第32節 VS 京都サンガF.C.
9月2日(日曜日) 19:00 @京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
HOME 京都サンガF.C. | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 0 | 前半 | 1 | 2 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
55 > 55 | 勝点 | 57 > 60 | ||||
工藤 浩平 47分 | 得点者 | 33分 キリノ 56分 大槻 周平 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 水谷 雄一 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 阿部 伸行 | 27 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 8 | 安藤 淳 | 1 | 0 | 鎌田 翔雅 | 2 | DF | |
DF | 3 | 染谷 悠太 | 0 | 0 | 遠藤 航 | 3 | DF | |
DF | 2 | 酒井 隆介 | 0 | 0 | 大野 和成 | 22 | DF | |
DF | 6 | 黄 大城 | 0 | 1 | 古林 将太 | 5 | MF | |
MF | 7 | チョン ウヨン | 5 | 0 | 下村 東美 | 14 | MF | |
MF | 16 | 福村 貴幸 | 0 | 3 | 永木 亮太 | 6 | MF | |
MF | 10 | 工藤 浩平 | 2 | 1 | 髙山 薫 | 23 | MF | |
MF | 23 | 中村 充孝 | 1 | 0 | 菊池 大介 | 10 | FW | |
FW | 22 | 駒井 善成 | 1 | 3 | キリノ | 9 | FW | |
FW | 13 | 宮吉 拓実 | 1 | 1 | 大槻 周平 | 19 | FW | |
GK | 30 | 児玉 剛 | – | SUB | – | 松本 拓也 | 21 | GK |
DF | 5 | 内野 貴志 | – | – | 島村 毅 | 30 | DF | |
MF | 15 | 中山 博貴 | 0 | 0 | 猪狩 佑貴 | 16 | MF | |
MF | 18 | 倉貫 一毅 | – | 0 | イ ミンス | 28 | MF | |
MF | 25 | 伊藤 優汰 | – | – | 吉濱 遼平 | 29 | MF | |
FW | 11 | 原 一樹 | 0 | – | 馬場 賢治 | 17 | FW | |
FW | 32 | サヌ | 0 | 0 | 古橋 達弥 | 18 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
50分 3 染谷 悠太 ■ラフプレー 59分 10 工藤 浩平 ■異議 80分 7 チョン ウヨン ■反スポーツ的行為 90分+2 2 酒井 隆介 ■反スポーツ的行為 |
11 | シュート | 9 | 68分 14 下村 東美 ■ラフプレー |
8 | ゴールキック | 15 | ||
6 | コーナーキック | 5 | ||
8 | 直接フリーキック | 12 | ||
0 | 間接フリーキック | 2 | ||
2 | オフサイド | 0 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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6,248人 | 晴、弱風 | 27.7℃ | 61% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
入江 勉 | 高山 啓義 | 平野 伸一 | 川崎 秋仁 | 山本 慎吾 | 横山 真也 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
お疲れ様でした。
現在、順位がたまたま…と言いますか、うちの場合はたまたまだと思ってるんですけど、上位同士の戦いということで湘南からもたくさんのサポーターに来ていただいて、試合の前から試合が終わったあとまで本当に熱い声援をいただき、その声援が本当に選手の後押しになってなんとか勝てたと思います。
ゲームについてはちょっと予想していたシステムと違って、ボールの出どころや抑えどころが違って少し混乱していたんですけど、そこを最後の粘りでよくしのいで、狙っていたショートカウンターで1点とれたというのはよかったと思います。
京都さんは我々が敵陣からいこうとしてもワンタッチでいなす力があるので、なかなか出どころにいけなかったんですけど、後半少し形を変えて、バイタルエリアをケアする形にしたところで少し京都さんの圧力を弱めることができたのかなと。まだビデオを見なければ分からないですけど、自分ではそう感じています。
いまロッカーで話してきましたけど、我々は当初「勢いだけで」とよく言われていましたけど、今はその勢いに選手の判断がついたと。本当に全員で戦っているので、今日出た選手、途中から出た選手、出られなかった選手、また湘南にいて残念ながらここに来られなかった選手も含め、全員がステップを踏んで成長してくれているなということが、勝ったことよりも、監督として非常に嬉しく感じます。今日の試合は、本当に無骨だったかもしれないですけど、選手を素直に褒めてあげたいと思います。
質疑応答
少し形を変えて、ということだが後半の意図は?
ダブルボランチで3トップでやったんですけど、どうしても相手がボックス気味で2トップになるので、ダブルボランチでは少し抑えきれなかったので、あそこのボランチを3枚にして、そこの3枚の受け渡しの中で前を2トップで追わせて、3枚で埋めた方が京都さんが出てくる形を逆に利用できるのではないかなと思って、そういう風にしました。
大槻選手を起用した理由と評価を。
あいつは一生懸命やることがとりえなので、一生懸命やってほしいと思って出しました。得点をとるなんて思っても無かった、と言ったらかわいそうなので、10%くらいは思っていたということにしておいて下さい(笑)
監督は京都出身で、この西京極で指揮を執るということについて特別な思いはあるか?
