【馬入日記：5月1日】鳥栖戦で思い出したもの。島村選手インタビュー

前節、29日の鳥栖戦は心に刻まれる試合でした。
3連敗で迎えたホームゲーム、選手たち一人ひとりの強い気持ちを感じる一戦は4-2で勝利を収めました。

この試合で先発出場し2得点を挙げた島村選手。
振り返って話を聞きました。

「マリノス戦でうちらしくない試合をしてしまって、さらに3連敗ということもあったので、曺さんからも“原点に戻ろう”という話がありました。改めて自分たちらしさを出そうということでみんなでやった中、攻守ともに一体感をもってやれたことがいい結果に繋がったと思います」

まさしく一体感。一時は1-1の同点にされるも誰一人下を向くことなく、戦い抜きました。

「失点をした時もみんなで声を掛け合って、意思統一しようということができていた。それは当たり前のように毎試合やらなければいけないところですけど、少しできていない部分もあった。細かいところを見直して、意識を変えるだけでいい方向に向いたかなと思います」

島村選手自身は仙台戦以来、リーグは今季2度目の先発でした。意識していたこととは。

「より声を出そうということは意識しました。試合前から点を取りたいというのは思っていたんですけど、本当に取れたのでよかったです。ゴールのパワーって本当にすごいなぁと改めて感じます。今も中2日で体はきつい部分はありますけど、疲れが吹き飛ぶというか、精神的には“スーパーいい状態”で次に向かえますね」と。

そのゴール、1点目はコーナーキックの場面、大竹選手からのボールにヘディングで合わせました。

「フリーでいられたところに、洋平から本当にいいボールがきたので、渾身の力で打ちました。狙ったところにいったのでよかったです。2点目はちょうどいいところにいられましたね」

2点目は菊地選手のシュートをGKが弾いたところを狙うというもの。さすがの嗅覚でしっかり仕留めました。

終了のホイッスルを聞く時には、スタジアムが大きな歓声に包まれました。
ただの一勝ではない、意味深い一勝でした。

「なんとしても、これからいい流れを作っていきたいです。連勝すると自信も持てるし波に乗れるので、そこを目標にまず明日の名古屋戦にしっかり勝ちたいです」

今日から5月ですが、なんと1ヶ月に公式戦が8試合もあるという連戦。
全員の力でしっかり乗り越えていきたいところです。

「鳥栖戦のように一体感をもって戦っていきたい。毎回同じような気持ちでやれたら絶対に結果はついてくると思う。鳥栖戦でみんな、自分たちのよさというのを思い出したと思うので、それを毎試合出すだけだと思います」

そして、明日の名古屋戦の後は中3日でホームゲーム！
6日（水・祝）は神戸を迎えます。ぜひ、GW最終日はBMWスタジアムへ。

※神戸戦試合情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/hg20150506