんでもらいたい。楽しむためにも、走らないけんよね。選手も分かってると思う。楽しむために走るんやでと。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
結果はご覧のとおりでしたが、最初の1点目が僕らにとって痛かったかなと思います。
ああいう展開になってオープンになってしまうと、優れた中盤の選手を含めたマリノスさんのほうが一枚上手かなと思います。
なるべくクローズにして、少ない好機の中でと思っていましたが、そういう意味では先取点がかなり痛かったかなと思っています。
1-0で惜しかったなという負けよりも、完敗という感じもしますので、しっかり顔を洗って出直してこいということだと思いますので、しっかり顔を洗って出直したいと思います。
髭は剃りません。(会場笑)
質疑応答
-今日の試合は勝点をとることはできなかったが、何か持って帰るものはあるか?
中盤で浮いたボールとか、いわゆるセカンドボールが向こうにいってしまうのは何なんだろうなと思って見ていましたが、やはり全体的にチームバランスがマリノスさんが良くて我々が良くなかくて、真ん中の距離が近かったと思います。
それをしっかりと修正していかなければいけない。オープンプレーでは、向こうの長谷川とか兵藤とかが長い距離を走ってきたので、その対応に困った部分はあるのですが、ミドルサードのところで、もう少し予測とか判断のギリギリの変化ですとか、そういうところがゲームの流れを我々に持って来れなかったひとつの理由だと思います。やはりミドルサードでボールを動かしながらもう少し走力を活かすことが我々の良さでもあるので、その点をもっと突き詰めなければならないと思います。
ありがたかったのは3-0になっても湘南のサポーターが最後まで応援してくれて、試合後に挨拶に行ったときも、物を投げられてもおかしくない結果でしたが、声を出して最後まで応援してくれたこと、それが一番の収穫だったかなと。その強いモチベーションを次のホームでの広島、新潟と続きますので良いパフォーマンスと良い勝点をゲットできるように、また明日から精進していきたいと思います。
-中村俊輔選手の対策はどうとったのか、またセットプレーで失点したことについて?
俊輔は、皆さんもご承知のように真ん中でプレーする選手ではないので、それにマンマークをつけては我々の陣形を大きく変えてしまうことになるといこと。またプレーの特徴としては、自分でペナルティエリア内に入ることは多くないですよね。常に視野を大きく持ってそこからいいボールを配球する、中盤でリズムを作るということですから、我々のディフェンディング・サードのときに、そこからボールのもらい手側のほうのマークをしっかりする。それと視野を広げないようなディフェンスをする。この点を意識して送り出しました。
セットプレーに関しては、試合の前日に時間をかけてやってきたんですけど、マリノスはほとんど中澤と栗原が点を取っているのに、そのハイライトみたいなシーンでやられたのは、本当に情けないと感じています。いいボールが入ってくるのは、当然承知の上でトレーニングしてきたのですが。セットプレーで失点するチームは下位にいくというのはサッカーの常識でもあるので、それは早速やらなければならない最重要課題かもしれないです。
-32,000人の観衆で地に足がついていなかった部分があったのでは?
何人かはそういう感じはありました。夢見心地というのか。そういう選手が出てくると、チームというのはそっちに引っ張られていくのはサッカーの常識なので、それは否めないと思います。ただ、そういうのにも慣れていかなければならない。今日は非常に良い洗礼を受けましたので、その洗礼をこれからどうやっていくかということだと思います。
-セカンドボールが取れなくなってしまったという発言があったがそれはなぜなのか?
ひとつは、うちは三角形でむこうはダブルボランチで、長谷川を下げて4-2-3-1みたいな形でアンカーの永田のところにつけてきている。
長いボールが入ったときに、マリノスの選手たちはヘディングの技術が高い。我々はきたボールをドーンと跳ね返すのが精一杯だった。つまりセカンドボールを拾えないというよりも、向こうがうまくつないだという言い方が適しているかもしれない。どっちつかずのボールをギリギリのところで判断を変えて味方につなぐ技術があったと。長いボールでも自分たちのボールにするという意識とか気持ちとか余裕とか視野の広さとか、そういうものが見え隠れしたんだと思います。