馬入日記
【馬入日記:7月29日】「スタイルを出して勝つ」岩尾選手インタビュー
土曜日の富山戦から中3日で30日はアウェイで行われる福岡戦です!
そのまた4日後の8月3日にはホームで千葉戦と、暑さが厳しい中での連戦となります。
富山戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた岩尾選手に話を聞きました。
「熊本戦では全体を通してコンパクトが保てずに、僕と俊(菊地選手)も下がりすぎてしまったところもあったし湘南らしさはあまり出せなかった。そこから自分たちに矢印を向けて、自分たちのサッカーはどういうものか、ということに立ち返って臨んだ試合が富山戦でした。結果、勝ったこともよかったですし、内容的にもコンパクトに保つとかゴール前に入れるとか、相手にとって嫌なことができて、スタイルも出せたかなと思います」と富山戦を振り返りました。
4試合連続でスタメン出場中。自身としても手ごたえを感じる内容だったのではないでしょうか。
「ボールを触る回数も多かったですし、その中でボールを前に入れるとか持ち出すことやスルーパスなど、いい部分も出せたと思います。ただ、ミスも多かった。3回か4回くらいあまりよくないミスがあったので、ミスはつきものとはいえ、まだ甘さというところを感じました」と。
ケガによる離脱も増えている中、それでもチーム全体の力でしっかりと勝ち切っています。
「僕自身、試合に出られない期間が長くて、いまバックアップメンバーが頑張って練習していますけど、僕もそこの一人だったわけで、毎日向き合ってやり続ければチャンスは転がっているし、そういうことをコツコツやってきたことが今に繋がっていると感じています。自分がこうしていま試合に出て、チームがスタイルを出して勝つということが、いま出ていない選手のモチベーションになってくれればいいなと思います。そういう意味でも、勝ち続けたいという想いは強いです」
MOMは富山戦でのパフォーマンスはもちろんのこと、岩尾選手の普段の取り組みも含め評価されたということでしょう。
「ケガも多かったし、これまで悪い時のほうが多かったけど、病院のリハビリの方をはじめ、ずっと変わらず応援してくれる人たちがいて、富山戦のような日を迎えられたことは嬉しいことです。でも、自分の中では終わったことなので、福岡戦でいい試合をしたいという想いが強いし、いい意味で忘れています」
連戦の厳しさはありますが、岩尾選手にとっては…
「福岡戦で24試合目ですけど、ここまで23試合とか戦っている選手も多い中、彼らに比べたら僕はまだ全然試合数は少ないのでフレッシュなほうです。ガンガン動いて、きつい時こそチームを助けられたらと思う。しっかり走って、相手にとって嫌な選手になりたいと思います」と頼もしい言葉。
やりがいを感じてプレーしていることがひしひしと感じられます。
「試合中は、試合に集中しすぎてどんなプレーにやりがいを感じるとかそういうことは考えられなくて、とにかく勝ちたい、スタイルを出して勝つということに、最後の笛が鳴るまで入り込んでいる感じです。終了のホイッスルが鳴った時に、少しホッとして、充実感があるという感じです」
明日はアウェイ、そして3日(日)はホームでの千葉戦です。
3週連続でホームゲームがありサポーターの皆さんもハードワーク!ですが、ぜひスタジアムでのご声援、よろしくお願いします!
※千葉戦のイベント情報
http://www.bellmare.co.jp/homegame20140803