【馬入日記：3月20日】ナビスコカップで湘南デビュー！可児選手インタビュー

馬入日記

2015.03.20

【馬入日記：3月20日】ナビスコカップで湘南デビュー！可児選手インタビュー

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18日に行われたナビスコカップ甲府戦でフル出場を果たした可児選手。
昨年、川崎でプロ入りし天皇杯の出場はあったものの、リーグ戦・カップ戦を通じては初めての出場となりました。
緊張は？と聞くと…

「緊張する時はするんですけど、甲府戦では全然緊張しなかったです。やってやるぞという気持ちも強かったし、試合前のミーティングで話を聞いて、すごく気合が入ったので、そのお陰で緊張しなかったんだと思います」と。

チーム全体として湘南らしさが出せず前半は難しい展開でしたが、後半持ち直し、71分には坪井選手の値千金のゴールも生まれました。
可児選手はボランチの位置で奮闘した90分。どんな感触だったのでしょうか。

「試合が終わった直後は勝った嬉しさでよかったなぁと思っていたんですけど、冷静に振り返ったら攻撃のところでテンポが悪かったり、縦にボールを入れられなかったり、決定的なパスやスイッチが入るようなパスというのはあまり出せなかったということが反省です。守備に関しては、後半は前からいくようになってボールを奪えるようになったんですけど、前半は構えるようなところがあって、そこがよくなかった。相手のシステムを見ながらやってしまって、追えば何でもないところを難しく考えすぎてしまったところがあったと思います」

選手自身も語っているとおり、前半は悔いの残る戦いでした。

「前半、僕らはやってみてダメだから変えたんじゃなくて、最初からやらないで変えてしまった。そこはよくなかったと思います。後半やればできたし、ハーフタイムに曺さんから言われてからやるようではダメだなと感じています」

ピッチに立ったからこそ感じられたことも。

「当然ですが練習試合とは全然違う。特に最後のほうは1点取るか、守り切るかというところの勝負で、そういった緊迫した状況は練習試合と公式戦では本当に大きな違いを感じました。それから、甲府戦は守備より攻撃のほうがよくなかったので、攻撃の面でもっと縦に裁いたりいいボールを配給するということ、自分が前に出て行って、高い位置でボールに絡んだり、決定的な仕事をするというところを数多くできれば、自分のよさが出てくると思う。もっとそういう部分を出していきたいです」と。

始動日からチームメイトと共に切磋琢磨してきました。しかしリーグ戦では2戦共にメンバーに入ることができませんでした。

「メンバーに入れなかったり試合に出られなかったりしたらやっぱり悔しい。でも、チャンスがきたら絶対にやってやろうと燃えていた部分もあります。1試合目、2試合目とメンバーに入れなくて、その悔しさで練習から気合が入ってトレーニングできていたと思います。甲府戦でよかったかどうかは別として、最低限のことはできたと思うのでそこは少しだけよかったかなと思います」

チームに加わってから約2か月。感じている自身の変化については…

「“チームのためにプレーする”ということは自分の中にすごく出てきたと思います。自分のことをアピールするのも大事なんですけど、チームのためにということは、練習からやらなければいけない。監督は練習を見て調子のいい選手を使うと思うし、1日1日の練習は本当に気が抜けないです。あとは、以前よりも動けるようになったことも大きいと思います」と可児選手。

多くのことを感じながら過ごす毎日。可児選手のさらなる成長にご期待ください！

ところで！
22日（日）は「平塚競輪スペシャルデー」として開催されます！
当日は様々なイベントやプレゼントが盛だくさんとなっています。