馬入日記

【馬入日記:10月19日】気迫あふれる90分。藤田征也選手インタビュー

151019-1先週末に味スタで行われたFC東京戦は気迫あふれる戦いで接戦を制し、2-1で勝利しました。
この勝利をもって、ベルマーレは湘南になってから初めて2年連続J1で戦う切符を手にしました。
曺監督のもと、コツコツと積み上げひたむきに戦い続けた結果、残留というひとつの目標を達成しました。

もちろんチームの目標は、まだまだ先に。残り3試合でさらなる高みを目指します。

さて、そのFC東京戦で決勝点となった菊池選手のゴールをアシストした藤田征也選手。ドンピシャのクロスを入れ勝利に大きく貢献しました。

「いい形で先制できて、でも後半開始すぐに追いつかれてしまった。ただ失点した後も気落ちすることなく、前半やっていたことをやり続けて、すぐに1点返せたので大きかったと思います。クロスはタイミングもボールの質もよかったと思います。あそこしかないというところに狙い通り入れられたのでよかったです」

この日は古林選手が右のシャドーに入り、同じ右サイドで共にプレーしました。試合後監督は「二人は、お互いが出てお互いがサブみたいな関係でしたけど、いつかこういう形でやらせてあげたいなと思っていました。東京さんのウィークを突くためには、彼らのスピードあふれるプレーというのは必要だった」と話していました。

「天皇杯の時も一緒にやったし、その時もズレたりしたらお互いに声を掛けあって常にコミュニケーションを取りながらやれていました。東京戦でも声を掛け合いながらやっていたし、お互いの特徴はもう分かっているので、それを活かすように二人で工夫しながらやれたかなと思います」と藤田選手。

古林選手も同様に「征也くんと常にコミュニケーションを取ってプレーした」と話していました。

「僕が前に出たらコバショウが今までのポジションもやれるし、どっちがどっちになっても同じことをやれるという感じでした。コバショウのほうが少し慣れないポジションで難しかったかもしれないですけど僕はいつも通りでしたしやりやすかったです」

改めて試合全体を振り返ると…

「みんながあの試合に勝つために必要なことを、100%以上の力と気持ちでやり切ったと思います。ひとつひとつのプレーに気持ちが入っていたと思います。本当に湘南が目指しているサッカーとは違ったかもしれないですけど、でもいつもと変えた部分はあっても、勝つために自分たちのサッカーを信じて戦ったということは大きいことだと思う。ああいう試合をして、勝って残留を決められたのは本当によかったです」と。

さぁ残された3試合は鹿島、新潟、広島との対戦です。

「残り3試合は上位のチームともやるし、新潟には一度も勝っていないので、そういう相手にしっかり勝って、自分たちが成長したということを見せられるようにしたいです」

次節は10月24日(土)の鹿島アントラーズ戦。ホーム最終戦となります。

「ファーストステージで対戦した時は、勝ちはしましたけどほとんど相手にペースを握られるようなゲームになったので、ホームだし僕らが仕掛けて、僕らが先手を取れるようなゲームにしたい。鹿島は試合の進め方とかうまいチームなので、相手のペースにならないように自分たちのペースで戦えるようにしたいですね」

熱戦必至の重要な一戦。ぜひスタジアムへ!

※鹿島戦 試合情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/hg20151024