【馬入日記：11月16日】鹿島との練習試合、そして広島戦に向けて。武田選手インタビュー

先週末はリーグ戦がお休みだったため、昨日はアウェイで鹿島と練習試合が行われました。
45分を2本戦い、ほとんどの選手が出場。0-2で敗れましたが充実した90分となりました。

練習試合後、武田選手に話を聞きました。

「リーグ戦では鹿島との試合に出場できなかったので、自分自身何ができて何ができないのかということを感じたいと思っていました。公式戦との違いはありますが、逆に相手は落ち着いている分うまさが出るとも思ったので、そういうことを感じられるいい機会だと思っていました。学ぶということもそうですが、自分がやってきたことをぶつけようと、そういう意識で臨みました」

実際に戦った感想は、というと。

「パス回しやポジショニングはうまいなと感じる場面が多かった。ボールを取りにいけば取れるんですけど、走らされてきつかったところもあった。やはり落ち着いていたし、ひとつひとつの技術が正確で、試合に出てまた感じたいと思いました。自分自身は、悪くはなかったと思いますが、ボールを取れる場所が少ないので、そこで確実に取らなければいけない。取りにいった時に疲れていることも多かったので、もっと考えながら動いていい選択をしなければいけないと感じています。もっとシュートやスルーパスなど試合を決定づける場面に絡んでいきたいと思っています」

シーズン中であっても、週に一度は必ず練習試合が組まれています。練習試合や練習から感じることも多くあるようです。

さて、新潟戦からまた間が空きましたが、次の日曜日、22日には今シーズンの最終戦が開催されます。

「練習はきついですけど、チームの雰囲気はすごくいいですね。最終戦は相手の年間優勝がかかっていることもあって注目される中での試合になると思います。こういう機会もなかなかないですし、本当に一年間の集大成を見せる試合になると思う。自分自身は、まずはメンバーに入って試合に出られるチャンスを掴みたい。いい終わり方ができれば来年にも繋がると思うし、まずは毎日の練習でしっかり見せて、メンバーを勝ち取りたいです」

今季、ベルマーレに加入した武田選手。
改めてここまでを振り返って、感じる自身の成長とは？と聞くと…。

「すべてにおいて、成長できていると思います。特に走りの量、そして質の部分。どこで走るのか、どこをしっかり埋めるかというところ。それから、前を向くとか、基本的な技術、状況判断などすべて、来た時よりも間違いなく上がっていると思います。試合に出られることは少なかったですけど、本当に充実しているし、成長の手応えはあります。でも、やはり試合に出なければいけないし、そういう成長できた部分をぶつける場面は必要なので、その機会を得られるように、練習からアピールしていかなければと思っています」

強い気持ちで過ごす毎日。
あとわずかに1試合となった今季のリーグ戦、広島戦に向け、変わらぬ充実した日々が続きます。