馬入日記

【馬入日記:4月11日】今週末は千葉戦!藤田選手インタビュー

今週末はアウェイ千葉戦です。
4月はホームゲームが20日の大分戦と29日の京都戦の2試合。そしてアウェイゲームは13日の千葉戦と26日の横浜FC戦。
アウェイも近場の試合なので、「4月は全部行こう!」が合言葉。
ぜひ、まずはフクアリで熱いご声援をお願いします。

さて、練習後に藤田選手に話を聞きました。
前節の岡山戦では今季初めての先発出場となりました。試合の印象を聞くと。

「曺さんから前半でつぶれてもいいから最初から全力でいけと言われていました。前半はなかなか仕事ができなかったんですけど、後半も前半と同じようにやり続け、走り続けることで、相手も疲れてきたし、ある程度スペースができてきた時にはサイドを突破してクロスを入れるという場面が何度か出てきたのでそこはよかったと思います。身体も動けていたし、クロスからチャンスを作ったり、コーナーキックでも練習通り、ある程度いいボールが蹴れていたので、自分の特徴を出すことはできたと思います」と藤田選手。

前半は攻めてはいるものの、なかなか得点に至らず焦れる時間帯が続きました。
そんな中、後半に入り53分にコーナーキックから遠藤選手のゴールで先制。キッカーは藤田選手でした。

「スカウティング通りというか、みんなが飛び込んでいくというところで、しっかりそこにボールを蹴れたので、自分のコーナーが起点になって点が入ったのはよかったです」

「征也のボールに信じて入って行け」という監督の言葉通り、コーナーからの貴重な先制点を挙げました。

松本山雅戦でも、菊地選手のゴールに結びつくコーナーのキッカーを務め、その前の岐阜戦では、素晴らしい突破からクロスを入れ三竿選手のゴールのアシストを決めました。
岐阜戦のアシストには、サポーターの皆さんも魅了され、試合前は「フジタ」コールでしたが試合後には「セイヤ」コールに変わるということも。「変わってましたね(笑)」と本人も気づいていました。

急きょの加入となりましたが、チームにはすっかり慣れています。

「もう1ヶ月以上経っているので、だいぶ慣れました。湘南のスタイルは今までやってきたチームの中で一番自分の特徴が出る形でやらせてもらっていると思います。サイドで張って前のほうで勝負できるので、そういう意味では一番特徴が出るし、走るということも、自分の特徴のひとつなのでポジション的にも一番いいのかなと思います」

運動量豊富に上下動を繰り返していますが、それでも自身の中では、まだまだという気持ちも。
「最後のほうはバテてしまったので、90分しっかり走り切るゲーム体力という意味では、長い時間試合をすることで慣れていくしかないと思います。90分走れるようになればもっと結果がついてくるかなと思います。それにしても、みんな本当によく走るので…すごいと思います」と。

課題を挙げるならば…
「チャンスがあれだけあって、チームとして点がなかなかとれなかった。僕自身はチームであれだけシュートを打った中で、この間の試合では1本も打っていないので、もっと点のとれるところに入っていくプレーだったり、クロスだけじゃなくて、自分で点をとれるようなプレーを出していかなければいけないと思っています」と。

さぁ、次節はアウェイで千葉との対戦です。

「千葉はうまい選手が多いし、ミスも少ないチーム。自分たちからボールを奪うことが大事になってくるし、ミスをなくすことも大事だと思います。ただ、今までやってきたことをやり続けること。千葉だからやり方を変えるのではなくて、自分たちがいまできることをやり続けていきたいと思います」

日々の練習から充実している様子が感じられます。
「本当に楽しいですね。きつい中でも楽しい。練習からそうですけど充実してやれています」

「4月は全部行こう!」で、ぜひホームもアウェイも熱いご声援をよろしくお願いします!