馬入日記

【馬入日記:3月6日】J1開幕戦!山形との激闘は1-1のドロー

100306-12010年のJ1リーグ戦がいよいよ開幕しました!
ベルマーレにとって、11年ぶりのJ1の舞台。開幕戦はモンテディオ山形を迎えてのホームゲームとなりました。

新しいライトグリーンのユニフォームに身を包み、選手たちが登場。
戦いの前の目には闘志にあふれ、迫力十分。勝利への想いを感じさせました。
ケガ人も出ていますが、「私にとっては送り出したメンバーがベストメンバー」という監督が選んだスターティングメンバーはご覧の11人でした。

雨の降る中、キックオフの笛が鳴りました。
ベルマーレは立ち上がりから積極的に仕掛けていきます。
シュートシーンも多く、何度もスタジアムが沸きました。
そして前半19分、パスを受けた新居選手がボールをコントロールして落としたところから坂本選手が左足シュート!GKが弾きこぼれたところをジャーン選手が右足でシュートし、ゴール!見事、先制点を決めました。

その後も迫力ある攻撃と気持ちのこもった守備を続けます。
しかし40分。野澤選手がシュートを弾いたところ、フォローに入っていた田原選手の足に当たってしまい、オウンゴールとなってしまいました。

1-1で迎えた後半も変わらず攻めの姿勢を持ち闘い続けます。
決定的なピンチも、そして決定的なチャンスもありましたが、その後はスコアが動かず1-1で開幕戦を終えました。

 
100306-2試合後の坂本選手。
10年間の苦闘の末に掴み取ったJ1の舞台。プロ14年目、ついに坂本選手がJ1のピッチに立ちました。
坂本選手に、自分を重ねて闘ってきたというサポーターの皆さんも多いのではないでしょうか。

試合前も、そして試合後も多くのメディアの皆さんに囲まれていました。

ジャーン選手のゴールを生んだ左足シュートも、前へ前へという意識を体現した坂本選手らしさでした。

試合後は勝点3をとれなかった悔しさのほうを強く感じているように見えました。
「J1を楽しみにいくんじゃない、勝ちにいくんだ」という言葉も坂本選手らしさです。

しかし、ベルマーレらしさを前面に出すことができました。
「これまでJ2での戦いでしたが、その積み重ねは間違っていなかったのだと思います」と振り返りました。

 

 
100306-3そして、地元平塚でのデビューを飾った馬場選手。
試合には家族はもちろん、たくさんの友人も応援に駆けつけてくれたそうです。

常々「感動を与えるプレーで平塚を元気にしたい」と語っている馬場選手。
前線での頑張り、コンビネーションは光るものがありました。

「ターゲットが前にいたらボールを当ててどんどんサポートして上がっていく、湧き出るような攻撃のイメージが僕の中にはあります。これからもっとラストパスや動きの質を上げていきたいし、できると思います」と語りました。

 

 

 

 

 

 
100306-4試合後の反町監督の会見です。

「勝ちたかったゲームだったことは間違いありません。ただ、久々のJ1の舞台で勝点1でしたが、次につながるゲームでした。重馬場でしたが、我々の狙っているサッカーを出すことはできたと思います」と監督。

多くのメディアの皆さんが取材に来られ(230人を超える!)、注目度の高さがうかがえました。
会見場も監督の話を聞くためにギッシリ混み合いました。

90分を通しての満足度は?と聞かれると「ゲームの中でも思ったより自分たちが主導して流れを掴むことができた。その意味では私にとっても手ごたえを感じた」と話していました。

さぁ次節は日産スタジアムで横浜F・マリノスとのアウェイゲーム。いきなりの神奈川ダービーです!しかも、中村俊輔選手の復帰試合ということで、大変な注目カードとなっています。
「おそらくたくさんの人が集まってくれる中で、“湘南やるじゃねえか”と思わせるような湘南らしいサッカーをしたいと思っています」と監督は意気込みを語りました。

次節の開催は3月13日(土)14:00キックオフ。
そして、次回のホームゲームは3月20日(土)13:00よりサンフレッチェ広島を迎えます。
どちらもスタジアムでの熱いご声援、よろしくお願いします!