第35節 VS FC岐阜
9月23日(日曜日) 19:00 @長良川球技メドウ
HOME FC岐阜 | 湘南ベルマーレ AWAY |
3 | 1 | 前半 | 0 | 2 | ||
2 | 後半 | 2 | ||||
29 > 32 | 勝点 | 63 > 63 | ||||
佐藤 洸一 18分 佐藤 洸一 54分 佐藤 洸一 59分 |
得点者 | 53分 菊池 大介 68分 菊池 大介 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 31 | 時久 省吾 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 阿部 伸行 | 27 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 17 | 野垣内 俊 | 0 | 0 | 鎌田 翔雅 | 2 | DF | |
DF | 4 | 田中 秀人 | 0 | 0 | 遠藤 航 | 3 | DF | |
DF | 25 | 関田 寛士 | 0 | 1 | 大野 和成 | 22 | DF | |
DF | 30 | 尾泉 大樹 | 1 | 0 | 猪狩 佑貴 | 16 | MF | |
MF | 14 | 井上 平 | 0 | 4 | 岩上 祐三 | 15 | MF | |
MF | 8 | 李 漢宰 | 1 | 0 | 永木 亮太 | 6 | MF | |
MF | 6 | 服部 年宏 | 1 | 2 | 髙山 薫 | 23 | MF | |
MF | 11 | 染矢 一樹 | 2 | 2 | 菊池 大介 | 10 | FW | |
FW | 10 | 樋口 寛規 | 0 | 0 | 大槻 周平 | 19 | FW | |
FW | 18 | 佐藤 洸一 | 3 | 0 | 古橋 達弥 | 18 | FW | |
GK | 22 | 多田 大介 | – | SUB | – | 松本 拓也 | 21 | GK |
DF | 3 | 池田 昇平 | – | – | 三原 向平 | 20 | DF | |
DF | 2 | 野田 明弘 | 0 | 0 | 島村 毅 | 30 | DF | |
MF | 20 | 三田 光 | – | – | 坂本 紘司 | 8 | MF | |
MF | 15 | 山﨑 正登 | – | – | 下村 東美 | 14 | MF | |
FW | 32 | アブダ | 0 | 2 | 宮崎 泰右 | 25 | MF | |
FW | 9 | 梅田 直哉 | – | 0 | キリノ | 9 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
41分 8 李 漢宰 ■ラフプレー 43分 11 染矢 一樹 ■反スポーツ的行為 63分 32 アブダ ■ラフプレー |
8 | シュート | 11 | 16分 3 遠藤 航 ■得点機会阻止(他) 23分 19 大槻 周平 ■ラフプレー 82分 22 大野 和成 ■反スポーツ的行為 84分 30 島村 毅 ■ラフプレー |
15 | ゴールキック | 13 | ||
4 | コーナーキック | 2 | ||
2 | 直接フリーキック | 20 | ||
2 | 間接フリーキック | 2 | ||
2 | オフサイド | 1 | ||
1 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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3,016人 | 晴、弱風 | 21.4℃ | 66 % | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
高畑 俊成 | 早川 一行 | 長谷 忠志 | 清野 裕介 | 清水 修平 | 児野 孝之 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
お疲れ様でした。毎回のことになりますが、あれだけ多くのサポーターが我々を後押ししてくれて、負けたにもかかわらず最後まで応援をしてくれ、心から感謝しています。
前半、退場者が出て0-1でリードされましたが、いまロッカーでも言ってきましたが、我々は誰も勝負を諦めることはなく、勇敢に前に出て行った姿勢は評価したいと思います。順位はいま、2位というところにいますが、決してそれを守るわけではなく、常にチャレンジする姿勢で開幕から今まで続けてきているので、10人という中でも勇敢に戦った選手たちに、賞賛の言葉をおくりたいと思います。
これから、来週以降ホーム2試合が続くので、その2試合に向けて精神的なリカバーをして、またチーム一丸となって勝ち点3をとれるように準備していきたいと思います。
質疑応答
岩上選手を後半サイドに出してクロスから1点取った。セットプレーからもチャンスがあった。あのへんでひとつ取れればというところだったのか?
2点目3点目の取られ方がちょっともったいなかったとは思います。ただ選手自身も個人がいちばんよく分かってるので、そのことを責めるつもりはまったくないです。1-1にしたときも守りに入る気持ちはまったくなかった。逆に勝点3を取ろうということで祐三をワイドに出していいかたちのクロスから入ったり、宮崎を出して前への推進力を持ちたいといった狙いは、選手たちがよくやってくれたと思います。前後半とも、どちらが11人か10人か分からないようなゲームができたので、それについては全然下を向く内容ではないと思ってますし、逆にホームで岐阜さんとやったときは11人で2-0で勝っていたが後半残り20分ぐらいは押し込まれた。そのときの内容と比べても、きょうはよかったんじゃないかと思います。負けて言うのは説得力がないが、ぼくは選手たちのプロセスややることについては、心からよくやったと言ってあげたいと思います。
結果とはべつに、チームづくりという点では手応えも得られたゲームだったか?
