ボイス
【ボイス:1月28日】2015新ユニフォーム発表会見
1月19日に行われました湘南ベルマーレ新ユニフォーム発表会見では、株式会社ウィンスポーツ「PENALTY」デザイナーの志宮義則様にお越しいただき、デザインコンセプトなどを詳しくご説明いただきました。
●株式会社ウインスポーツ 志宮義則氏
皆さん、こんにちは。今季も湘南ベルマーレのサプライヤーを務めさせていただきますペナルティを扱っていますウインスポーツの志宮と申します。よろしくお願いします。
それでは、デザインコンセプトをご説明させていただきます。まずフィールドプレーヤーの1st、永木選手が着ていらっしゃるグリーンのユニフォームです。
カラーはいつものベルマーレグリーンのシャツ、パンツ、ストッキングにしております。
そして、クラブの象徴であります、積極的な縦への攻撃、攻めを象徴するように、胸のセンターにブルーと白のグラデーションラインをまっすぐに入れています。そして、その横の袖にブルーのラインがありますが、センターのラインと合わせて、上昇するイメージの矢印のような、上に向かっているようなイメージのラインを配置しました。
そして、このユニフォームの全体のバックには薄く模様が入っていますが、こちらは1994年にベルマーレさんがひし形の模様のユニフォームを着ておられまして、それをモチーフにしてデザインしました。
ただひし形を並べるだけではつまらないので、端の方のひし形からセンターに向かって大きくなるように配置をしております。
そしてカラーも少しずつグラデーションがかかったようなポリゴンタイプにしています。そういうパターンにしまして胴体に立体感を持たせるようなデザインにしました。
そして、後ろにもこの2本のラインをどんと入れまして、襟元には「NON STOP FOOTBALL」の文字が入っています。
続いて2ndユニフォームは遠藤選手が着ていらっしゃるものです。先ほどの1stは丸首ですが、今度はV首になります。
基本のラインは同じですが、こちらはバックにひし形を使わずに、センターの2本のグリーンとブルーのカラー、これを細いピンストライプとしまして、少しスタイリッシュな感じのデザインにしました。色は砂浜の白の色、サンドホワイト使っています。
続いて秋元選手が着ていらっしゃるゴールキーパーの1stです。
こちらは去年、ネイビーが非常に人気がありましたのでネイビーを1stにしました。タイプ的にはフィールドプレーヤーの1stと同じなのですが、カラーを深海から上を見た感じと言いますか、濃い海の底から明るくなる、センターに向かって少しずつ色がブルーに明るくなる、これもポリゴンタイプのパターンを使いました。
そして、梶川選手が着ていらっしゃるゴールキーパーの2ndです。
こちらは毎年使っております鮮やかなコーラルマゼンダ、珊瑚礁のピンクを使いました。
タイプ的にはフィールドプレーヤーの2ndと同じセンターのブルーと白のストライプをピンストライプとして入れています。
それからエンブレムですが、シリコンタイプの3Dの立体的なエンブレムを使用しました。今回は2014年の優勝が入りましたので星を3つにしました。
また、全体の素材ですがペナフレスカという素材を使っています。
今までと少し違いまして、吸汗、速乾、そして蒸気を逃がすというような素材となっています。
その他にも非常にソフトで柔らかく仕上げると共に軽量です。去年のモデルよりも大体90%から85%ぐらいの量になってると思います。
かなり肌触りの良い着やすい素材になってると思います。で、脇と袖の下のメッシュになっていまして、ちょっと大きめの穴があいてるんですけど、通気性は非常に良く、その後ろに1枚薄く入ってますが透けを防止するようなメッシュを使っています。
以上が今回のユニフォームのご説明です。
ペナルティでは、秋からのウェアに「ガラハ エ パッシャオ」(Garra e Paixao)という言葉を入れています。
garraというのは、ポルトガル語で「動物の鉤爪」という意味です。鉤爪はブラジルでは、勇気とか、内に秘めた闘志という意味を持つということです。
そして、paixaoは情熱という意味というころで、まさにベルマーレさんのイメージだと考えで作りました。
選手の方々の勇気、闘志と、サポーターの方々の情熱ですね、それが一つになる3月7日の開幕をペナルティのスタッフ一同楽しみにしています。ありがとうございました。