馬入日記

【馬入日記:10月9日】11日は味スタへ!遠藤選手インタビュー

141009-1今週末11日(土)は味の素スタジアムで行われる東京V戦です!
「J2優勝」を自力で決めることができる、見逃せない一戦。
アウェイではありますが、近郊での開催。ぜひ、スタジアムに足を運んでいただき、アウェイエリアを黄緑で染めましょう。

さて、前節の愛媛戦で、アジア大会から戻ってきた遠藤選手が5試合ぶりに出場しました。
試合は3-0で快勝。チーム全体として、攻守においてらしさを発揮し勝利を掴みました。

「立ち上がりからしっかり入れて、開始早々にタケくん(武富選手)がいい形でゴールを決めてくれたので、そこの入り方はすごくよかったと思います。自分でも入りの意識は強くて、最初に洋平くん(大竹選手)がファールをもらったところは自分のところから縦に入れたボールからだったと思うし、チーム全体として、みんなが同じ意識で入れたということが大きかったと思います」

開始2分の武富選手のゴールに繋がったのは、いつも以上と感じるほどの、全員の前への意識でした。

「監督から試合前のミーティングで“パーフェクトな試合をしよう”という話がありました。もちろん極めればパーフェクトはないし、常に上を目指すという意味ではもっと上を目指していくんですけど、いま自分たちができる最大値を試合の中で90分通して出していこうと言われていました。そこはみんなすごく意識して、試合に入ったと思います。何回かピンチもありましたけど、陽太くん(秋元選手)が最初のピンチでしっかり防いでくれたりとか、本当に後ろから前まで、みんなで一体感をもって、集中してできたので、ゼロに抑えられたし、3点取ることもできたんだと思います」

ベルマーレと代表、当然戦い方が違う中でどちらにも順応したプレーをしなければなりません。

「いい悪いの話ではなくて、前への意識という面では湘南のほうが高いということは分かっていたので、戻ってきた時に、もう一度そこの感覚というのを取り戻そうと。でもそこは練習からやれていましたし、試合でもうまく入れたと思うので難しさはなかったです。それに、久しぶりにホームに帰ってきて、すごく落ち着くし、ホームでいい雰囲気だなということを感じてプレーしていました」

アジア大会では、チームとしては残念な結果でした。
反省も大いにある中で、しかし遠藤選手のプレーは随所に光るものがありました。

「自分のよさというのは要所要所で出せたとは思うし、パレスチナ戦でのゴールは湘南でプレーしているからこそのゴールなのかなと思います。ボランチとかアンカーの選手がああいうところに入っていくというのは、曹さんは“海外では普通だぞ”と亮太くん(永木選手)や俊くん(菊地選手)に言っているのを聞いたりして、自分もそのポジションでやっている時は、ボックスからボックスに、運動量多くしていくことは意識してやっていました。大会を通じて、成長できた部分もあったと思う。でも、やはり韓国に負けてしまったところなど、チームとして、自分も含めまだまだだなています。そこはそれぞれが自チームに帰って、リオ五輪に向けてしっかり成長していくことが大事かなと思っています」

愛媛戦では、試合後半にボランチとしてプレーする時間もありました。

「いろんなポジションで使ってくれているのは自分としては有難いです。今季は真ん中じゃなくて3バックの右で使ってもらったり、今度はボランチで使ってもらうことによって、自分のプレーの幅を広げる機会が得られてもう一歩成長することができていると思います。どこで出ても、そのポジションに応じてしっかり存在感を出せるようになりたい。どこで出ても“安定してるな、どこでもできるな”と言われるような選手になっていかなければ。そのためには、すべてのクオリティを上げる努力をしていければと思います」

さて、優勝が目前に迫っています。
遠藤選手は、昇格は2012年に続き、代表招集と重なりピッチの上で迎えることができませんでした。
優勝こそは、という気持ちも強いことでしょう。

「自分も昇格を味わいたいということがありましたけど、今年は自分たちの力で優勝が決められるチャンスがある。それは代表に行く前から分かっていたので、サポーターの皆さんにも、行く前に、昇格はしっかり決めてもらって、共に優勝を決めましょうという話はさせてもらいました。いまそのチャンスが目の前にあって、絶対に決めたいという気持ちです。アウェイですけど、しっかり勝って優勝を決めたいと思います」

ぜひ、11日は味スタへ!
ホームのような熱いご声援をよろしくお願いします!!