遠藤はたぶん人生初のレッドカードだったと思う。そういうアクシデントを遠藤が自身でこれからどう変わっていくか、成長していくかというきっかけにしてもらいたいと思ってるし、これをプラスの経験にしていってほしいと思う。また早い時間に10人になったのはうちのチームは初めて。まえに10人になったときは我々のミスというか慌てたなかでのことだったが、今回10人になってその後のゲームの運び方には彼らの成長を感じましたし、ぼくも彼らから学ばせてもらったこともある。あと7試合ですか、こういうことがあとになってよかったなとみんなで言えるように、一丸となってやっていきたいと思います。
髙山薫選手コメント
航(遠藤)も猪狩も本当に悔しい形でピッチを出なければいけなかったので、チーム全体で二人の分までやらなければいけないという気持ちで戦いました。二人の悔しそうな顔を見ていて、オレが決めたいって思ったし、そういう気持ちはピッチに残った一人ひとりにあったと思う。
個人的には、後半の最後、自分自身のプレーがうまくいかなかった。悪い取られ方をした後の残り時間の自分に対しては納得いかないところがあります。でもチーム全体としては、勝てなかったけど、また次にみんなで頑張ろうって思えるような試合だったと思います。
リーグ戦をここまで戦ってきて、最初は首位を走って、その後4位とか5位になって苦しい時期もあったけど、みんなで戦い続けていま2位にいる。もう一度、ゼロからやるくらいの気持ちで残りの7試合を戦うことが大事だと思います。甲府に追いつくんだという気持ちでやるしかないと思います。
ベルマーレは誰が出ても、同じサッカーがやれるという形で今年ずっとやってきたので、次節、ケガをしてる選手や出場停止の選手の分まで頑張って、絶対に勝ちたいです。
岩上祐三選手コメント
10人になってしまったのは仕方ないし、切り替えてやっていたので、ボールも僕たちが支配してたし、10人でもできることを示せた。自信になる部分もあると思う。
前半は僕から前の距離が遠くて、孤立してしまい、うまく攻撃が成り立たなかった。もう少しうまくできればよかった。後半に関しては右サイドでしたが、翔雅(鎌田)とはすごくやりやすいので連携もうまくいったし、あとは中を信じてボールを入れました。
(試合の中でポジションが色々と変わったが?)与えられたポジションの中で100%やらなければいけないので、いろいろ変化はあったけど戸惑いなくできたとは思います。
次に向けては、もう勝つしかないという気持ちで、みんなで戦います。
菊池大介選手コメント
航(遠藤)が早い段階で退場して、航のためにも勝ちたかった。先輩として、チームの一員として、助けたかったし、やはり勝てなくて残念です。
(ゴールについて)1点目は祐三くん(岩上)だったのでいいボールが来るだろうなと信じて、水戸戦でもああいうクロスで決めたシーンがあったので、いいイメージを持ってなかに入ったら合わせるだけだった。2点目は奇跡というか(笑)亮太くん(永木)から来たときにシュートを撃とうと決めたのがよかったと思う。最初に決めていいところに置いてうまくゴールを見て、という一連の流れがしっかりできていたので、いいシュートが行ったのかなと思います。久しぶりに2点取った試合でもあったので勝ちたかった。
正直悔しいけど、2連敗は自分としても情けないし、もっとできたんじゃないかという気持ちもあるが、いい意味で切り替えてしっかりリフレッシュして次に向かうしかないと思うし、きょうの負けを最後に「いい負けだったな」と思えるようにしっかり準備したい。
永木亮太選手コメント
一人減ってからもやることを変えずに、一人少ないと思わせないようなサッカーができたとは思います。前半は1点でしのいで、チャンスも何回かあった。ハーフタイムに監督から絶対に点とれるから落ち着いてやっていこうという話をしてもらった。1点はとれたけど、あそこでやられてしまうのはまだまだだと感じました。ただその後1点を返して、同点にできるチャンスもあったと思う。悔しいです。
途中、ワンボランチになって、サイドから攻めていくということだったので、自分はサイドの選手にボールを入れながら組み立てていくということを意識しました。大介(菊池)のシュートも祐三からのクロスだったし、2点目の大介のシュートもサイドからという意識があったから生まれたと思う。そこはよかったと思います。
本当に勝ちたかった。
次に向けて、しっかり切り替えて、次が本当に大事だと思うし、ここでガタガタと崩れるようならそこまでのチームだと思うし、この2敗をいい方向にもっていかなければ。しっかり練習して、次はホーム連戦なので絶対に勝点3を、勝点3だけを狙って戦っていきたいと思います。
鎌田翔雅選手コメント
