馬入日記

【馬入日記:11月2日】ホームで群馬に勝利!丸山選手インタビュー

141102-1昨日、ホームで行われた群馬戦は1-0で勝利しました!
冷たい雨の降る中、最後までご声援をいただきありがとうございました。

今季初めての2連敗を喫したあとの一戦。なんとしても勝利を、という意気込みで臨んだ試合でした。

「3連敗はできないし、ましてやホームで2連敗はできないという気持ちでした。曹さんもミーティングの中で、これまでは選手にプレッシャーみたいなものは与えてこなかったですけど、今回はプレッシャーを与えてくれて、自分たちがやらなくちゃいけないんだという気持ちにさせてくれた。重くなるような、ネガティブになるようなプレッシャーを感じるのではなく、全員がいい形でプレッシャーをポジティブな方向に持って行けたのかなと思います」と語るのは丸山選手。

DFとしては、しっかりゼロに抑えた90分。ここ2試合、早い時間に先制を許していましたが、最後まで体を張ったディフェンスでゴールを割らせませんでした。

「ゼロに抑えられて最低限のことはできたかなと思います。ただ守備に関して言えば、先制してすぐに危ない場面もありましたし、最後の5分、10分は自分たちのミスが続いてしまった。最後の終わらせ方というのは修正しなければいけないところです。また、細かいところでのちょっとしたパスミスはよくなかった。そこからの決定機はあまり作られなかったですけど、J1に行けば1本のパスミスが相手の決定機に繋がることもあると思う。曹さんも最後の10分、J1ならやられていたぞという話をしていましたけど、そういう部分をもう少しチームとしてどうするのか、雰囲気づくりも含めてやらなければいけないと思っています」

また攻撃に関しては。

「得点を必ず取るというのは難しいことですけど、最後のところの質、最後にゴールを決め切るというところを、次の試合に向けて突き詰めていかなければいけないと思っています。前とコンパクトにするということと、前のコンパクトさに加え、横とのコンパクトさも重要だと試合中に何度か指示されていて、そこは周りと細かく連携してできていたのかなと思います」と。

ここまで1試合を除く38試合に出場してきた丸山選手。
プロ3年目ですが、昨年までの2年間は3試合の出場に留まっていました。とてもそうは思えないほどの存在感を発揮している今シーズンです。

「開幕の時は難しい部分もありましたけど、徐々にフィットしてきました。それは自分の特徴を周りが早く理解してくれたし、僕自身も他の選手のどういうところがストロングなのかということを理解してそれが積み重なっていったという感じでした。アイツだったらここに出してくれるだろうとか、信頼感みたいなものができたのが大きいと思います。周りに助けられている部分も本当にたくさんあります。今季、こうして多く試合に出られて、最初は楽しんでやろうと思っていましたが、今は楽しさの中に、例えば出られない人の分もという想いとか、責任感を強く持つようになったと思います」

濃い日々を過ごし、試合を重ねることで、大きな進化を遂げています。

「試合に勝利するとか、球際とか目の前の相手との勝負に勝ちたいという欲も含め、すべてにおいて勝ちたいと思う。シーズンを戦ううちに、勝利の喜びをみんなで分かち合いたいという気持ちが芽生えていきました。そういう意味では、昨日3試合ぶりに勝って、勝つのって難しいなと改めて感じたし、14連勝したことを、すごいことやってたんだって今頃になって実感しました」

こちらも必死なら、相手も必死。その中で勝利をするというのは、本当に難しいことです。
2連敗は悔しい結果でしたが、一勝の重みをさらに感じる機会でもありました。

残された試合はわずかに3試合。この3試合に、選手たちは全力を傾けます。
ぜひ、引き続きご声援を!