馬入日記

【馬入日記:6月22日】磐田に2-1で勝利!!岡田選手インタビュー

昨日、アウェイで行われたジュビロ磐田との一戦。
立ち上がりから両チームのよさがぶつかり合い、一瞬たりとも目の離せないあっという間の90分でした。

前半39分、菊池選手がファールを受けFKを獲得したところで、多くの人の意表を突く早いリスタートで遠藤選手へパス。遠藤選手がクロスを入れ、岡田選手がヘディングシュート。一度GKに弾かれますが、跳ね返ったボールを再びシュート!強烈なシュートがネットを突き刺し、ほしかった先制点を決めました。

しかし後半に入り、53分にフェルジナンド選手にスーパーゴールを決められ1-1に。
それでも60分、コーナーキックの場面で三竿選手が入れたボールをウェリントン選手がヘディングで競り、磐田の選手のオウンゴールを誘う形となり、ゴール!

最後の最後まで、とにかくよく走り、攻守に積極的で見応えのあった一戦は、そのまま2-1で終了。
終了のホイッスルが鳴った瞬間に、選手たちがピッチの上に倒れ込むような死闘でした。

アウェイにもかかわらず約2,000人の湘南サポーターの皆さんが駆けつけてくれ、最高の雰囲気を作ってくれました。

さて、今日は磐田戦で素晴らしいゴールを決めた岡田選手に話を聞きました。

試合後のスカパー!「マッチデーハイライト」をご覧になった方は、思わず笑ってしまったと思いますが…
解説の水沼さんからの「あの早いリスタート、気づいてなかったでしょう?」という質問に…素直に「はい」と!

菊池選手と遠藤選手のアイコンタクトからの早いリスタート。岡田選手も目を切っていたそうです。

「“わー”って声が聞こえて顔を上げた時は、航がもうクロスを上げるところで、びっくりして(笑)。すぐボールがきたのでヘディングして、跳ね返りを詰めたという感じでした。ヘディングはキーパーの正面に行ってしまったと思ったんですけど、こぼしたのでその瞬間にすぐ狙って…という感じでした」

決めた瞬間、ゴール裏のサポーターの皆さんと共に喜びを爆発させました。

「嬉しかったですね。実は前日にW杯のイングランドとウルグアイの試合を観たんです。スアレスが点を取ってウルグアイが勝ったんですけど、試合が終わってからのインタビューでスアレスが泣いてたんです。“W杯で点を取るためにやってきた”と言って。それを観て、これだけ1試合に懸けてやってるんだと思ったら、自分ももっと、それくらいの感情を出すくらいじゃなければいけないと思った。いい刺激を受けました」と岡田選手。

まさに、気持ちの入ったプレーが随所に出ていました。そして、選手たちはとにかく楽しそうにプレーしていました。

「最初、裏に抜けた動きをした時に相手がカバーしてきたのでスペースがないなと思って、何回か足元で受けたら逆にいい形になった。そういうところは途中から変えてプレーしました。相手もガンガンきて、ゴール前を固めるという感じではなかった。そういう意味では前にスペースもあったし、苦しい時間帯もあってきつい試合だったんですけど、きつい中でも、やってて本当に楽しい試合でした」

チーム全員がとにかく運動量豊富に、よく走っていました。前線からの守備も効果的でした。

「僕は最後、足が攣ってしまった。武富やウェリは本当に運動量豊富に動いてくれて、尚且つそれを90分通してやっているわけだから、本当にあの二人には頭が上がらない。改めてすごいなと思いました」と。

次節はホームに戻ってギラヴァンツ北九州との対戦です。(6月28日19:00)
現在4位と好調を維持している北九州。再び上位対決となります。

「続けていくことが大事だし、さらにプラスα、もっともっと深化していけるようなゲームをしたいと思います」

ぜひ、ますます深化を遂げるチームにご期待下さい!
北九州戦、ご来場お待ちしています。

※北九州戦の試合情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/homegame20140628