馬入日記

【馬入日記:1月13日】2015シーズン、新チームがいよいよ始動!!

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今日1月13日、いよいよ新チームが始動しました!

新加入選手12名を迎え、総勢27名の選手たちがそれぞれに熱い想いを胸に秘めて馬入へ集合しました。

朝9:30から約1時間、ミーティングを行いました。
毎年このミーティングには、チームだけでなくアカデミースタッフやフロントスタッフも出席し、顔合わせとクラブの理念を再確認しチームの戦い方を全員で共有する場となっています。

「我々がJ1で戦えることを証明しよう。湘南スタイルを通用させるんだという強い気概が必要。今年は新しい歴史を作る年。常識を打ち破るということに価値がある」と曺監督。

監督が語る言葉に、選手たちが真剣に耳を傾ける様子が印象的でした。

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そして、いざグラウンドへ。
平日にもかかわらずたくさんの方が馬入グラウンドに来てくれました。拍手で迎えてくれ、激励の言葉をかけてもらう中でグラウンドへ。

走りからスタートしたトレーニングは、初日でももちろん軽い走りだけでは終わらず…
ボールを使ったトレーニングまでみっちりと!約1時間半、身体をフルで動かしました。

選手たちは「初日からいくぞ!」と言われていたこともあり、早い時期から自主トレーニングに来ていました。
自主トレ中に、既に新加入選手とも一緒に走ったり、会話を交わしていたこともあり、初日でも練習が終われば和気あいあい。いい雰囲気でした。

こちらは、新外国人選手のアンドレ バイア選手(右)とアリソン選手。
そして新しく通訳を務める早川エジソンさんです。(福岡などのJクラブで長く活躍しているベテラン通訳さんです!)

まだ来日したばかりの二人ですが、ミーティングの挨拶では「アンドレ バイアです。お世話になります」とエジソンさんから教わった日本語を披露して笑いを誘っていました。

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そしてこちらは…
帰ってきました!高山薫選手!!今日、たくさんの人から「おかえり」と声を掛けられていました。

並々ならぬ決意で復帰した高山選手、またあのスピード感あるアグレッシブなプレーを見られることが本当に楽しみです。

そして、浦和レッズから加入の坪井慶介選手!
少し接するだけで、素晴らしい人柄を感じさせてくれる選手。
若いチーム(今年の平均年齢は24.78歳)の中で、これまでの様々な経験を伝えると共に、坪井選手自身もさらなる成長を、と大きな期待が寄せられています。

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そして、今日は例年よりも早く必勝祈願が行われました。

毎年お世話になっている平塚市土屋の妙圓寺さんにチーム全員でお邪魔しました。
妙圓寺は江戸時代初期に開設されたという非常に歴史のあるお寺。
いつも住職さんはじめ、地域住民の皆さんに温かく迎えていただいています。

おそらく通常の必勝祈願とは趣が違う、妙圓寺での必勝祈願。

まず始めに、敷地内の小さな山を登り、宝朱殿の前で一人ひとり祈ります。その後、小さな山を下りお寺の境内にある弁才天 岩屋霊穴の中に入ります。
火が焚かれた中で、住職さんの祈祷が行われおり、そこへ一人ずつ、火をくべて祈っていくのです。なんとも厳かな雰囲気なのです。

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そして、祈願の後には、毎年選手たちも楽しみにしているものが!
それは…つきたてのお餅!
境内でお餅つきが行われ、いつも出来立てのお餅を振る舞って下さっているのです。

何もつけなくても最高においしいのですが、きなこやいそべ巻き、大根おろしやあんこなど、たくさん用意していただき、選手たちはいつも大喜びでいただいています。

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そして、最後に本殿の中へ入り全員で住職さんのお話を聞きました。

「今年、比叡山延暦寺で年の初めにあたり発表された言葉は“尽真心(じんしんしん)”というものでした。これは、その言葉のとおり真心を尽くすという意味です。自分のすべての真心を尽くし自分の目標に向かって精一杯努力をしようというものです。自分自身に真心を尽くす、そういう姿勢でいると、きっと周りの人にも伝わる。そして皆さんを支えてくれる人にも真心を尽くす。そうすれば、それが大きな力となり、皆さんが目標を立てたとおりの結果が手に入ることと思います」

住職さんのお話を真剣に聞いていた選手たち。
“真心を尽くし努力する”チーム、一人ひとりでありたいと、改めて胸に刻みました。

最後はお世話になった皆さんと笑顔で記念撮影。
こうして充実の1日目が終了しました。