馬入日記
【馬入日記:4月16日】スイッチを切り替えて次節へ。遠藤選手インタビュー
オフが明け、今週末20日のホーム・大分戦に向けての練習がスタートしています。
第6節の岡山戦、さらに前節の千葉戦と2試合連続ゴールを決めている遠藤選手。
2試合連続の完封勝利にも貢献し、手ごたえを掴む充実の日々です。
千葉戦の4点目となったゴールシーンについて振り返ってもらいました。
「最初は左で作っていて、逆サイドが空いてるなと思っていました。ちょうどウェリが収めて逆サイドに振ってくれて、2対2の状態だったんですけど、ちゃみさん(宇佐美選手)とうまくサイドを崩せた。最初はクロスを上げて、ちょっとミスしたんですけど、そのままこぼれがくるかなと思って走って、そのまま左足で決めました」
一度クロスを弾かれるもすぐに反応し、再び自分でシュートを打ち、しっかり決めました。
「一昨年も一度、2試合連続ゴールしてるんですけど、祐三くん(岩上選手)が3試合連続ゴールをしてたのでかき消され(笑)、今回も大さん(菊池選手)が3試合連続でとっているので…。僕も一応2試合連続なんですっていうのを少し分かってもらえると嬉しいな、と(笑)」と。
セットプレーで狙っているのはもちろん、流れの中からでも常にゴールを意識しています。
「自分の中でも、得点というのは、解放されるというか気持ちが楽になること。点をとることがまた次へのモチベーションにもなるというところもあります。アウェイで2回チャンスがあったけど入らなくて、ホームに戻って岡山戦でとれたというのは大きかった。そういう意味でも今回2試合連続でとれたことは、自分にとってもプラスになると思います」ということ。
試合の全体を振り返ると。
「1点差のゲームになるかなと思っていたんですけど、入り方もよかったですし、多少ミスはありましたけどみんなでカバーしながら、相手に簡単にシュートを打たせないというところは、90分を通してできたと思う。切り替えの部分でも運動量でも相手を上回れたと思います。岡山の時はチャンスを作りながらも点がとれなかったですが、千葉戦ではいい時間にしっかり決め切れたことが、こういう結果になった要因だと思います」
千葉の鈴木監督は試合後の会見で、切り替えの速さと球際の強さについて話されていました。
「球際や切り替えについては、普段の練習から僕らの基本としてやらなければいけないところ。そこをやったうえで、ボールをしっかり動かすとか得点を決めるという技術的な部分が上乗せされていくと思う。基本的なところをしっかりやるからこそ得点も生み出せていると思います。球際や1対1で負けないのは当たり前にしていかなければいけないし、それができなければ、試合に出られないという気持ちでやっています」
点差が開いても、決してスイッチ切ることなく、とにかく全力でゴールに向かい続けました。
「特に岐阜戦で学んだことなんですけど、点差が離れても千葉戦ではまだまだ取りに行くという気持ちがみんなにあった。後ろも絶対にゼロで抑えるという強い気持ちがありました。勝てていた中でも、この6試合で感じた課題を克服しながら試合に臨めているし、今後もそうやって試合を積み重ねていければと思います」
無失点での勝利というのも、やはり大きいところです。
「90分の中で必ずピンチはくると思うんですけど、この間で言うとケンペスのシュートの場面で陽太くん(秋元選手)がしっかりセーブしてくれたというのはすごく心強かった。海外の強いチームでも、ワンピンチをDFが体を張って守るとかキーパーがビッグセーブするとか、そういうことがあると思う。1回くるピンチをしっかり守り切るということが大事なんだと思います。あそこで2-1にされることがなかった、あの陽太くんとウェリのプレーは本当に大きなワンプレーだったと思います」
そして、守るだけでなく、丸山選手が攻撃の起点となったり、三竿選手がアシストをしたり、遠藤選手が点をとったりと、とにかくDF陣も積極的に攻撃に関わっています。
「そこのバランスはだいぶよくなってきてると思います。みんなタイミングを見ながら攻撃参加できている。そういういい連携や周りとの関係は続けつつ、もっともっとアグレッシブに攻撃面のよさをみんなが出せればと思います」
さて、次節は20日(日)に大分トリニータを迎えての一戦です。
「やることは変わらないです。曺さんも言っていましたけど、7連勝という記録は残せたので、スイッチを切り替えて、次の新しい1試合に向けて真剣にやっていくだけだ、と。8連勝も頭の中にはありますけど、そんなに意識せず目の前のひとつの試合に向けて勝点3を目指してやっていきたいと思います」
ぜひ、今こそスタジアムへ。
熱いご声援、よろしくお願いします!
※試合情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/101819