馬入日記

【馬入日記:3月15日】鹿島に劇的逆転勝利!永木選手インタビュー

150315-1昨日、アウェイで行われたJ1第2節 鹿島アントラーズとの一戦は2-1で勝利を果たしました!

前半13分、もったいない形で失点をし早々に1点のビハインドを追いかける形に。しかし、気持ちを切らすことなく戦い続け、後半に遠藤選手がPKを獲得し、2試合連続となるPKのキッカーとして落ち着いて決め同点に。
1-1のまま試合が進む中、83分にピッチに投入されたアリソン選手が、なんとアディショナルタイムに値千金の逆転ゴールを決めました。

大きな1点、大きな一勝。
決して足を止めず、気持ちを強く抱いて戦った結果があのゴールを生みました。

3日後の甲府戦に向けて、リカバートレーニングを行ったあとの永木選手に話を聞きました。

「立ち上がりは、プレッシャーにいけてないわけではなかったですけど、相手の技術の高さもあってかわされてしまうことが多く、後手を踏んでしまい、何度か危ないシーンもありました。失点も自分たちのミスからショートカウンターでやられてしまった。ただ、入りは悪かったんですけど、そこで慌てることはなかった。僕自身は、失点も立ち上がりの時間帯だったので大丈夫だと思っていたし、メンタル面のコントロールはできていた。そこは切り
替えられてよかったなと思います」

チームのど真ん中でプレーする永木選手が、決して慌てることなくプレーし、監督もハーフタイムに「自信をもってプレーしよう」と送り出しました。

「後半も相手の時間はあって、そこで決められていたらゲームを決められていたと思うけど追加点を与えなかったことは大きかった。初戦よりは最後の守り方、体の張り方、気持ちの部分も含めてよくなっていたことが追加点を奪われなかった要因だと思います。ただ、そこはよかったけどゴール前までいかせてしまうことはよくないし、そこは課題のひとつ。これからはそういうことがないようにしていきたい」

試合後の永木選手は「細かい部分の湘南スタイルを突き詰めて、球際とかしっかりクロスに付いて行くという原点をみつめて臨んだ試合」と印象深い話をしていましたが、まさしく永木選手自身はその球際の強さを存分に発揮していました。

「自分のところで負けてしまうと、自分のよさも出ないし、浦和の時のようにセカンドボールをまったく拾えなくない状況はよくないので、すご意識していました。相手のダブルボランチは経験のある選手と実力のある若い選手の二人だったので、なんとかそこでの戦いに負けないようにと思ってやっていました。球際とか走力の部分はよかったんじゃないかと思います」

アディショナルタイムのアリソン選手のゴールの瞬間は…

「本当にずっと我慢していて、その時間帯を乗り越えたうえでのゴールだったし、まずは結果が大事だと思っていたので本当に嬉しかった。しかもあの時間帯に交代選手がとってくれたというのはチームにとってもすごくいいことだし本当に助けてくれたと思います」と。

2年前の5月6日、2年前の5月6日、アウェイで行われた鹿島戦はまた記憶に刻まれる試合でした。
内容的には手ごたえを掴むものでしたが、0-1で敗れました。

「内容がよくて結果がついてこないというのが一昨年だった。やはりその時と同じことにはならないようにしたいとずっと思っていた。内容とともに勝点3をしっかり掴み取っていかなければいけないシーズン。昨日のように相手のほうがチャンスは多かったですけど、そういう試合でも最終的に勝点3がとれたということは自信にしていいと思う。これからもしっかり積み重ねていけば、一昨年と同じことにはならないと思う。そういう最初の1試合になってよかったと思います」

そして、休む間もなく、今週はホームゲームが2試合!
いよいよナビスコカップもスタートします。
18日(水)はナビスコカップ第1節 甲府戦、そして22日(日)にはリーグ戦に戻って第3節 仙台戦です。

ぜひBMWスタジアムで、選手たちのエネルギー溢れるプレーを見てください!

150315-2さて、いよいよ始まるリオ五輪の一次予選(AFCU-23選手権2016予選)が3月23日からマレーシアで始まります。
遠藤選手にとっては、U-22日本代表のメンバーとして、しかもキャプテンとして迎える大切な予選です。

かなりハードなスケジュールで試合が組まれていますが、ぜひ普段どおりの力を発揮してもらいたいところ。
我らが“湘南の若大将”の活躍をぜひみんなで応援しましょう!
航、行ってらっしゃい!