馬入日記
【馬入日記:5月26日】明日はナビスコカップ新潟戦!武田選手インタビュー
リーグ戦とナビスコカップが交互に行われている怒涛の連戦中。
明日はアウェイでナビスコカップ新潟戦が行われます。
リーグ、ナビスコを合わせて現在5戦負けなし。(3勝2分)
新潟戦も19年ぶり(!)となる決勝トーナメント進出に向け、重要な一戦となります。
さて、前回のナビスコ松本戦でスタメン出場し、チームにとっても大きな先制点を決めた武田選手。少し前(と言っても1週間前!)の試合ですが振り返って話を聞きました。
「得点は嬉しかったですし先制点を取れたことはチームにとってもよかったと思うんですけど、2点目を早い時間に取れればもっといい試合になったのかなと思います。曺さんも言っていましたが、もっと上を目指すならもっと圧倒して、もっといいゲームをしなければいけなかった。ボールをまわしてはいたけど前半はあまりチャンスを作れなかったし、後半、自分たちのミスで失点したあたりから5分10分相手の流れになってしまった。直輝(山田選手)が決めた後に、3点目4点目を取るチャンスもあったと思うので、2-1ではなく3-0くらいで結果も圧倒できたらよかった。そうすれば、見てる人の気持ちよさも違うし、やっている僕らも自信がつく。接戦になってしまったのはもったいなかったと思います」
ただ「反省すべきところはしながらも、あまり悲観的に考えないようにしたい。普段リーグ戦に出られない選手が多い中、気持ちも相当入っていたと思うし、そういう思いが伝わる部分はあったのかなと思います」と。
改めてゴールシーンを振り返ると。
「岡﨑の縦パスから洋平(大竹選手)に入って、洋平のダイレクトでブルーノ、僕ときたのですごくいい流れだったと思います。ブルーノが持った時に前にスペースがあったので、僕としては当たり前のことをやっただけです。ピッチの上にいた時はあまり覚えていないんですけど、映像で見たら本当にいい流れでしたね」
武田選手自身、久々のスタメン出場でしたが…
「普段は練習試合でも緊張するほうなんですけど、と全然落ち着いていました。(特別指定の)高野が本当に4、5年前の自分とまったく同じ状況だったんです。BMWスタジアムで、ナビスコで平日のナイターで。あの時は不安ばっかりだったんですけど、それを思ったら緊張しないというか。高野はマリノスのユースの後輩でもあるので、何かサポートが必要であれば助けたいと思っていました。僕自身もすごくチャンスだし、全力でやること、とにかく戦うということを意識していあました」ということ。
そして、ナビスコカップは決勝トーナメント進出まであと一歩というところまできています。
「勝点8がとれているので、ここまできたら絶対に突破したいです。決勝トーナメント進出を掴み取れたら自信にもなる。湘南は、誰が出ても、技術の差は多少あるかもしれないけど、気持ちの面では全員が戦うし全員が本当に一生懸命やるのが当たり前というチーム。それは本当にうちのよさだと思います」
もちろん、悔しい想いもしてきました。しかし…
「湘南にきて、試合はあまり出てないですけど、今までいたどのチームよりも成長させてもらっているという実感があります。日々の練習の中で、ちょっとでも気持ちが切れそうになったら、曺さんがケツを叩いてくれるし、何よりチームメイトがみんなすごいやる気があるので、本当にフワっとした日がない。例えば大学生との練習試合でも、公式戦のように戦うし、そういう意味ですごく成長させてもらっていると思います」と武田選手。
日々のポジション争いは本当に熾烈です。選手同士の切磋琢磨こそが個を磨き、そして大きなチーム力へと繋がっています。
「ゴールのことはもう置いておいて、次出る時にいいプレーしないと。本当に日々競争なので、次にいかないといけない。リーグ戦でのメンバー入りも、そしてナビスコでも予選突破がかかっているので、精一杯頑張りたいです」
20年ぶりの○○、19年ぶりの○○といったことが本当に多い今季。
ひとつひとつ、歴史を塗り替えていきたいところです。