馬入日記
【馬入日記:3月26日】危機感を持って次節へ。菊地俊介選手インタビュー
今週末30日(日)の松本山雅戦まであと4日です!
チームは順調にトレーニング中。今日もピリッとした雰囲気の中でトレーニングを行いました。
練習後、菊地俊介選手に話を聞きました。
まずは前節のFC岐阜戦について。
「前半は風の影響もあったし相手も前からきていたので、なかなか自分たちのペースが掴みづらかった。でもその中でチームとして2点とれたことはよかったと思います。後半は自分たちのやりたいサッカーがある程度できたと思います。前からしっかり連動してプレスもかけられていたので、3点目までとれたというのはよかったところ。ただ、前後半共に、失点の部分というのはみんな言ってると思うけど、ちょっとした油断が心のどこかにあったんじゃないかと思います」
ここまで4試合中3試合でフル出場。三竿選手と共に、大卒ルーキーながらコンスタントに試合に出場しています。
「いい意味で慣れてきたと思います。お客さんがたくさん入っている中でプレーすることに少し慣れてきましたし、ある程度落ち着いて試合に入れているのかなと思います」と。
大学まではセンターバックでプレーしていた菊地選手。ボランチにコンバートされたのは今年のプレシーズンのことです。
「センターバックをやっていた時から、体力的に長い距離を走るのは得意だったので、そういう意味では前に出て行ったり、連続して守備をするところをボランチの位置で出せたらということで、コンバートされたのだと思います。僕は、あまり自分だけでなんとかするというタイプではないので、周りを活かし、それによって自分も活かされるという感じです」と。
経験を重ねていくのはまだまだこれからですが、随所に光るセンスを感じさせます。
「前に出て行けるのは楽しいです。DFの時よりも思い切ってチャレンジしてボールを奪いにいけるのは、DFのマルくん(丸山選手)や航(遠藤選手)、三竿が後ろでしっかりカバーしてくれるからこそ。自分がひとつ前でボールを奪うというのは今まで以上に意識しています」
永木選手とのコンビについては…「そんなに決まりごとはなくて、僕が上がったら自然と亮太くんがポジションをとってくれるし、逆に亮太くんが上がった時は僕がバランスを見ながら。お互いにポジションを見ながらやっています」ということ。
さて、チームはリーグで唯一の4連勝中。
しかし練習中に漂う空気には、緊張感があります。
「勝ってるからという安心感がまったくなくて、試合が終わると、次の週に向けて週明けの練習からまたみんなで気持ち切り替えてやっているという感じです。前の試合のことは忘れて練習しているので、連勝しているという気がしないです。みんなが危機感をもってやってるのはすごくいいことだと思います」
ポジション争いも熾烈。一人ひとりが必死です。
そんな中、次節は2位松本との直接対決です。
「相手のことはあまり意識していないというか、最終的に優勝するための1試合だと思うので、今までやってきたことをやるだけだと思っています」
決意固く臨む一戦。ぜひご期待下さい!
そして、次のホームゲームは4月5日(土)の岡山戦です!