馬入日記
【馬入日記「TAKE ACTION 2009年度活動報告会」自分のために、誰かのために
ベルマーレOBである中田英寿さんが代表理事を務める「TAKE ACTION」の2009年度活動報告会が開催されました。
TAKE ACTIONは、「なにかできること、ひとつ。」をテーマに、現在解決が求められている社会的な問題にアプローチする活動。特徴として、参加する人が楽しみ、それが社会貢献に繋がる“誰もがハッピーになれる”場を提供するというところです。
湘南ベルマーレでは、今年「TAKE ACTION」と共に、サポーターの皆さんのご協力のもと使用済みのボールを回収しJICAのプログラムの一環としてベナン、カメルーン、ウルグアイの小学校に送る活動を行いました。
こうして、偉大なOBが一生懸命(そして何より楽しそうに!)活動する社会貢献のプログラムを共にできることは、クラブにとって大きな喜びです。
今回の活動報告会には眞壁社長が出席しました。会場は「TAKE ACTION」の活動を理解し、支援する人々の温かいエネルギーに溢れていました。
そして、会場で眞壁社長と出会った瞬間、中田さんは「昇格おめでとう!」と祝福してくれました。
最後にスピーチをする中田さん。
「社会貢献活動も、まずは自分のためと思ってやる。それが人のためになれば、すごくいいことだと思う。僕自身も楽しみながら活動しています」。
誰かのために“やってあげる”のではなく、自分が楽しんでやっているんだという姿勢。それは、できそうでなかなかできないことです。
10年前、存続危機となり一番苦しかった2000年に、中田さんは個人でユニフォーム背中のスポンサーとして大きな支援をしてくれました。背中の「nakata.net」に、私たちは本当に大きな勇気をもらいました。
これからも、私たちの誇りと勇気である中田さんの活動に敬意を表し、できればまた一緒に活動をしたいところです。
そしてこちらは…
「TAKE ACTION」のボール回収時に、同時に行いました「希望のボールプロジェクト by ピースウィンズ・ジャパン」のボールも今回無事に発送されました!
皆さまに寄付していたいたボールを日本通運株式会社のご協力により、東ティモールへ向けて発送されました。
ベルマーレらしく!?…サッカーボールのみならずバレーボール、バスケットボール、ドッチボールと様々なボールが集まりました。
検品作業をして、空気の入らないボール、状態のあまり良くないボールは除きましたので、現地に届くのは101個のボールです。
回収したのは今年の夏でしたが、現地での農作業があるとのことですぐには発送せず、これまでベルマーレの事務所にてお預かりをしていました。船便での輸送となりますので、少し時間はかかりますが、現地の様子などもまたご紹介します!