【馬入日記：5月22日】明日はホームで清水戦！大竹選手インタビュー

1週間に2回のホームゲーム、明日はリーグ戦に戻って第13節、清水エスパルス戦です。
選手もハードですが…サポーターの皆さんもハード！しかし見逃せない一戦を、ぜひスタジアムでご観戦下さい！

水曜日のナビスコカップ松本戦で先発出場した大竹選手。
2-1で勝利した試合の感想を聞きました。

「曺さんも言っていましたが、もっと余裕をもって勝たなければいけない試合だったと思います。勝ち切れたことは次に繋がると思いますが、自分たちで難しくしてしまった感じはありました」

勝利した試合でしたが、監督からは厳しい言葉が。そして選手たち自身も同じように振り返っていました。

大竹選手は武田選手の先制点にも絡むなど存在感を放っていました。

「最近はだいぶプレーが整理されてきたと思います。あとはやっぱりゴールを決めるとかゴールに絡むプレーをもっと出していきたい。松本戦の先制点はチームとして、ああいうしっかり縦に入れてそこからコンビネーションで崩していくことは狙っていたので、形として出せてよかった。あのメンバーで練習試合もやっているし、コンビネーションはどのメンバーとも問題なくできると思います」

メンバーは前節のリーグ戦とは大きく変わりましたが、ナビスコカップはここまで負けなしできているように結果を出せていることは大きな成果です。

「いつも試合に出ているメンバーもやらなければという気持ちになると思うしチーム全体の底上げに繋がると思う。チームのいい相乗効果になると思います。ただ、もっとできたという気持ちのほうが強い。自分の中でも少し物足りない感じはありました。ケガ明けということもあったので、次の試合はもっと自分のプレーを出せるようにしていけたらと思います」と大竹選手。

後半は惜しいシュートシーンも何度かありました。

「最近はまずシュートを考えています。もともと最初にパスを考えてしまうプレーが多くて、1試合でシュートがゼロの試合もあった。でもあのポジションだとまずはシュートを考えることを意識するようになった。シュートを打てないから、次にパスという意識で最近はやっています。ああいうシュートシーンはもっと増やしていきたいと思います」

ところで、明日の清水戦に出場をすると、大竹選手はJ1・J2通算100試合出場を達成します。

「100試合と聞くと、僕の年齢だと遅いほうだと思うので全然足りないなという印象です。まだまだ通過点だと思うし次は200試合を目指してやっていきたいと思います」

もちろんまだまだ通過点。
でも、100試合を数えるまでには本当にいろいろなことがありました。

「いろいろな経験をしたと思います。全部、よく覚えています。1年目は失うものもないから思い切りやれて自分のプレーを出せた。2年目はいろいろ考えすぎてプレーが小さくなってしまった。3年目は自分のプレーはできているけど試合には絡めず、4年目はJ2だったんですけどJ2の試合も出られなくて、夏からセレッソに移籍。5年目は東京に戻ってきて少し試合に出始めたと思ったところで前十字をやってしまって…。6年目に復帰して、でも試合に出られなくてベルマーレにきて、試合に出始めたところでまた前十字をやってしまって、7年目の去年復帰して…で、今に至る。毎年いろいろありましたね」

そういう意味では、キャンプから全開でプレーできている今年は一層の充実感を感じているのではないでしょうか。

「そうですね。絶対に1年目よりも今のほうが成長していると思うし、今までで一番充実した年にしたいです」

さらなる進化のためには…

「前まではボールを持った時のプレーをしっかりやっていればいいみたいな感じでずっとやってきたんですけど、いまはオフ・ザ・ボールの動きの大切さを感じています。攻撃でも守備でも、ボールを持っていない時の動きという面で、いまは成長できていると思います。あまり目立ったプレーじゃないところを当たり前にやれるようにならなければいけない。それはすごく大事だし、やれるようにならなければ試合には出られない。それを当たり前にやりつつ自分のよさを出せれば一番いいなと思います」と。

自身の進化を感じられるのは、きっと楽しいはずです。

「湘南にきて、運動量とか守備の大切さとか、ボールを持つ前の動きだったり、学ぶことができている。徐々にやれるようになってきたと思います」

さて明日は清水戦です。

「今年、あまり結果がついてきていないですが、力のあるチームだと思うのでしっかり戦って勝たなければいけない。下との差を広げたいですし、これからは下を見るんじゃなくて上を見て戦っていきたい。少しでも上に近づきたいです」

ホームで戦う重要な一戦。スタジアムで熱いご声援を！