【馬入日記：7月23日】遠藤航選手がついにA代表選出！！

本日16:00、日本代表のハリル・ホジッチ監督が会見を行い、8月2日から中国で行われる「EAFF東アジアカップ2015」に出場する日本代表メンバー23名を発表しました。

その23名の中に、湘南ベルマーレの遠藤航選手の名前が！
五輪代表に続き、ついにA代表にも選出。遠藤選手、初めてメンバー入りを果たしました。

ベルマーレとしては、2010年に村松大輔選手（現・清水）が日本代表メンバーに選ばれて以来の選出。
さらに、出場すれば実に1998年のフランスW杯に出場した、中田英寿さんや小島伸幸さん、呂比須ワグナーさん以来となるのです。

今日、発表に先立ち強化部から選出について話を聞いた遠藤選手。喜びももちろんあったと思いますが、とても落ち着いて「ここからが大切」という想いを強く持っているような印象を受けました。

遠藤選手の第一声は「周りの皆さんへの感謝の気持ちです」というもの。
そして、「湘南からA代表に選ばれることがここ最近はなかなかなかったので、湘南からA代表に入りたいという想いを持っていました。今回それが叶ったことを嬉しく思います」と笑顔で語りました。

また「A代表に選んでいただけたのは、もちろん僕だけの力ではない。今までお世話になった方々の支えがあったからこそだと思っています。ユースから所属しているベルマーレをはじめ、小学校のチーム、中学校の顧問の先生、それから高校の時は代表に行ってあまり授業に出られないなかいつも助けてくれた担任の先生、もちろん家族やサポーターの皆さんなど、本当にいろいろな人の支えがあって、サッカーを続けてくることができたと思っています。そうやって常に支えてくれた方々に、本当に感謝しています」と一人ひとりの顔を思い浮かべるように、改めて感謝の言葉を語りました。

今回、約2週間前に東アジアカップの予備登録メンバーの50人に選出されたことが発表されていました。

「A代表は自分の目標として持っていましたし、J1で試合をする中で常に意識していました。予備登録メンバーに選ばれたことは、もっと成長していきたいという意欲、モチベーションに繋がっていました」

50人からさらに絞られた23人の中に入ったという形です。

また、キャプテンを務めている五輪代表でもA代表の戦い方はチームとして常に意識しているところ。

「手倉森さんからも五輪代表の時にA代表を意識した映像を見せてもらったりもしています。プレーのイメージは、A代表の試合を見る時にも意識していました」と。

DF、中盤と様々なポジションでタスクを全うする遠藤選手、A代表でもよさを存分に発揮してもらいたいところです。

「自分の特徴をシンプルに出していこうと思っています。球際の部分や縦につけるところはどんなサッカーでもやれたほうがいいと思うし、曺さんからもずっと指導してもらっているところなので、自分の良さとして出していきたいと思います。試合に出られるチャンスはモノにしていかなければいけないですし、何度もチャンスが与えられるものではないと思うので、臆することなくプレーしたいです」

少し前に、テレビ朝日「やべっちFC」の収録で長谷部選手とのキャプテン対談を行う機会がありました。

「長谷部さんと話をさせてもらって、キャプテンとしての在り方を相談させてもらうような形だったんですけど、自分の中でこれでいいんだ、と確信を持てたところもありました。長谷部さんは本当に自分のことだけじゃなくて、日本代表全体のことを考えて、どうすべきかということを考えられている方だったので、学ぶことが多かったです」と刺激になった出会いを振り返りました。

今回も多くの経験ある選手とコミュニケーションを取ることが、また成長のきっかけとなりそうです。

「いろんな選手とコミュニケーションを取れればと思うし、できるだけ多くの選手と話をしてみたいです。A代表に長く入っている選手もいるし、そういう選手が普段どんな風に練習に臨んでいるのかとか、そういうことを聞いてみたいです」と遠藤選手。

大会は8月2日から開催されます。
2日に北朝鮮と、5日に韓国と、9日に中国と対戦します。

遠藤選手のさらなる成長に期待しましょう！
そしてその前に、明後日の鳥栖戦、そして29日（水）にホームで行われる柏戦に、まずは全力を注ぎます。
ぜひご期待下さい！

※次回ホーム・柏の試合情報
http://www.bellmare.co.jp/hg20150729