馬入日記
【馬入日記:8月19日】明日は天皇杯!岡田選手インタビュー
前節、アウェイで行われた栃木SC戦は3-0で快勝しました。キックオフから全開で前へ前へとプレーする姿勢を90分間貫き、4試合ぶりの勝利。
3試合連続の引分けとなった試合でも、内容的に不安なものはなく「ブレずにやり続けるだけ」と話していた選手たち。迷いなきプレーがしっかりと結果に結ばれた一戦でした。
この試合で貴重な先制ゴールを決めた岡田選手。
こぼれ球から狙い澄まして突き刺した1点。自身、今季7得点目となるファインゴールでした。
「自分の中では、最初のほうにミスがあって、立ち上がりの憲くん(岩尾選手)からパスをもらって前にいったシーンも決定的なチャンスだったし、中盤で何回かピッチに足をとられてしまいうまくコントロールできないところがありました。ただ、できるだけ航(遠藤選手)のクロスにニアで入るようにとか、ゴールに近いところでプレーすることを意識していました。チャンスは多くあったので、それを最後、自分でどう決め切るかというのは、試合中にも自分のなかでイメージしながらやっていました。課題は多いですけど、周りの選手との連携を意識してやり続けたことが結果に繋がったことはよかったと思います」
ゴールシーンは…
「三竿がクロスを入れて、相手が触ったこぼれが自分の前にきたので、最初はしっかりいいところにボールを止めることを意識しました。止めたところがすごくよかったので、思い切りよくシュートを打てたのかなと思います」と。
栃木戦は、岡田選手にとって特別とも言える試合でした。
FC東京U-15の時代から共にプレーする大竹選手が約10ヵ月ぶりに復帰を果たした一戦。
親友の復帰戦に花を添えるように決めたゴール。「勝ちたい」という想いが強かっただけに先制ゴールは大きな意味がありました。
「本当は一緒にピッチに立ちたかったけど、ずっと間近で洋平のリハビリしている姿を見ていたから、復帰戦に立ち会えて、一緒にいられて嬉しかった。自分にとってもすごい刺激になりました。洋平の復帰戦だから勝ちたいという気持ちも自分の中ですごく強かった」と岡田選手。
大竹選手はリハビリ中、常に岡田選手と様々な話をしていたそうです。
「試合が終わった後とか、いつも洋平と話していて、あの時はこうしたほうがいいんじゃないかとか、あのシーンはこういうところでほしかったでしょ、とかアドバイスをもらったり、いろんな話をいつもしていました。自分にとっても洋平が復帰して一緒にプレーするということはすごく楽しみで、大きなモチベーションになっています」
栃木戦では、岡田選手の交代後に大竹選手が交代出場となったため、まだ一緒にピッチに立ってはいませんが、今後二人が共にプレーするところが観られると思うと、本当に楽しみです。
さて、栃木戦ではその週に練習を重ねた「中央を崩す」というシーンが多く見られました。
「航のシュートにしろウェリのシュートにしろ、練習してきた中央から崩す攻撃というものが出せた。そういう意味では今までとは違った攻撃もできたと思います。カウンターの時もサイドにいくだけじゃなくて、中にドリブルで入って行くというシーンが多かったからチャンスがたくさん作れたのかなと思います」
引分けが続いても、選手たちが迷いなくプレーしているのも印象的でした。
「引分けのことは、みんな意識していなかったと思います。悲観する内容ではなかったので、気にしていなかった。でも、得点が取れていなかったということに責任は感じていたので、自分がもし出られたら、ディフェンス陣が頑張ってくれて繋いでくれたボールを、強い想いを持ってシュートを打とうと決めていました」
まさに、その強い気持ちが乗り移ったようなゴールシーンでした。
そして今週はまたまたハードなスケジュールとなります。
明日20日には天皇杯3回戦で大宮アルディージャと対戦。そして、24日(日)にはホームにジュビロ磐田を迎えての上位決戦となります。
「天皇杯も大事な試合なので、1試合1試合しっかりいい準備をして臨むだけだと思います」と岡田選手。
ハードですが、楽しみな試合が続きます。
ぜひ、スタジアムでのご声援をよろしくお願いします!
※24日磐田戦の試合情報はこちら!イベント盛りだくさんです
http://www.bellmare.co.jp/homegame20140824