馬入日記
【馬入日記:12月16日】充実のトレーニング!大竹選手インタビュー
チームはオフに入っていますが、馬入にはまだグラウンドや筋トレルームでトレーニングをしている選手の姿があります。
夏頃に負傷しリハビリを続けていた大竹選手、チームがオフに入ってからもずっと休みなく、トレーニングに励んでいます。
「もうだいぶいい状態です。ケガをした時は、こんなにかかるとは思っていなかったんですけど、復帰しようとしてまた痛めたり…ということを繰り返したこともあって、思ったより長くなってしまった。もうほとんどよくなっているんですけど、リハビリをしていた時にみんながやっていた分を取り返さないといけないし、いましっかり体を鍛えて、来年は絶対にケガをしないようにという意識でやっています」と大竹選手。
オフに入る前の練習ではゲーム形式にも参加するなど、しっかり回復してきています。来年は始動から問題なくいけそうということで一安心です。
それにしても、ケガをする前の今季の大竹選手は頼もしさを感じるプレーの連続でした。
それだけに、ケガは残念でならなかったのですが、あの輝きは来季に向けて本当に楽しみなところ。
「試合を重ねるごとに、自分でも良くなっているのが分かったし、それを一年間続けられれば成長できると思えた。身体もすごく動いたし、前よりも守備もいけるし攻撃も出ていけるという手応えがありました。今年の最初のほうに言っていたのは、“チームのためにはやれていると思うけど、自分のよさが出せていない”ということだったんですけど、徐々にチームのためにプレーしながら、自分の良さも出せるという風になってきた。本当にその両方を求めていたので、手応え感じることができました」
そして、「あとはゴールを決めたいと思っていました。ファーストステージで取れなかったのでセカンドステージは絶対にゴールを決めたいという気持ちでやっていたんですけど…。そこは悔いが残っています」と。
長期のリハビリ期間を要する大きなケガを経験した大竹選手にとっては、「一年を通してプレーし続けたい」という強い想いがありました。
それだけに「また一年通してやれなかったという悔しさがあります。だから本当に来年こそはという気持ちでいます」と。
ただ、どんな状況になっても日々を大切にする気持ちを失わず、コツコツと前を向いてリハビリを続けていました。
「ケガに慣れるっていうのはよくないんですけど、でもケガとの向き合い方は分かっているので、リハビリの期間でも自分に何ができるかということを考えてやらなければいけないと思っています。もちろんケガをしないことが一番いいことですけど、今も、ケガをしない体づくりをしっかりしようという気持ちでトレーニングしています」
2015年はチーム全体としても成長を重ね、自信を得られたシーズンでした。
「ファーストステージは悔しい思いもしたし良い試合もあった。そういう波がありながらも徐々にチームとして成長できて、それをセカンドステージで発揮できるようになったと思うし、コンスタントに自分たちのスタイルを出せるようになったと思います。今年はJ2から上がってきたばかりでしたけど、その中でもセカンドステージは特にいい戦いができたので、今後さらにステップアップできれば、さらにいいチームになるんじゃないかと思います」
オフ返上でトレーニングに励む今も、充実の表情。
大竹選手のわくわくするようなプレーを、ピッチで見る日が本当に楽しみです。