2回戦 VS ファジアーノ岡山ネクスト
10月8日(土曜日) 13:00 @平塚競技場
湘南ベルマーレ | ファジアーノ岡山ネクスト |
2 | 0 | 前半 | 1 | 1 | ||
2 | 後半 | 0 | ||||
– | 勝点 | – | ||||
巻佑樹 53分 坂本紘司 77分 |
得点者 | 竹内 翼 40分 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 27 | 阿部 伸行 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 中牧 大輔 | 29 | GK |
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DF | 2 | 鎌田 翔雅 | 0 | 1 | 山中 誠晃 | 13 | DF | |
DF | 4 | 山口 貴弘 | 2 | 0 | 金光 栄大 | 16 | DF | |
DF | 26 | 遠藤 航 | 0 | 0 | 西原 誉志 | 31 | DF | |
DF | 32 | 福田 健人 | 1 | 0 | 岡崎 和也 | 43 | DF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 0 | 0 | 坂本 和哉 | 24 | MF | |
MF | 10 | アジエル | 2 | 2 | 小寺 優輝 | 33 | MF | |
MF | 13 | 平木 良樹 | 0 | 0 | 山本 拓矢 | 37 | MF | |
MF | 23 | 髙山 薫 | 1 | 2 | 福本 尚純 | 39 | MF | |
FW | 11 | 巻 佑樹 | 1 | 4 | 新中 剛史 | 27 | FW | |
FW | 17 | 佐々木 竜太 | 1 | 2 | 竹内 翼 | 42 | FW | |
GK | 1 | 野澤 洋輔 | – | SUB | – | 松原 修平 | 47 | GK |
DF | 24 | 小澤 雄希 | – | – | 原田 弦樹 | 44 | DF | |
MF | 7 | 石神 直哉 | 0 | – | 牧浦 裕司 | 32 | MF | |
MF | 8 | 坂本 紘司 | 1 | 0 | 加門 亮兵 | 34 | MF | |
MF | 14 | 菊池 大介 | – | – | 加藤 健人 | 40 | MF | |
FW | 30 | ルーカス | 1 | – | 水谷 諒 | 49 | MF | |
FW | 31 | ファン スンミン | – | 0 | 角島 康介 | 36 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
10 | シュート | 11 | ||
16 | ゴールキック | 8 | ||
5 | コーナーキック | 4 | ||
7 | 直接フリーキック | 10 | ||
1 | 間接フリーキック | 2 | ||
0 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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1,251人 | 晴、弱風 | 24.0℃ | 34% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
岡村 新太郎 | 前田 拓哉 | 下村 昌昭 | 平間 亮 | 榎本 一慶 | 岩崎 洋 |
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
肩が凝るような試合で、大型電器店に行ってマッサージチェアに座りたいと思います。
そんなに入り方も悪くなかったんですけども、相手のハイモチベーションを抑えるには得点しかないんですよね。拮抗してくると、向こうはどんどんモチベーションが上がってくると。点を取ればなおさらです。これが天皇杯の難しさなんですけど、前半はやっぱり少し緩いところとか、長いボールの処理がわざわざ相手にパスしているようなところがあったので、そこは少し修正しなければいけないという話はしました。
巻がいい飛び出しをしまして、巻や田原のようなああいう大型のタイプにも、足元で受けるだけではなくて、イブラヒモビッチみたいに裏に出るような動きを要求してますけども、それが出たという意味では、彼にとっても我々にとっても今後につながる1点かなと思いました。
同点に追いついたことによって向こうのハイモチベーションがアベレージになってきて、向こうの足が攣ったりとかで止まってきているのもあって。我々のほうも初めてスターティングメンバーで出場した選手はどうしても緊張もあって、足が攣るというのは計算していたので、この3人の枠というのが思い通りに使えなかった部分もありましたが、なんとか最後は持ちこたえたなというゲームでした。
次につながる、そして天皇杯でできるだけ高いところまで行くというこのふたつを考えたうえで、そうした意味では成果が出たゲームだったかなというふうには感じました。ありがとうございます。
質疑応答
巻選手が久しぶりに公式戦に帰ってきたが印象は?
