【馬入日記：9月9日】白井康介選手、愛媛FCへ期限付き移籍

白井康介選手が愛媛FCへ期限付き移籍することになりました。
急なお知らせとなり、サポーターの皆さんには申し訳なかったのですが、白井選手自身は短い時間でよく考え、愛媛でのチャレンジを決めました。

8日、チームメイトに挨拶をした後、急いで愛媛に移動！既にチームに合流しています。

白井選手は大阪桐蔭高校を卒業後、湘南ベルマーレと契約をし、プロ1年目から福島へ期限付き移籍。昨年ベルマーレに戻り、1年半プレーしました。

「なかなか試合に出場することができずチームに貢献することができませんでした。でも、その悔しい気持ちを持って、愛媛では湘南で培ってきたものをしっかりと出せるようにしたい。湘南の選手として恥じないプレーをしたいと思っています」と白井選手。

愛媛は現在、J2で6位。

「愛媛FCはいまプレーオフ圏内にいて、ラスト12試合という大事な時だと思うので、自分が愛媛FCの躍進の一助となれるように頑張りたいです」と意気込んでいます。

もちろんその中で、白井選手らしさを発揮してほしいところ。

「しっかり走ること、そしてドリブルでゴールへ向かうという自分の特徴を出していきたいです。サポーターの皆さんに喜んでもらえるようなプレーをピッチで見せたいと思っています」

つい先日の天皇杯2回戦ではフル出場。山田選手のゴールのアシストを決め、またドリブルで仕掛けていくプレーなど随所にらしさを出しました。改めて振り返ると…

「ドリブルで仕掛けたり、クロスでアシストできたことはよかったと思います。まずチームがあって、自分がどう貢献できるかということが大前提ですが、自分を見せられる場なのでしっかり特徴を出して結果に結びつけたいと思っていました。試合前に曺さんが“忍耐”という言葉を使って話をしてくれたんですけど、なかなかリーグ戦で出られていないメンバーも多かったので、本当に強い気持ちを持って戦おうと、みんなで試合に入れたと思います」と。

勝ち切ることが重要な天皇杯で結果を出し、反省も含め90分を通して多くのことを感じた時間だったようです。

「細部のところでもっと責任感を持ってプレーしなければいけないということを痛感しました。試合の中で学んだことを、今後の試合にポジティブに繋げていきたいです」

どんな時も、コツコツと努力を惜しまない姿がありました。
J1もJ2も、シーズンは終盤に差し掛かってきています。
ベルマーレから離れてしまうことはもちろん寂しいですが、重要な時期に愛媛FCに加わる白井選手に、ぜひ引き続きのご声援をよろしくお願いします！