質問で、京都の出身だということを言われないので、寂しく帰らなくてはいけないなと思っていたんですけど(笑)。ここは僕が高校の時に、本当に、西京極というのは高校選手権予選の決勝の地でやるところで、僕がプレーしたのは国体の時で、決勝戦に出られなかったので、自分がプレーすることなかったんですけど。僕が住んでいるところはすごく田舎なんですけど、京都のこの街に育ててもらったなぁということを感じながら、この地に入ってきました。まさか、このスタジアムで僕が指揮を執るなんてことはあんまり想像しなかったですけど、故郷といいますか、思い出といいますか、そういうものに浸りながら。何と言うか…相手チームの監督としてということで言うなら、複雑な感じで試合を観ていました。本当に素晴らしいスタジアムの雰囲気と20何年前になりますけど、それと変らない京都の町並みを観れて…。質問の答えかどうか、解らないですけど(笑)、なんとなく、改めてパワーを、もらったという感じです。
大槻周平選手コメント
(地元でのゴールでしたが?)西京極はすごく懐かしい感じもしたし、そこで決められたことは本当に嬉しかった。
前半は我慢する時間が多くて、でも1回はチャンスがくるなと思っていたので、そこを絶対に決めてやろうという気持ちでした。
湘南スタイルというのは前からどんどん仕掛けていくことなので、まずはそこをしっかりやろうと思っていました。あとは自分の特長や運動量を出すこと、最後に決め切るというところを意識して入りました。それが結果に繋がったことは本当によかったです。
全体的には、もっといける時はいかなあかんなということは感じました。京都さんはかなり上手だったのでもっともっと自分たちの湘南スタイルを磨かなければいけないなと感じています。
阿部伸行選手コメント
(ビッグセーブ連発でしたが?)よかったです。うちのディフェンスはいつも最後まで寄せてくれるので、プレッシャーを与えた状態で相手も打っていることが多いと思うんですけど、それはいつも練習の時からDF陣がGKと連携するというのは、今年ずっとやっていることなので、それが試合で少しずつ出てきてきると思います。
ただ、前半も後半も立ち上がりにやられてしまう場面が多かったので、そこはみんなでしっかり話し合って、また試合があるので、そういう部分が出ないようにしていきたいと思います。
今節に限らず、粘り強さというのは出せていると思うので、磨きつつ、続けつつ、より確固たるものにしていきたい。
試合全体を見て、うちのほうが走ってるなと感じていました。それが強みなので、それが出せたことがよかったと思っています。
遠藤航選手コメント
試合前は前線からしっかりプレスをかけて高い位置でボールを奪ってカウンターを狙っていこうという話をしていたんですけど、京都さんのポゼッションの技術が高かったので、それがなかなかうまくハマらなかった。
ただそういった中でも最後体を張ったり、ノブさん(阿部)が止めてくれたシーンも多かったし、最後に粘り続けて、逆にカウンターで1点とれたことは大きかった。最後の粘りというのはプラスに考えられるかなと思います。特に前半の最初の立て続けのピンチを守り切れたのが大きかったと思います。あとは失点をした後も自分たちで集中を切らさずにやり直すことができた。
自分たちが点を取った後は、ある程度ポゼッションされましたけど、絶対にやらせないというところで、自分としては手ごたえを感じるものでした。
京都は技術的にはJ1にも劣らないようなチームだと思うので、そういうチームに湘南らしさを出しながら2勝できたことは次に繋がると思います。
猪狩佑貴選手コメント
ここ3試合くらいケガから復帰してベンチに入れてもらっていて、出場はなかったけど、いつでも出られる準備を毎試合しっかりしようと思ってやっていました。それをしっかりやっていてよかったなと思っています。
流れを変えるとかチームを盛り立てるとか、そういうところを意識して試合に入りました。守備の面でみんなの頑張りはすごくできていたから、攻撃の面でもっと勢いを与えられたらと思っていました。
入った時間は、相手も味方もみんな疲れていたので、ボールがきたらまずはスペースに持ち込んでクロスとシュートで絶対に終わろうと思っていました。あの時間帯に僕が入る意味は、もう一度チームに元気を与えるためだと思ったので、絶対に後ろ向きなプレーはなしで前にいこうと思っていました。
(今後に向けては?)やっぱり最初から出たいので、そのために練習から走ってアピールしたいです。
京都 大木監督 試合後コメント
総評
本当に結果がほしい中で勝点が取れないという状況になってしまいました。選手は割と動いていたし、やっている分もあったんですけど、やっぱり勝負どころというか、ポイントポイントで崩された感じがします。特に、後半1-1に早い時間に追いついて、さあこれからだという時に、簡単にマークを外してやられてしまいました。もちろん、マークをつけたのは私ですし、使っているのも私ですので、その辺りは私の勝負弱さかなと思います。天皇杯を挟んだりしますけど、先は続きますので頑張って、ここから盛り返せる様に準備したいと思います。
質疑応答
負けはしたが、攻撃面で狙いの形、特にゴールの形は前節の反省を生かした形で、出来た部分もあると思うが、その辺りは。
いい形、得点シーンはもちろんそうなんですけど、前半なんかは特にチャンスはあったと思います。ただ、湘南さんのディフェンス、どこもそうなんですけど、最後のところで、頑張って喰いついてくるという部分があって、なかなかシュートまでいかない、シュートを打ってもあたってしまう、相手のファインプレーになってしまうという形だったと思います。だから、そこはそんなに悲観していません。例えば、草津戦なんかよりはよっぽどチャンスも出来たと思うし、点も取れていますし。ただ、その他の部分で足りない部分があったと思います。
後半はなかなかシュートまで持ち込めないところもあったが。
攻撃陣だけでなく、後ろの方も相手の攻撃を許す様な状況が出ていたと思います。その分(シュートの本数が)減ってきたと思います。ただ、ゴール前まで行けている状況もあるんですけど、シュートが打てないという状況もあったと思います。そんな風に考えています。