馬入日記

【馬入日記:1月26日】アカデミーを支援!「暴れん坊基金報告会」開催

先日、3年前より毎年行われています「暴れん坊基金」の報告会が開催されました!

この「暴れん坊基金報告会」にご参加いただける方は暴れん坊会員に入会していただくか、暴れん坊プレーヤーというオリジナルユニフォームを購入していただいた方。
そもそも「暴れん坊基金」とは、サポーターの皆様への情報発信やサービスの提供などを意図したファンクラブとは異なり、将来を担うベルマーレの育成選手を長期的にサポートしていただくことを目的にしております。この基金はアカデミーの遠征補助や、環境整備のためのご支援をいただいています。(詳細はこちら

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今年度はユース(U-18)がイタリア遠征に行く補助に当てられるなど、育成年代の貴重な経験に役立っています。
今年度は個人158口、法人34口の方々、法人様にご支援をいただきました。

報告会でユースの時崎監督はイタリア遠征において肌で感じたというこんなエピソードを語りました。

「日頃、選手には闘う姿勢や球際での強さを強調して伝えています。ただ、イタリアの同年代の選手は結果が出ないと次の日から練習に来られなくなる、1年でサッカーをする場所を変えざるを得ないという現状の中で過ごしています。日本では、Jr.ユースに入れば同じ場所で3年間サッカーができて、ユースに入ればまた3年間でき、6年間は同じ場所でサッカーができるという状況です。イタリアの同年代の選手は明日はもうサッカーをする場所がないかもしれないという危機感から、自分が生き残るための強さというものがしっかり宿っていると感じました。そういう部分で球際の迫力や、ボールへの執着心などはまだまだ学ばなければいけないところがたくさんあったと思います」

国内では味わうことのできない貴重な経験を通し、選手たちのさらなる成長が期待できます。そして、選手たちは改めてご支援いただいた方々に感謝を伝えました。

そして、トップチームからアカデミー出身選手である菊池大介選手と岡崎亮平選手が報告会に参加しました!

菊池選手は「アカデミー時代は私生活も気にしながら生活しました。そういうところは今の自分にも活きていると思います」とアカデミー時代の話を。
岡崎選手は「湘南を背負って立つ選手になる」と力強い言葉を残しました。
この言葉には会場から「おー!」という歓声!アカデミー選手の期待を背に今年も躍動する姿に期待大です!

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そして、育成と言えば…曺貴裁監督です!

長い間育成に携わってきた監督の発言は会場全体が興味津々の様子。

「メンタルは大切です。ただ、指導者としてメンタルで人を判断してはいけない。それは我々大人も人付き合いがうまい人もいればそうでない人もいる。でもどちらのほうがメンタルが強いかはちゃんと向き合ってみなければ分からないもの。だからこそメンタルに働きかけないといけないのかなと思います」

監督の言葉ひとつひとつに選手への愛情や選手をもっと向上させたいという気持ちが伝わってきます。

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最後は恒例のじゃんけん大会で豪華プレゼント&サイン会!
あっという間の1時間半でしたが充実した会になりました。
ぜひ、未来の湘南ベルマーレを担う若い力にこれからもご支援のほどよろしくお願いします。