馬入日記
【馬入日記:9月10日】遠藤航選手が帰国!充実の表情
日本代表の一員として、ロシアW杯アジア2次予選の埼玉、そしてイランでの戦いを終えた遠藤選手が帰ってきました!
皆さんご存知のとおり、イランで行われたアフガニスタン戦では後半途中から出場!
東アジアカップで既に3試合フル出場を果たしていましたが、海外組も含めたメンバーの中での出場は初めてのことでした。
昨日の夜遅くに帰国し、そして今朝の練習からチームに合流…と相変わらずのタフさを見せています。
アフガニスタン戦で3枚目のカードとして、遠藤選手が呼ばれた瞬間、サポーターの皆さんの喜びはかなり大きかったことと思います。
限られた時間でしたが、どういう意識で入ったのでしょうか。
「まず失ったあとの守備の部分で、しっかり自分のところでまた奪い切って二次攻撃、三次攻撃に繋げるということと、ボールにできるだけ多く触って、ボールを受けながら前につけることだったり、もう1点2点取れるようなチャンスをつくっていきたいなというイメージで入りました」
初めて海外組の選手たちとプレーし、得られたこととは。
「もちろんプレーはしっかりしているし、一人ひとりの上手さは感じました。でも要所要所で自分のよさを出していくことはできたと思うので、練習のなかで通用する部分などを感じることができて、そのあたりは自信を持てるようになったと思います。代表に入り続けて、まずはスタメンで出るということを意識していきたいなと思いました。練習では、基本サブ組だったので、海外組の選手とは対戦するほうが多くて、どう抑えるかということを考えながら練習していました」
ピッチ内外でコミュニケーションを取り、大いに刺激を受けた様子です。
「ピッチ内ではもちろん、要求し合うことや考えていることを共有するためのコミュニケーションを積極的に取るという印象が残っています。ピッチ外でもサッカーのこともそうだし、Jリーグがもっと盛り上がるためにはどうしたらいいのかみたいなことを、海外組の選手も考えていることについて話を聞いたりして、サッカーを盛り上げたいという意識をすごく持ってる方たちなんだなと思いました」
“日本のサッカーをどう盛り上げていくのか”を日本代表選手たちが真剣に考えている、ということ。
「僕はサッカーの内容もそうだし、見てる人に楽しんでもらうことが大事だと思っています。でも競技場の問題もあると思うし、サッカー専用がもっと増えればとか、そんな話もしました。今、どのぐらいお客さんが入ってるのかとかはすごく気にしていました。僕自身もそういうことを考えるきっかけになりました」
ちなみに香川選手にはドルトムントの話も聞いたとか。
「香川真司くんは、曺さんがドルトムントが好きということも知っていて、ドルトムントの映像を見ますみたいな話をしたり、クロップ監督がどんな練習をしてるのかとかちょっと聞きました。それは曺さんのために!(笑)。具体的にじゃなくてどんな練習をしてるのかみたいな、流れですけどね。あとは、ドイツは2部でも1部でもすごい人が入るし、サッカー熱はやっぱりすごいという話も聞きました」
さて、ハードな日々ですがチームに戻るとすぐにリーグ戦が待っています。
「もちろんチームに帰ってまずしっかり勝つことを目標にやらなきゃいけないと思います。それを続けることで、また代表に選ばれるチャンスを自分で掴んでいければいいなと思います。次は入るだけじゃなくてスタメンで出場するとかそういうところが目標になるかなと思います」
心の充実が明るい表情に表れていました。
ますます逞しくなっていく遠藤選手に、ぜひご期待下さい!