馬入日記

【馬入日記:4月27日】ダービーを制し開幕9連勝!遠藤選手インタビュー

前節、アウェイで行われた横浜FCとの神奈川ダービーに3-1で勝利し、開幕9連勝。
J1・J2共に開幕連勝記録は8連勝までだったため、ついにJの開幕連勝記録を更新しました。
火曜日には、もう第10節を迎えるという厳しいGWの連戦。9連勝の余韻に浸ることなどなく京都戦に向かっています。

練習後、遠藤選手に話を聞きました。
まずは、今季初めて先制を許したことについて。ピッチの中に動揺はなかったのでしょうか。

「焦ることはなかったです。自分の中では、絶対どこかで最初に失点する時が来るだろうなというイメージはしていたので、そういう時も焦らずにやろうと思っていました。だからいざ失点した時も、今日はそういう日なんだなと。そこで一番ダメなのは、その後にまた失点することだし、失点することでチームの雰囲気がよくないほうへいくことなので、焦らずにしっかり切り替えてやろうという感じでした。まだ時間はたくさんあったし、みんなの雰囲気を見ても焦っていなかった。大丈夫だなと思っていました」

先制を許すもその後、前半のうちに3得点を奪い逆転。
キャンプの時から「逆転できるチームにならなければいけない」と話していた監督の言葉どおり、岡田選手の素晴らしいゴール、PK、ウェリントン選手の今季7得点目が決まり逆転に成功しました。

「相手が点をとって下がってたので、ボールを動かしながらチャンスがくるかなと思っていた時に、ちょうど俊くん(菊地選手)からすごくいいボールが出て早い時間に追いつけたことは僕らにとってすごくよかった。その後も下がらないで、前半のうちに3点とれたことは大きかったと思います」

後半はスコア動かず、そのまま3-1で終了。後半に得点がなかったのは開幕戦以来でした。

「後半の戦い方については、もう少しアグレッシブにいきたいというところはありました。前にアグレッシブにいくというよりは、後ろがスペースを埋めて相手に隙を与えないような守り方をしていたので、失点をしないのが一番なのでそれでも悪くはないと思いますけど、湘南スタイルという面で言うとサイドハーフが高い位置でボールを奪って、4点目とか5点目を奪いにいけるようなサッカーをしたいと思っていました。悪くはないけど欲を言えばもう1点2点とれるような試合運びをしていかないといけないなという課題は感じました」

課題を見つめ、そこに取り組もうという姿勢は常に変わりません。
連勝していても、選手たちは驚くほど冷静です。
ただ、あえて遠藤選手に開幕連勝について聞くと…

「僕はユースからクラブに入って、トップの試合もずっと見ていたけど、なかなか、すごい連勝している湘南は見ていなかったので、自分がプロになって湘南でサッカーをして、記録を塗り替えられた場にいられたのは、すごく嬉しいことです。これで満足することはないですけど、いま見ているユースやJr.ユースの選手たちや、ベルマーレではなくてもサッカーをやっている子どもたちやサッカーが好きな子たちも含めて、面白いなとかベルマーレすごいなと思ってもらえたら嬉しいです。そういうのもひとつ、プロとしての仕事だと思う。満足はしてないですけど、記録を塗り替えられた場にいられたことはすごく嬉しいことだと思います」と遠藤選手らしい答えが返ってきました。

さて、29日(火・祝)にはもう次の試合。
ホームに京都を迎えて19:00キックオフです。

「ナイターなので、昨日よりは暑さも感じずに試合ができると思うので、そういう意味では本当にいつもどおり湘南スタイルを出していけると思います。この連勝に浮かれることなく、自分たちのスタイルを出すことに集中することが一番大事。コンディションの面はしっかりケアしなければいけないですけど、個人的には連戦は嫌いじゃないのでしっかり整えてやっていければと思います。京都はタレントが揃っているし個の能力が高いチーム。1対1の局面でまず負けないことが大事だと思いますし、コンパクトさとかチームの連動性、数的優位を作ってボールを奪うとかそういうことを徹底してやらないと、隙を見せたら失点してしまう。そこはいつも以上に集中してやっていければと思います」

逞しく成長を遂げる選手たち。
29日はホームです!ぜひニッパ球に続き、熱い熱いご声援をよろしくお願いします!

※京都戦試合情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/102219