馬入日記
【馬入日記:3月7日】ベルマーレのよさは“チーム力”!
開幕戦を戦い終え、2010年のチーム初得点を決めたジャーン選手に話を聞きました。
前半19分、坂本選手のシュートのこぼれ球を右足で叩きこんだゴール。
連動した動きで決めた見事なゴールでした。
「僕がファーストゴールを決めるなんて、みんな予想していなかったと思うけど(笑)。実際に自分のスペシャリティではないけど、ゴールをもたらすことができてよかった。早い時間だったし、みんながゲームにしっかりと入るきっかけになったかなと思います。チームとしても進化を見せられたと思うし、それはとても大切なことだと思っています」。
進化を見せられたという試合全体を具体的に振り返ってもらいました。
「前半はすごくいい形を作れていたし、いい連携だった。個々のテクニックもレベルの高いものを出せた。後半もそういった面をもっと出せればよかったけれど、逆に後半はメンタルの強さが出たかなと思います。メンタルというのは、山形は後ろをしっかりと締めてくるチームだし、雨の中でのゲームだったけれど、そういうことを言い訳にすることなく、ひたむきに力を合わせて闘えたという意味でメンタルの強さがあったと思う。テクニックもメンタルも監督の求めている大切なものだと思うので、トータルで見るといいゲームだったと思う。ただ、もっともっと可能性を秘めている部分があることは間違いない」とジャーン選手。
また、守備の部分に関しては…
「マークやスペースを締めていくという部分で、できることはやったつもりです。ただ、失点をしてしまったことは事実。オウンゴールであっても点をとられたことは現実として受け止め、チームとして改善したい」と話していました。
さぁそして次節は注目の神奈川ダービーvs横浜F・マリノス戦です!
「厳しいゲームになることは分かっています。やはりJ1の選手は一人で局面を打開する力をもっている。でもそこは1対1で勝負するだけでなく、ベルマーレのよさである“チーム力”で闘っていきたい。みんなで力を合わせるところが、このチームのよさだから」。
昨年同様に、1試合を重ねるごとに強くなっていくチームを目指して。
リーグ戦は始まったばかりです!
さて、今日はベルマーレフットボールアカデミーの保護者説明会が行われました。
ユースとJr.ユースの選手の保護者の皆さんを対象に、アカデミーの育成指針を説明すると共に、交流を深める場となりました。
まず、大倉強化部長による育成全体の方向性、クラブとして大切にしていることについて話をしました。
トップチーム同様に「何のためにベルマーレが存在しているのか」という根本の部分、そのためには何をしなければならないかということを伝えました。
そして、今年からフットボールアカデミーのディレクターに就任した大森酉三郎から「ライフスキルの向上」について話をしました。
この「ライフスキルの向上」はアカデミーとして今年最も重要視している部分です。サッカーだけではなく、普段の生活の中で例えば「常に感謝する気持ちを抱いているか」「整理整頓ができているか」「学校の勉強はきちんとできているか」…といったことをより重要視し、人間力を高めていくことを目的としています。
選手の努力はもちろんのこと、コーチ陣、そして保護者の皆さんとの協力のもと、選手たちを育成していきましょうという話をしました。
非常に興味深い話で、人間力を向上させることがいかにサッカーにいい影響を及ぼすかということを芯から感じることができました。
写真は、大森ディレクターです。トップチームの三平選手も大尊敬する(背番号36番にした理由の張本人です!)元神奈川大学サッカー部監督で、今年からアカデミーの全般を担当しています。
アカデミーもトップチーム同様に、明確な目標のもとで前へ前へと突き進んでいきます!