馬入日記
【馬入日記:7月10日】「ベルせん」今季第2弾!選手たちが先生に。
先週からスタートした、選手たちによる小学校への訪問授業「ベルせん」が今日も行われました。
今日、訪問したのは…丸山選手、三竿選手、秋元選手、菊池選手、武富選手、菊地選手の6人。
平塚市立勝原小学校の5年生の3クラスを担当しました!
前もってクラブハウスで、ペアになる選手同士で打合せを行い、流れを確認。どんな風に進めていくかを相談してから臨みます。
このベルせんは、決まった形があるわけではなく、それぞれの選手たちの個性を活かしながら、授業を行うのです。
まずこちらは…5年2組を担当した菊池大介選手と秋元選手の二人。
二人が登場する前に、教室の中で子どもたちはベルマーレのDVDを観ています。そしてそんな子どもたちの様子を廊下から見る二人。珍しく緊張の(?)面持ち。
そして二人の授業がスタート。
まずは自己紹介を行い、ベルマーレクイズで緊張をほぐしていきました。
そして、自分の経歴をそれぞれ話しました。
菊池選手は「小さな頃から引っ越しが多かったけど、いろんな土地に行ってもサッカーを続けてきた。良い指導者と出会うことができてプロになることができたと思います」と。
そして、曺監督とのエピソードも。「2012年にJ1昇格が決まる試合に出場停止で試合に出ることができなかった。その試合の前に曺監督から“これがお前の人生だよ”と言われた。苦しいこともあるけど、やっぱり自分で乗り越えるしかない。周りに助けてもらうこともあるけど最後は自分でやるしかない。そう自覚することができた言葉だった」と話しました。
自己紹介のあと、クイズタイム!ヒントを出しながらのクイズで子どもたちと打ち解けていきました。
続いて子どもたちからの質問にどんどん答えていきます。
「夢をかなえるコツは?」の質問には「あきらめないこと。自分もサッカーをやめようと思った時もあった。でもやり続けたことでプロになれた」とメッセージを送りました。
さらに、教室の中でリフティングを披露。サッカーをやっている子どもたちとの対決も。女の子にも「やってみようよ!」と声をかけ、サッカーに触れたことのない子どもたちもリフティングにチャレンジしていました。
最後にはクラスのみんなにサインをしていました。
二人もクイズをしたり子どもたちからの質問に答えたりしながら、距離を縮めていきました。
そして丸山選手からはこんな話も。
「これまで教えてもらったコーチとの出会いがあり、いまこうしてサッカー選手になれたので本当に感謝しています。でも、一番の感謝は両親に対して。ご飯を作ってくれたり、サッカーを続けるにはお金もかかっただろうと思うけれど、本当に支えてもらったと思います。だからみんなも、恥ずかしいかもしれないけど、両親にぜひ“ありがとう”と言ってほしいと思います。いろいろな人に支えられていることを忘れないで」とメッセージを送りました。
そして、フルーツバスケットのゲームへ。鬼になってしまった人は選手への質問が罰(?)ゲーム。ゲームをしながら子どもたちの質問に答えていきました。