馬入日記

【馬入日記:10月29日】「続けることが大事」大槻選手インタビュー

151029-1チームは3連休を挟み今日から練習が再開しました。
今週はリーグ戦がお休みとなり、来週はアウェイで新潟戦を戦います。

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さて、練習後の大槻選手に話を聞きました。
まずは先週末のホーム最終戦となった鹿島戦を振り返って。

「前半はいい試合ができたし、みんなも手応えを感じていると思います。特に1点目は湘南スタイルの形が出たというか、人数をかけてゴール前に何人も入ってきて、それによって相手も捕まえづらかったと思う。ああいうシーンをこれからもどんどん増やしていきたいと感じるゴールでした。ただ、後半は2-0になったこともあって、少し押し込まれる時間が長くなってしまった。でも押し込まれても1点に抑えられたということは成長できていると思うし、今までになかったことかなと思います」

スタメン出場の大槻選手、得点に絡むと共に持ち味である前線からの守備でも大きく貢献しました。

「久しぶりのスタメンだったので、自分のプレーを出すこと、そして曺さんにも“泥臭く運動量をもってやっていれば必ずいい方向に向く”と言われていたので、そこは意識して試合に入りました」

曺監督も「ベスト1の中でも内容のいい前半だった」と試合後の会見で振り返りましたが、チームの成長を実感する45分でした。

「前半に先制点を取るとだいぶ違うので、そこはみんな狙っていたし、あの早い時間で取れたことは大きかったと思います。ホーム最終戦ということもあって、みんな気合も入っていたし、チームが一体となって、前から行ったり、守備だけじゃなくて攻撃でも前にどんどん出ていくということができていたと思います」

そういう試合ができた要因とは何か、と聞くと。

「みんながいつもどおりの練習をして迎えた試合で、ずっとやってきたことが出せた試合だったと思う。本当に毎日の練習を一生懸命やってきたことがたまたまこの試合に出たということだと思います。大事なのは、それを続けられるか、何回できるかだと思うので、これからも練習の時から意識しながらやれれば、本当にいい試合が続けられると思います」

馬入での練習は、勝利試合の後も、連敗した試合の後も、そしてJ1残留が決まった後でも変わることはありませんでした。
緊張感があり溌剌とプレーする選手の姿は、一年間どこを切り取っても変わらないと断言できるものです。

もちろん、残り2試合に向けても変わることはありません。

「鹿島戦の前半のように自分たちの試合をすれば、どんな相手であっても、それがJ1の上位であっても崩すことができると思う。残り2試合でも継続して出していきたいです。同時に、鹿島戦でもいろいろと課題は出たので、そこを修正することも意識したい。いいところも悪いところも、しっかり見つめてやっていけば必ず結果は出ると思うので、また次に向けて頑張っていきたいです」

まずは来週11月7日の新潟戦に向けて。馬入での切磋琢磨の日々は続きます。