馬入日記
【馬入日記:7月27日】移籍後初出場で初ゴール!樋口選手インタビュー
昨日、ホームにカターレ富山を迎えて行われた第23節。
2-0で勝利し、勝利数を22まで積み重ねました。
ホームでは今季ここまで全勝の12連勝。(ホーム連勝記録としては1シーズンでは2004年の川崎の16連勝が最高となっています)
アウェイの富山戦では90分まで得点を奪えませんでしたが、今回は開始5分にウェリントン選手が先制!
そして86分には、水曜日にチームに加入したばかりの樋口選手が投入後5分で、なんと湘南での初ゴール!
歓喜に沸くスタジアムで存在感を示しました。
今日の練習後、少しだけホッとした表情の樋口選手に話を聞きました。
81分にピッチに立つと、いきなりチャンスが訪れました。ゴール前でこぼれてきたボールを左足で強烈なシュート!惜しくもポストに阻まれますが、期待高まる鋭いシュートでした。
「ちょうどこぼれてきて、いきなりあんなチャンスがくるとも思ってなかったんですけど、ちょうど前に転がってきて、前も空いていたので、思い切って振り抜きました。左足だったんですけど、うまいこと当たってくれました。ポストに当たったので、今日はツイてない日かなぁと思ったんですけど(笑)。まぁツイてないかなっていう想いと、いけそうかなっていう想いと、両方ありました」と。
その直後、左サイドの三竿選手がニアにボールを入れると、しっかり反応。
「相手の状況を見てニアに当ててくれたので、そこしかないというポイントだったと思います」
見事決め、さらにその後もう一度ポストを叩くシーンがありました。
ピッチに入る時に意識をしたことは。
「時間も残り少なかったので、みんな疲れてる時間だからしっかり収めたらチームが楽になるし、ディフェンスもしっかり前からいったら後ろは楽になると思ったので、そこを意識しました。相手にとってもしんどい時間なので、プレッシャーをかけていけば相手もさらにしんどくなると思ったので、ボールに絡んでいこうと思っていました。曹さんからは得点を取れたら、もう1点取ってこいということと、前でしっかり収めろと言われていました。セカンドボールもしっかり拾って、しんどい時間だからこそ、そういうところをやったらチームが楽になるからしっかりやってこいと言われていました」
夜になっても暑い中での試合。両チームの選手の疲労もある中、流れをぐっと引き寄せる活躍でした。
「途中から入るからには流れを変えないと意味がないと思っていました。岐阜でも途中からというのはあまりなかったので多少の不安はありましたけど、でもプレーできる喜びだったり、公式戦に出たいという気持ちが強かったので、ビビらずに、とにかく思い切ってやろうという気持ちでした」
一度もピッチに立てないまま過ごした半年間。試合出場へ懸ける想いは並々ならぬものがありました。
それにしても、チームに合流してたった3日。戦い方や戦術理解などの面はどうだったのでしょうか。
「チームのやり方を理解しようと思って3日間練習しましたし、多少やりながら理解していく部分もあると思っていたので、そこまで深く考えることはなかったです。すぐに完璧にはできないと思ったので、徐々に分かっていければいいかな、と。ただ、自分自身がブロックを作って守るサッカーよりも、多少しんどくても前からいきたいほうなので湘南のサッカーに合っているのかなと思います。前からいけばいくほど、自分にもいいチャンスが返ってくると思うので、そういう意味ではディフェンスも含めてやりがいがあるし、すごく楽しいです」
リーグのほうは連戦。火曜日には移動し、水曜日は福岡でのアウェイゲームです。今後に向けては…
「点を取るということは、FWである自分としては一番の仕事だと思うし、きたチャンスをしっかり集中して決められるようにしたい。点を取ることを意識しながら、チームがしっかり勝つことを考えて、いいディフェンスからいい攻撃に繋げたいと思います」
力強い言葉に、期待は高まります。
ぜひ引き続きのご声援、よろしくお願いします!
※次回ホームゲームは8月3日千葉戦!
http://www.bellmare.co.jp/homegame20140803
さて、昨日の試合のリカバートレーニングとして、スタメン選手はプールでのトレーニングでした。
今日も、長年に渡りトレーニング、コンディショニングの場として選手が利用させていただいている、スポーツプラザ神奈中「ライフティック平塚」さんのプールをお借りしました。
いつもお世話になっている「ライフティック平塚」さん、ありがとうございます!