【馬入日記：8月30日】明日はアウェイで山形戦！亀川選手インタビュー

明日はアウェイで行われるモンテディオ山形戦です！（18:00キックオフ）
開幕以来の対戦となる山形との一戦となります。

練習後、亀川選手に話を聞きました。
ここ5試合ずっと先発で出場している亀川選手、思い切りのよい駆け上がりでゴールに迫っていく姿はとても迫力があります。

「シーズンのはじめはなかなか出られずに苦しんでいた自分がいたんですけど、ここ最近はずっと出させてもらっていて、この間の天皇杯もJ1の大宮を相手に戦うことができた。結果がついてこなかったというのは個人としてもチームとしてもまだまだ課題は大きいなと感じましたけど、去年とは違うという手ごたえも感じられました。ただやっぱり、来年もしJ1で戦うとなった時に、この残り14試合でもっともっと深化、成長しなければ上ではやっていけないと感じています」

試合毎に様々な反省はありながらも、立ち上がりから迷いなくアクセル全開でプレーしています。

「先発で出してもらった時はベンチに征也くん（藤田選手）というずっとお手本にしてきた選手が準備してくれているので、自分が足が止まったとしても、その次にもっとすごい人がいる。90分やれることが一番いいですけど、90分持たせなければいけないと考えてやっていたら自分のよさは出せないと思うので、とにかく最初からフルで相手より走ること、絶対に相手より前に出て、自分とマッチアップしている相手をどれだけ疲れさせるかということを考えています」

磐田戦ではチャンスを多くつくり何度もゴールに迫るも、追加点を奪うことはできませんでした。

「アウェイで戦った時はお互いに真っ向勝負で戦えましたけど、相手もうちの分析をして、湘南対策をして変えてきた。それはうちが少しでもチームとして脅威になっていたのかなとは思っています。相手も3バックに変えましたけど、ワイドが下がって5バックみたいになってきて、ペナの中に侵入までは行っていたけど、自分も含めて最後のパスだったり枠の中にボールを流し込むという、最後の質が足りなかった。大宮戦で最後にズラタン選手が出てきて、2点やられましたけど、あの決定力や最後の精度は磨いていかなければいけないと思っています。去年のJ1もそれで苦しんだ部分も多かったと実感しているので、チームとしてそういうところを上げていかなければいけないと思います」

また、左でも右でもプレーできるというのはひとつの強みとなっています。

「チームでもそうですし、個人的な目標である代表でも左右両方できたほうが選択肢を持ってもらえると思う。今は練習でも両方やっていますし、試合の中でも曹さんが組み合わせで決めてくれているので、いまは違和感なく両方できているので、もっと自分の強みにしていきたいと思います」

さぁ、明日は山形との一戦。3月2日以来の対戦となります。

「僕はベンチでしたけど、あの開幕戦では今年うちが見せている湘南スタイルはほとんど出せなかった試合だった。もっとスタイルを出さなければいけないと気づかされた今年のスタートだったと思います。相手は個人の能力が高いですが、開幕からここまで積み重ねてきた期間の中で、開幕戦のような試合ではなく、積み上げてきたものを出して開幕で感じたことから、どれだけ学べているかというものを発揮したい。相手どうこうより、自分たちのスタイルを出してやっていければ何も問題ないと思っています」

貪欲に勝点3を目指します。
変わらぬ熱いご声援を！

　
さて、明日で夏休みが終わるという子どもたちも多いと思いますが、今年も夏休みを利用して去る8月17日から「ちがけせん」が行われました。

この「ちがけせん」、ご存知の方も多いと思いますが、茅ヶ崎＋気仙沼を合わせて作られた言葉。
東日本大震災の直後から、茅ヶ崎市の皆さんが支援物資の搬送から気仙沼への支援をスタート。
現在では飲食店を中心に200人以上の方がメンバーとなり、互いの地へ行き来し、様々な交流をする中で継続的な支援が行われているのです。

気仙沼の子どもたちから「茅ヶ崎に行ってみたい」「湘南ベルマーレの試合を見てみたい」との声があったということで、今年も茅ヶ崎メンバーの皆さんが子どもたちを招待しました。

写真は馬入の練習場で選手たちと写真を撮影した気仙沼の子どもたち。
この後、茅ヶ崎の小学生のチームと試合などを行いました。

ベルマーレが行っているKIDS GUARD SHONANもそうですが、様々な活動が継続的に行われています。