馬入日記
【馬入日記:8月9日】再開後に向けて。永木選手インタビュー
約2週間の中断期間、充実の練習を重ねる毎日。
暑さ厳しい中ですが、真っ黒に日焼けした選手たちは元気にトレーニングに励んでいます。
練習後、永木選手に話を聞きました。
直近の柏戦では、普段ボランチを組んでいる菊地選手はシャドーに入り、ボランチを組んだのは石川選手でした。
「本当によかったと思います。俊輝(石川選手)もここのところすごく成長してきているし、試合を重ねる毎に自信や落ち着きが増していると思います。この間の柏戦も、最初から落ち着いてゲームに入って、ミスも少なかったと思う。俊(菊地選手)は運動量がある選手なので、前をやりながらひとつ後ろに下りてくることもできる選手なので、ひとつの強みになると思います。ああいう形が成功したので、チームとしてもすごくいいバリエーションになりました。僕自身はそれぞれの特徴を見ながら、うまく合わせてプレーできればと思います」
試合後には珍しく「今日のゲームは満足しています」と話していた永木選手。「今季ベストゲームだったのでは?」と聞かれると…
「そうですね、自分の手応え的にも柏戦はベストでした。90分通して本当に隙がなかった。足も止まらなかったし、連動していたと思います。一人がいくことによって、後ろの選手がしっかり連動して修正しながら動けていたので、柏の選手も出しどころがなかったと思う。そういうことが90分切れずにできたと思います」と。
さて、12日の清水戦まであと3日。再開の時は迫っています。
「清水はタメの作れる選手やパワーのある選手、一人で点を取れる選手など特徴のある選手がいる。特にそういう選手が前に揃っているのでパスが入るとピンチになると思います。柏戦ではボランチの位置でうまくくさびのパスを入れさせなかったりということができたと思います。全部が全部、FWにつけさせないのは難しいので、起点を作られたとしてもそこからやられなければいいわけですから、そこからプレスバックして戻ったり、DFの選手中心に、カバーリングなどもしっかりやって点を奪われないようにしたいと思います」
連勝という意味では、1stステージ最後の松本戦と2ndステージ最初の名古屋戦で果たしていますが、ステージで分けるとまだ連勝はありません。
「連勝はすごく勢いになるし、一昨年も連勝は1回もできなかった。連勝できるようになってくると、チームとしてもう一段階上がっていけるのかなと思っています。2連勝、3連勝とできれば当然順位も上がっていくし、選手たちの自信とか意識、雰囲気、いろいろなところが変わってくる。そういうことはJ1では今までできなかったので、そういうチームになっていきたいです」
今年は十数年ぶりの勝利…という試合が多くあります。
「ベルマーレの歴史をみても、今年は本当にいい年になっているのかなと思うし、自分たちでそういうチームを作ってきたという自覚もあります。航(遠藤選手)も代表に入りましたし、チーム全体的に自信を持てていると思います。数年前なら考えられなかったことがひとつひとつ現実になっている。チームとして、ACLなどの高い目標に向けてやっている途中の段階ですが、決して遠い目標ではないと思っています」
再開後の8月は清水、浦和、川崎(唯一のホーム!)、G大阪戦と清水以外は1stステージで悔しい敗戦を喫した相手です。
「そういう相手にしっかり勝ちたい。ここで勝ち越せればすごく自信になるし、自分たちが成長できるきっかけになればと思っています」
アウェイ2連戦を戦いホームに帰ってきます。
22日はBMWスタジアムへ!ぜひお早めにチケットをGETしてください。
※22日川崎戦の情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/hg20150822