馬入日記

【馬入日記:3月23日】仙台に引分けでリーグ連勝ならず。島村選手インタビュー

150323-1昨日はベガルタ仙台を迎えてのホームゲームでした。
11,000人以上のご来場をいただき、いい雰囲気の中で行われた一戦。
90分間自分たちのスタイルを出すも、仙台の堅い守備を破ることができず0-0のスコアレスドロー。リーグ戦連勝とはいきませんでした。

今日のリカバー後、仙台戦で今季初スタメンとなった島村選手に話を聞きました。

「久しぶりのJ1だったので緊張するかなと思ったんですけど、緊張せずに入れました。一緒に3バックを組んだバイアがすごくいいコーチングしてくれるし、いいポジショニングでカバーしてくれるのですごく有難かったです」と島村選手。

3バックは島村選手、アンドレバイア選手、三竿選手の3人。試合に入る時に意識していたこととは。

「仙台は引いて守って、トップに当ててカウンターという戦い方が分かりやすいチームなのでそこを絶対に潰そうということは意識していました。やることははっきりしていたし、シンプルなクロスをしっかり跳ね返して空中戦も勝てていたし、くさびのパスも起点を作らせないようにはできたと思うので、そこそこ手応えはあります。でも、やっぱり勝たなければいけない試合だったと思います。ホームだったし悔しいですね。連勝してもっと勢いに乗りたかった」

勝点3を得られなかった悔しさはもちろんありますが、90分間途切れぬ集中力で無失点に抑えました。

「リーグ戦では無失点はまだなかったし無失点を続けていけば勝点はついてくるのでそこにはこだわっていきたいです。攻撃の面では、まだまだ課題があるし、自分にももう少しできた部分があると思う。もう少し攻撃に関わりたかったし、セットプレーでいい場面を作ることができなかったことは残念です」

ナビスコカップも含めこの後は鳥栖、山形、広島とアウェイ3連戦となります。今後に向けては…

「変わらずですね。今回チャンスをもらえて、もちろんもっと結果を出したかったけど、練習を大事にするということを続けることだと思います。みんなで厳しい練習をしているし、それが成長につながっていると思うので、練習を頑張るだけだと思います」

選手たちが臆せず自信をもって試合に入れているのは、ひとえに充実した練習で自信を掴んでいるからと言えます。

「昨日も相手のセットプレーは多かったですけど、前日からセットプレーの練習を厳しくやっているし、そういう部分でも自信を持って試合に臨めていると思います。僕はストーンをやっていましたけど、ストーンを超えてもみんながしっかりマークしてくれているという信頼感がある。やっぱり練習でやったことが試合に出ると思います」と島村選手。

ナビスコカップで坪井選手が得点を決めた時、ベンチから一番に飛び出して喜んでいたのは島村選手でした。同じポジションのライバル。でも…

「よきライバルだし仲間だから。それにあの瞬間、面白くなかったですか?(笑)」と笑顔。

ちなみに元FWの魂として、ディフェンダーでも毎試合得点を狙っているのは周知のことですが…

「ツボさん(坪井選手)とか航(遠藤選手)が点を取ってるから…っていうコメントまで考えて、昨日は決める気満々だったんですけど。やっぱり同じディフェンダーとして負けていられないですから」と。

いい仲間と共に切磋琢磨しながら過ごす毎日。
個々もチームも、より成長していくことでしょう。