まだ90分できるゲーム体力じゃないんですけれども、ちょっと見切り発車で使った部分が正直ありますね。
ただうちのチーム事情を考えますと、どうしても公式戦の場でやらなきゃいけないというふうにはとらえてまして、おそらく明日は筋肉痛になるぐらいヘロヘロだと思いますけども。
良さも出したし、頑張りも利いた部分もあります。得点はキーパーの股の間を通ったというラッキーなシュートでしたけれど。ただ前をいく姿勢がそうさせたわけであって、彼にとっては非常に怪我上がりとしてはいいスタートだなと。
あと2ヶ月、やっぱり取り戻してもらいたいと思いますし、チームの力になってもらいたいなと思っています。
巻佑樹選手コメント
難しい試合になるというのは分かっていたので自分たちのプレーをやろうと話して入りました。ただそれがなかなかできなかったので、前半のような展開になってしまったんだと思う。
ハーフタイムにFWがアクションを起こさなければいけないという話もあって、それが得点にも繋がったのでよかったです。股抜きはたまたまです。航(遠藤)に感謝したいと思います。
ケガでチームに迷惑をかけていた分、これから取り戻していきたいと思います。チーム内でお互い高め合ってみんなでやっていきたいと思います。
坂本紘司選手コメント
途中から出るのは久しぶりだったので正直難しさもあり少し動きは重かったと思いますが、45分で勝負をつけたいと思っていたので流れを引き寄せるためにも飛ばしていきました。
ボランチが出て行かないと難しいと思うし、そうういった見極めというか、チャンスがきた時にそのチャンスを逃さず前に出られたことはよかったと思います。
今日の2トップはしっかり追える選手なので、ただ、その距離とタイミングが少し合っていないように感じたので、後ろからプレスにいくタイミングが合うように、自分が入ったらそれをやろうと思っていました。良樹もしっかりやってくれたし、後半は少し連動性が出せたかなと思います。
平木良樹選手コメント
個人的な感想としては、まず湘南にきて90分フル出場したのは初めてだったので、それはよかったです。ただ、後半すぐに足が攣っていたんですけど、周りにも攣ってる選手がいたので、頑張るしかないと思ってやり切りました。自分のプレーとしては20%くらいしか出せなかったけど、唯一90分出られたことがよかったと思う。
自分のプレーの特徴としては、そんなにない選手だけど、そつなくというかよく言えばミスの少ない選手でありたいというのが自分の目指しているところなので、そういう意味では今日は本当にミスが多くなってしまった。まだまだだと思います。
勝てたこと自体は本当によかったと思う。紘司さん(坂本)が入ってきて、チームのリズムを作ることができたし紘司さん自身がまた点をとってくれたし、本当に助けられたと思う。
今後に向けて、もちろん最初から出たいし、90分フルで動ける身体づくりをしなければいけないと思っています。
福田健人選手コメント
勝ててホッとしました。初先発なので思い切ってやろうと臨んだんですけどスムーズに試合に入れず、前半はゲーム運びが難しかった。くさびのボールに行けず、ボールの奪い所がハッキリせずにずるずる下がってしまった。相手の3トップが裏に抜けたり間で受けたりうまくスペースを使ってきたなかで、自分のミスもあった。もっと落ち着いて奪ったボールを味方につけられるようにしないと、もっと上がったときにできない。ファーストプレーがうまくいけば試合にもうまく入れると思うが、もっと周りを
見て声を出してチームをまとめられればよかった。セットプレーの失点も悔しい。練習からしっかりやっていこうと思う。後半は修正し、立ち上がりから前からプレスをかけ、ゴールも早めに取れてよかった。
山口貴弘選手コメント
前半の入りはよかったんですけど、徐々にDFがうまく連動できなくて間で受けられることが多かった。修正しなければいけなかったんですけど、うまく修正できずその勢いでセットプレーから失点してしまった。この間の鳥取戦も相手の時間になってしまうことが多かったし、やっぱりそういう部分は中の選手で修正しなければいけない。みんなこの間の試合を理解しているつもりだったけど、今日もうまくいかなかったのでそこは反省点です。
後半、相手も少しペースダウンしたし、早い時間で点がとれた。そうしたら畳み掛けようと話していたので、できれば追加点をもっととりたかったですが、2点とることができた。守備も集中していたので、後半は悪くなかったと思います。
阿部伸行選手コメント
終わった瞬間は嬉しさ半分、悔しさ半分でした。悔しさというのは、セットプレーから失点してしまったという部分。先週(鳥取戦)と同じ時間帯で、しかも同じCKからという場面での失点でしたが、みんな意識していたと思うしそれでもやられてしまったというのが反省点です。
その他では、DFの4人が本当に身体を張って何度もシュートブロックしてくれて本当に助けられました。
まだまだ自分は課題だらけですが、克服できない課題ではないと思うし、今まで通りひとつひとつクリアしていきたいと思います。公式戦に出場して、GKというのはボールを止めるだけじゃないということを改めて感じました。やらなければいけないことを体感することができたし、体感したからこそ分かった明確な課題を今後の練習で取り組んでいきたいと思います。
岡山N 眞中監督 試合後コメント
総評
まず、今日は岡山の方から本当に遠方で長時間かけて来てくださった本当に沢山のサポータの方に感謝申し上げたいと思います。この湘南戦をむかえるうえで本当に高いモチベーションで、臨んだ一戦だったんで選手あるいはスタッフ共々、本当に楽しみにしていたし、とにかく自分達のサッカーを貫こうぶれずに焦れずにやり抜こうというところで、やったゲームでした。
やりきれた部分ではすごく選手を評価しています。
ただやっぱりゴール前での体をはって最後の最後防げるような部分だとか、あるいは後半特に攻撃が単調に一辺倒になってしまって、間にスペースがあるのにそこをしっかりつけきれなかった部分とか、やはりまだまだ力不足な部分があるなというのが実感です。
質疑応答
今日に向けて湘南対策はとられたか?
去年は、ほぼベストメンバーでやられて、一昨年はメンバーを大幅に入れ代えて戦ったんですよね。
ですので、この天皇杯に関して反町監督がどういうメンバーで組んでくるのかというのが、まったく分からなかった。
もちろんシステムだったり、やり方の大筋のところは伝えたんですけれど、とにかくそれよりも自分たちがこれまでやってきたものをどれだけ出せるのかということに重きをおいてやりました。