航(遠藤)が退場してしまった時、少し前に食いつきすぎてしまったかなと思う。僕が染矢選手にいった時に裏に蹴られて祐三(岩上)と航のどっちがいくかという感じになってしまった。もっと自分がいい対応をしていればと悔やまれます。2失点目も岡山と同じ形でやられてしまったし3失点目も少し焦りが出てしまった。もっと落ち着いてやっていれば止められたものだったと思う。
みんながすごく走っていたし、誰一人諦めていなかった。後半なんかは倍以上走ってたと思うし、すごくいいゲームができたと思う。でも後ろとしては、2試合6失点は本当に悔しい。
航は年齢も下なのにキャプテンマークを巻いて、あれだけチームのために頑張っていて、ましてや一度負傷で離脱したけど、復帰して戻ってきてさらにチームのために頑張ってる選手が退場しなければいけないということは、僕も悔しいし、だからこそ僕たちの力でその逆境を跳ね返すことができればよかった。そうすれば、もっともっといいチームになると思う。ここから本当にチーム戦だと思うから。
(人数が少なくなっても果敢にゴールに向かっていたが?)前に前にという気持ちが常にあった。多少横に繋いでリズムを作ったけど、狙える時は迷わずに縦にボールを入れることを意識しました。前の選手を追いかけて、相手にとって嫌なことをするということを考えてやっていたし、自分がボールを持ったら少しでもゴールに近づくようなことを考えていた。自分が持ち出して、当てて前に動くことで、誰かが点をとれるように、他の選手の助けになるような動きをしようということは意識していました。それが前半からできていればもっとよかったと思います。
後半は、結果としては悔しいけど、今年やってきたことが出せたとは思います。攻撃に関してはいいところが出せたと思います。
岐阜 行徳監督 試合後コメント
総評
こんばんは。非常に勢いのあるチームで、攻撃はスピーディーなので変な取られ方をしたくないということで、相手のDFの背後もしくは3バックの脇にボールをどんどん入れていくことをやりました。樋口が競り勝ってボールも運んで早い時間にPKを取って得点することができたが、足首を捻ったのでアブダを、もうすこし遅い時間には使いたかったが、早い時間に使うことになりました。相手が1人足りなくなったが、全体的には主導権を握るところまではいかずに、相手の攻撃を凌いで、それでも人数をかけて攻撃してくるのに対して攻撃を仕掛けていくというところはそんなに悪くなかったと思います。ただもうすこし楽に展開できたゲームではないかなと思います。最後までヒヤヒヤのところだったが、集中を切らさずになんとか失点2で抑えて勝ち切ったという感じがします。ここのところ毎試合怪我人が出てしまっているので、やりくりしながらコンディションを整えてまたつぎのゲームに臨みたいと思います。
質疑応答
もうすこし楽な展開にするには、どのようなかたちになるとよかったのか?
主導権を握れればもっと楽だとは思うが、どうしても相手との力関係だったり、もうすこし攻撃的な配置にすればよかったのかもしれないが、相手の攻撃を抑えるところをひとつ考えていたので、やはりJ2で1位2位を争う得点の能力なのでそこは抑えたいと。我々のチームは、きょうは3点取りましたが、たくさん取られてそれ以上に取るというサッカーができることはないので、失点を少なくしたいというところで、いまひとつ踏み切れなかった。やはり人数が減った相手に対してもうすこし抑えどころを相手のボランチのところをうまく使われてしまったが、そこを行くのかそこは捨てて後ろで守るのかという選択肢のなかで、主導権が取れないなかで後者を選択したという感じです。自分たちが1人多いというアドバンテージでもうすこしボールを繋げられればよかったが、それはチームとしての課題なので、すぐにできることではなく、トレーニングして選手の質を上げていくしかないと思っています。
佐藤選手が久しぶりにFWで起用されましたが、その意図は?
相手の背後を狙うというところで、洸一(佐藤)が起点になる、ロングボールに対して頭を使ってすらして2列目の樋口や染矢、平(井上)が行くというようなところ、シンプルな攻撃をしようというところに照準を定めていたので、あまりポゼッションして途中で引っかけられてショートカウンター食らうことがいちばん怖かったので、洸一を前で起用しました。あとディフェンス面でも後ろからの声で洸一は動くので起用しました。
今季初の連勝について、チームの流れがいいという証拠でもあると思うが?
メンバーがちょっとずつ代わっていても勝てるというのは勢いがあるんだと思いますが、まだまだ順位的にはまったく楽になってないので、あと7試合ですが、ほんとうに集中してやっていきたいと思います。