馬入日記

【馬入日記:4月7日】自信をもって積極的に。藤田征也選手インタビュー

150407-1リーグ戦、ナビスコカップと連戦が続いています。

先週土曜日、アウェイで行われた山形戦は2-1で勝利を収めました。
前半の立ち上がりに高山選手が、さらに藤田征選手が追加点を奪い2-0に。アグレッシブに、自信をもって前へと仕掛けていく姿勢が得点に繋がりました。
前半の終了間際にセットプレーから失点を許しますが、その後は後半の強風にもしっかり対応し失点を許さず、そのまま2-1で勝利しました。

今季初得点を挙げた藤田選手に話を聞きました。

「立ち上がりは本当に全員が集中していい入りができたと思います。ミーティングで監督からモチベーションを上げてくれるようなことも言ってもらったし、積極性を出せという話がありました。チャンスもすぐに作れたので、そこで僕が決めていればよかったと思うんですけど…。ただみんなの積極性がしっかり出て、前半で2点取ることができたのは大きかったと思います。去年はアウェイの山形で、勝ってはいますけど立ち上がりが悪くてハーフタイムにものすごく怒られたので、そういう反省も踏まえていい入りができたと思います」

ただ、勝利した試合の中でも、反省点をみつめています。

「前半もゲームの流れができている中で、ミスによって相手に流れがいったところもあった。そういう部分はJ1だとワンプレーで局面が変わってしまうところがあるので気をつけなければいけないと感じました。前半終了間際の失点シーンも防げたと思います。僕がこぼれたボールをクリアしたのが少し小さくなってしまって、相手に渡って結果シュートが当たって入ってしまった。2-0でいいゲームができていた中であそこで1点とられたというのはもったいないし、なくさなければいけないと思います」

その前の鳥栖戦でもいい入りをし、積極的な攻撃を仕掛けるも、しかし無得点に終わりましたが今回は得点へと結ばれました。

「鳥栖も攻撃の時間は多かったけど、シュートの数という意味では山形のほうがより多く打っていたと思う。やはりそこまでいけたことが大きかったと思います。僕自身も、チャンスが多くきていて、クロスが合わなかったりシュートも外していたので、これで点を取れなかったらマズいなと思っていたので、得点が取れたことはよかったです」

ゴールはアリソン選手が落としたボールを中へ切れ込んできた藤田選手がループ気味のシュートを放ち決めたものでした。

「曺さんからも中に入ることは意識するように言われていました。ああやって中に入っていけば、今後の対戦相手は中もあるのかなと思うと思う。ゴールになればそういう映像を見ると思うので、より縦が効いてくるのかなと思います」と。

また、守備に関してはどうでしょうか。

「チーム全員でしっかり取り組めていると思います。自分たちのいい時間帯の時でも後ろの選手は油断せずに準備をしていて、そこで潰せたり、そこから二次攻撃、三次攻撃にも繋がる。相手に早く攻めさせないこと、全員が切り替えてということはすごくできていると思います。そのひとつひとつが失点の少なさに繋がっていると思います」

開幕してからここまで、リーグ、ナビスコ含めて開幕戦の浦和戦で敗戦を喫して以降、負けていません。

「自分たちの良さ、やろうとしていることを出せれば十分に通用するなということを感じます。ただ浦和の時や鹿島の立ち上がりもそうだったんですけど、自分たちの強みが出せないでちょっとした緩みが出た時には一気にやられるということも感じています。どれだけ90分通してよさを出し続けられるかということだと思うし、出すことができれば本当にいいゲームができるという手応えがあります」

連戦の中でも、馬入では懸命なトレーニングが続いています。
その成果がしっかりと結果に結ばれるように、まずはナビスコカップの広島戦、そして12日(日)の4試合ぶりのホーム・FC東京戦へと向かっていきたいところです!

※FC東京戦の試合情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/119280