馬入日記
【馬入日記:6月6日】明日は川崎戦!菊池大介選手インタビュー
明日はアウェイの等々力で行われるSKYシリーズ・川崎フロンターレ戦です!
1stステージは残り3試合。
「次のひとつを勝つことが大事」と曺監督が話すように、目の前の1試合に集中し、明日も戦います。
練習後、菊池大介選手に話を聞きました。
まずは今週水曜日に行われた、ナビスコカップのFC東京戦について。
「いつもどおり、相手の強みを把握したうえで、そこに注意を払って無失点で終われたことはチームとして大きかったと思います。勝てなかったのは、点が取れないという部分で課題を感じています。広島戦同様に自信になる部分もあったし、まだまだやらなければいけないなということを感じるゲームだったと思います」
後半の途中からは、なんとボランチとしてプレーしました。
「やるとは思わなかったのでちょっとびっくりしました。ユースの時とJ2の時に試合中に少しやったことがあるんですけど、久しぶりすぎて…。ただ、そんなに慌てずに、難しく考えすぎずにやれたと思います。守備のところは俊介(菊地選手)に任せて、少し前めにプレーしようと思っていました。セカンドボールをしっかりチームのものにするということを意識しました。あとは、時間も多くなかったし、相手も前から取りにくるという感じじゃなかったので、受けて散らしたり、縦にパスを出すことを考えました」ということ。
このボランチへのポジション変更について、監督は「大介は足が止まっていなかったので」という話をしていましたが、この連戦の中でも足を止めることなく走り続けているのが菊池選手です。改めて、運動量については。
「90分間走るとかスタイルを出し続けるのは、特別なことではなく当たり前のことになっています。個人もそうだしチームとしても、そのベースがあって、その上でもう一段階何ができるかということをやっている。それがなければ試合にも出られないと思うし、今は意識をすることではなく普通のことになっています。どちらかと言うとシュートを決め切れないとか、守備の1対1で抜かれてしまうということのほうが、自分の中に残ってしまうし、もっとやらなければといい想いのほうが強いです」と。
ところで、リーグ戦では現在5戦負けなし、4戦無失点という状態です。手応えは…
「前の追い方もよくなっていると思うし、それに対して後ろの準備もいい状態。ラインの設定も3バックを中心に細かくやってくれているので、少しの積み重ね、努力が無失点という結果に繋がっていると思います。ただ、点を決めないと勝てないスポーツ。チャンスも作れていると思うので、東京のように、中がしっかり強い相手に対して、例えばロングシュートを打ったり、駆け引きというのももっともっとやっていかなければいけないと思います」と菊池選手。
そして、明日は川崎フロンターレとの一戦です。
「うまい選手、強い選手がたくさんいるし、自分たちより上位にいる相手だし、勝点も近いし、神奈川だし…本当に負けられない要素がたくさんある相手。そういう意味ではすごくわくわくしています」
川崎の印象、そしてどんな戦いをしたいと思っているでしょうか。
「川崎の試合を見ていると、ボールをまわすのがうまいというのはみんなが感じると思います。広島や東京同様に、ある程度まわされる時間帯や相手の時間帯もあると思うんですけど、そこで焦れないことが大事だと思う。シーズン前に川崎と練習試合をした時、試合中に声を掛け合ったり、試合が終わって話もしましたが、“やらされているのでも、走らされているのでもなくて、自分たちからやっているから大丈夫だよ”と。そういう声や、個々の気持ちの持ちようとして、ポジティブな気持ちを持つことは大事だと思う。そう思ってやっていれば、後半は自分たちのほうが走れると思うので、ブレずに焦れずにやれれば絶対勝てると思っています。みんなで協力してやっていきたいと思います」
現在勝点19で7位のベルマーレ。そして川崎は勝点21で6位。順位をひっくり返すこともできます。
熱きダービーは熱戦必至。
ぜひ、等々力で共に戦いましょう!!16:00キックオフです。