馬入日記
【馬入日記:9月7日】永木選手が復帰!激闘の松本戦は1-1のドロー
昨日は1位と2位の直接対決、松本山雅FCを迎えてのホームゲームでした。
雨の心配される中(終了後の豪雨、大丈夫でしたでしょうか…?)、13,000人を超えるご来場をいただき、磐田戦に続き、最高の雰囲気で行われた試合でした。
結果のほうは1-1の引き分け。前半の早い時間に遠藤選手のゴールで先制するも、今季初めてPK以外のセットプレーから失点を許し同点に。
その後も攻撃的なスタイルを貫き、ゴールへ向かい続けるも追加点を奪うことはできませんでした。
しかし、スピード感に溢れ、一進一退の激しい攻防が繰り広げられた、実に見応えのある90分でした。
そして、この松本戦で第19節の磐田戦以来となる出場を果たしたのは、キャプテンの永木選手。
ケガで2ヵ月以上離脱していましたが、ついに復帰を果たしフル出場しました。
「スタメンで出られて嬉しかったというのが素直な気持ちです。2ヵ月以上離れて試合をしていなかったので、試合に飢えていたし、自分の中でも不安だったり焦りというのが出てきていました。その不安は試合に出なければ消えることはないということは分かっていました。だからこそ早く試合に出たいという気持ちでした」
2ヵ月離脱するようなケガは初めて。リハビリをしながらどんなことを感じ、チームを見ていたのでしょうか。
「一番は自分がやれていない悔しさです。チームは本当に調子がよくて、みんながすごくよくやってくれていることが分かっていたので、安心して観れていたんですけど、その反面、自分の中で焦りだったり、戻った時にチームにプラスになるようなことができるのかという気持ちのほうが大きかったです」というのが正直な想い。
しかしそんな中、遠藤選手のゴールとなったコーナーキックのキッカーを務めいきなりアシストを決めました。
「試合の序盤でしたが、あそこでアシストできたというのはよかったです。試合に出て貢献できなかったら…という気持ちも少なからずあったので自分の中で気持ちが楽になりました」と。
もちろんその他にも、攻守においてさすがと思わせるプレーで存在感を示しました。
「最低限のことはできたかなと思いますが、自分の中で、体力面の部分が前とはまだ違っていると感じています。ただそこは徐々に戻るところなので心配はしていないんですけど、昨日の試合に関しては、攻撃の時に自分でいける回数が前に比べると少なかったと思う。自分がいけていればもっとチャンスを作れていたという場面もあったので、そこは申し訳なかったなと思っています」
また、チームバスが入る時やメンバー紹介の時、アップの時、もちろん試合中も、サポーターの皆さんが永木選手に送る声援、歓声、拍手はとても力強いものでした。
「本当に嬉しかったです。やっぱりサポーターの皆さんがああやって迎えてくれるとすごく大きなモチベーションになるし、やってやろうって気持ちになりました。練習の時も声をかけてくれて心配をしてくれる人もたくさんいたし、なかなかこういう大きなケガで2ヵ月離脱したということもなかったので、親や親戚にもすごく心配をかけていたし、そういう支えてくれる人たちのためにも、という気持ちがありました」
さて、残すところ12試合、シーズンはいよいよ終盤戦に突入します。
「もうこれからは、自分のパフォーマンスとしては上がっていくだけだと思っているので、それができれば、チームのプラスにもなると思っています。優勝というのは、自分の中ではシーズン前から目指しているところなので、そこを目指して1試合1試合やっていきたいと思います」
頼もしい選手が戻り、さらに激しいポジション争いと共にチームが活性化しています。
いつでも、誰も気が抜けない中、さらに成長していくチームに、そして選手個々にご期待下さい!