馬入日記
【馬入日記:10月16日】残り6試合に向き合う気持ち。菊池選手インタビュー
先週末、6試合を残して優勝を決めることができたチームですが、今週も日曜日の長崎戦に向け、何ら変わるとなく厳しいトレーニングが再開しています。
練習後、菊池選手に話を聞きました。まずは優勝を決めたことについて。
「昇格も優勝も引分けで決まったので、試合の後は少しスッキリしない感じがありました。気持ちをどう表現をしていいの分からないというか…。やはり、絶対に勝ちたい試合だった。あれだけのサポーターに来てもらって、みんなが勝利を望んでいたと思うし、それを届けられなかったことは本当に悔しかった。ただ、終わってから時間が経つにつれて、だんだんと、自分たちがキャンプからずっと積み上げてきたものが形になったということは、素直に嬉しいと思ったし、優勝を目標にやってきた中でそれを達成できたことはよかったと思います」
客観的に見れば驚異的な数字を残している今、何がこの結果に繋がったのか、と聞くと。
「ずっと言ってることですけど、やはり練習だと思います。みんなが質を上げることを意識して取り組んでいるし、僕自身も1日1日の練習は、今までにないくらい充実しています。お互いに、ピッチの中では本当に厳しい。先輩・後輩にかかわらず練習中にいろんな声が飛んでいます。でも、常に支え合ってやってきたし、ピッチ外になると本当に仲がいい。そういうところが結果にも表れていると実感しています」
また、今年だけの積み重ねではないと菊池選手は話します。
「今年こうして結果が出ていますけど、一昨年、去年と積み重ねてきたことが今に繋がっていると思うし、去年経験した悔しさを、忘れていない選手たちが引っ張っていって、今年の新加入選手もうまく融合した。今はチームにいない選手も含めて、積み重ねてきたものが形になっていると思います」
そして、ピッチに立っている選手だけでなく、ケガ人も含めた全員で戦ってきました。
「僕にとっては、コバショウ(古林選手)が開幕直前にケガをして、本当にあいつの分もやらなきゃと思ってやってきた。大槻のケガもそうだったし、みんなが“自分がやらなきゃ”と思えたこともチームがいい方向にいった要因だと思う。いつも、試合前にロッカーから出る時にバックアップメンバーと手を合わせてからピッチに入りますけど、コバショウとは、ちょっと特別な想いがあるというか…。自分にとっては、そこでスイッチを入れる、気合いを入れるところ。コバショウの分もという想いが自分を動かしてくれてるのかなと思います」
優勝を決めた東京V戦は0-0の引き分け。前期の戦いとは違う東京Vの戦いぶりにかなり苦戦しました。
「ヴェルディは走れるチームだったし、際の部分でもしっかり戦ってくるということを徹底してやってきた。そういう相手に対してもしっかり勝ち切って結果を出したかった。守備陣は1点も取られないで粘ってくれたので、攻撃としては得点を奪いたかった。今年、そういう試合も何度かありましたし、個人的にも課題としてやってきました。そこは来季に向けても、クリアしていかなければいけないと思っています」
残り試合は6試合。この6試合を選手たちはどんな想いで戦っていくのでしょうか。
「変わらず練習を大事にして、それぞれが自分と向き合っていくことが大切だと思います。優勝したから気が抜けるとか難しくなるということはない。自分の足りないところ、自分のウィークにしっかり向き合って、チャレンジする時間にもしたいです。そういうこともできる6試合だと思うので、練習からチャレンジしていきたい。また、優勝が決まったことで、いい意味で、緊張感から解放されて、ポジティブなプレーというのを出していければと思います。個人の目標として10点取りたいという気持ちもある。チームとしても勝点の記録など、モチベーションになる要素もたくさんあります。最後までいいゲームをしたいし、その記録が達成できたら最高だと思うのでしっかり準備していきたいと思います」
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