馬入日記
【馬入日記:7月10日】いよいよ2ndステージ開幕!永木選手インタビュー
明日からいよいよJ1リーグは2ndステージがスタートします。
湘南ベルマーレはBMWスタジアムに名古屋グランパスを迎えての一戦。
イベントも盛りだくさんです。ぜひ下記試合情報をチェックしていただき、ご来場ください!
http://www.bellmare.co.jp/hg20150711
さて、開幕を前にキャプテン・永木選手に話を聞きました。
まずは1stステージの感想は。
「順位的には後期に向けて一桁が狙える位置なので、満足はしていないですけど悪くないポジションにいると思います。いろいろな経験をした中で、たくさん課題も出たし、いいところも出た。その課題というのも分かりやすく出たと思うので、それを後期に持ち越さないようにしたい。あとは全体的にチーム力が上がってきているのを感じています。試合をやりながら感じるところもあったし、試合に出ていない時に上から見ていてもすごく感じた。それはすごくいいところだと思っています。後期もそう体感できる内容の試合をしたいですね」
分かりやすく出た課題、というのは…
「自分たちのよさはポゼッションするサッカーでもないですし、守るサッカーでもない。曺さんからの指示もレベルが高くなってきていて、自分たちのやるサッカーを変えてはいけないということがもちろん前提にありながら、守るところは守るとかそういう話をしてくれる。ただそういう話を聞くと、そっちに意識が強くなりすぎるところがあったので、もっと柔軟に対応できるようにならなければいけない。例えば、新潟戦やマリノス戦は内容が悪かったですが、守りに入りすぎたり、ボールを失ってはいけないという気持ちが強すぎてしまった。もちろん試合に応じた対応をしなければいけないですけど、大前提として自分たちのスタイルを崩してはいけないと思う。そういう課題が分かりやすく出たので、後期は指示をしっかり理解して、自分たちでもしっかり判断してプレーできるようにしたい」と永木選手。
チーム力の向上という面ではどうでしょうか。
「ここが、というところではないんですけど、やっていて“できているな”と感じることが多くなりました。以前のベルマーレと比較すると、一昨年も最後のほうは少しあったんですけど、しっかり戦えるようになってきたと思うし、そういう戦いが常にできているのは自信になります。特別指定の時(2010年)なんかは本当に何もできなかったので。それは例えば、試合後に出てくる選手の言葉、雰囲気においても一昨年や2010年とはまったく違うものです。そういうところにチームの成長を感じます」
1stステージが終わってから約2週間のインターバル。意識して過ごしたことは。
「チームとしては、細かいところで勝敗が分かれるという話をされていて、本当にそうだなと思う。このインターバルでは、例えばすごく地味ですけどスローインの練習もしたし、セットプレーの練習もたくさんやってきました。実際にやられているシーンを振り返ると、自分たちのスローインから失ってボールを取られてからの失点というのもある。逆にそこで点を取れたり守れたりすれば、勝点を積み重ねていけると思うので、細部にこだわってトレーニングをしてきました」
さぁ明日は、1stステージで悔しい負け方をした名古屋を迎えます。
「前期、嫌な形で負けてしまった相手ですし、出た選手はすごく覚えていると思う。ただ、あの試合の反省を活かして、前期はその後に立て直せた部分もあったと思う。同じ相手に二度負けるわけにいかないですし、後期の最初というのもあるし重要な試合になると思っています」
前回の対戦では、前にいこうとしたところで奪われてカウンターを決められるというシーンもありました。
「ああいう形で取られることはもうないと思うけど、あの時は取られた後の準備ができていなかったところもあると思う。取られないことが一番ではあるけど、取られた後のポジショニングをしっかりとすること。同じような形で失点するというのは、名古屋戦以降なくなっていると思うので、継続してやっていけたらと思います」
いざ、2ndステージへ。この17試合に全力を傾けます。
「チームとしては前期よりも多く勝つこと。それがひとつの目標ですが、最大目標は3位以内。ACLに出られるチャンスがあるしい、そういう目標をチームとしてしっかり持つのはいいことだと思うので、そこに向けてやっていきたいです」
2ndステージも、ぜひ熱いご声援をよろしくお願いします!