馬入日記

【馬入日記:7月7日】前半戦を勝点60でターン!島村選手インタビュー

前節、アウェイで行われたザスパクサツ群馬戦は1-0で勝利しました!
前半早々にウェリントン選手のゴールで先制し、後半は押し込まれる時間帯もありましたが、粘り強く守り切り、しっかりと勝点3を積み重ねました。

この群馬戦でリーグ前半戦が終了。チーム全員の総力、そしてサポーターの皆さんの後押しに大いに力をもらい、20勝1敗で勝点60。得失点差は+40。2位に勝点17差をつけ首位でターンすることができました。

13日(日)に天皇杯2回戦を挟み、再び20日(日)から後半戦のスタートとなります。

群馬戦で今季初先発となった島村選手。
3バック左で出場し、攻守に積極的にプレーしました。

「去年の最終節以来のスタメンだったので、緊張しました。本当に、デビュー戦ぶりくらいにすごく緊張してたんです。でも、仲間がポジティブな声をかけてくれたお陰で落ち着いてできたし、スタジアムに着いた時から、サポーターもいつも以上に声をかけてくれて、試合中にいいプレーがあった時にもチャントを歌ってくれたりして、すごく勇気づけられました」

意外にも、過去の昇格争い佳境の時よりも緊張した、という島村選手。
とはいえ、プレーは緊張など感じさせず積極果敢。気迫に満ちていました。

「やってやるぞっていう気持ちがすごく強かった。点を取ろうという気持ちも強くて、そこは結果を出せず残念だったんですけど、よさを出せたところもあったと思います。ただ、満足できないところのほうが多かったので、もっともっとやらなければいけないと改めて感じました」

もっとやらなければ…という具体的なところは。

「リスクマネジメントの部分で、攻め残ったFWに対して前を向かれるシーンがあったので、そういうところを完璧に抑えられるようになりたい。少し慎重にいった部分もあったんですけど、もっとアグレッシブにいってもよかったかなと思っています。これからまた1週間、いい課題として捉えて、完璧に抑えられるようにしたいです。マル(丸山選手)や航(遠藤選手)はどんな時もしっかり落ち着いてプレーしているので、いい刺激になるし頼もしく感じました」と。

刺激と言えば、北九州戦での吉濱選手や岩尾選手の存在も大きかったようです。

「先週、憲や遼平が出て初先発だったりした中で本当にしっかり結果を出していたので、めちゃくちゃいい刺激になりました。自分もやらなければいけないんだ、と思ったし、群馬戦でようやくスタメンで出られて、僕もここからがやっとスタートしたという気持ちになりました。やっぱり先発で出て勝つっていうのは嬉しいし、長い時間プレーできるというのは楽しいですね」

ところで、DFながら得点への意欲という意味では、さすが元FW!と思うほど強いのが島村選手。

「セットプレーじゃなくて流れで点を取りたかったんです。いいコンビネーションで崩せた場面もあったので得点に繋がらず残念でした。理想は、三竿のクロスで得点を決めるというもの。僕が三竿の外側をまわってもあまり効果的じゃないので中に入ったほうが可能性がある。いつか出せればいいなと思います。航や三竿が攻撃的にいっているので、攻撃でももっとアピールしていきたいです」

どこからでも得点を奪えるのが、今季のベルマーレの強み。
もちろん得点力だけでなく、前半戦を9失点という一桁で抑えた守備の堅さも特筆すべきポイントです。

今後に向けては…

「1試合で終わってはダメなので、また使ってもらえるように、ポジション争いは激しいですけど、負けていられないので。自分のいいところを出して、課題を克服して、競争していくしかないと思っています」と。

前半戦を勝点60で折りかえしたいま、何がこの結果を支えているのか、と聞くと。

「厳しい練習をしてきて、それが自信になってるということだと思います。あとは、やっぱり連勝している時など、少しでも気が緩みそうな時こそ、曺さんは一番厳しい。みんながまったく油断できない状態で日々取り組めていることも大きいと思います。前半戦の結果は自信になるし、このスタイルをもっともっと深化させていけば優勝できると思うので、信じてやっていきたいと思います」と力強く語っていました。

チームが始動した時から言われている、「継続と深化」。
さらに深め、よりよいチームになっていくために懸命に走り続ける毎日です。