MATCH試合結果

2012 Jリーグ ディビジョン2

第29節 VS 東京ヴェルディ

8月19日(日曜日) 18:30 @Shonan BMW スタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 東京ヴェルディ  AWAY
湘南ベルマーレ 1 0 前半 0 1 ギラヴァンツ北九州
1 後半 1
52 > 53 勝点 52 > 53
 キリノ 56分 得点者  76分 ジミー フランサ
選手 シュート   シュート 選手
GK 27 阿部 伸行 0 STARTING
LINEUP
0 土肥 洋一 1 GK
DF 2 鎌田 翔雅 1 0 森 勇介 19 DF
DF 3 遠藤 航 0 1 高橋 祥平 4 DF
DF 22 大野 和成 1 0 深津 康太 3 DF
MF 5 古林 将太 1 0 刀根 亮輔 21 DF
MF 6 永木 亮太 0 0 小池 純輝 14 MF
MF 8 坂本 紘司 0 0 柴崎 晃誠 7 MF
MF 23 髙山 薫 1 1 和田 拓也 22 MF
FW 10 菊池 大介 3 0 飯尾 一慶 16 MF
FW 9 キリノ 1 0 アレックス 20 FW
FW 18 古橋 達弥 0 0 阿部 拓馬 9 FW
 
GK 21 松本 拓也 SUB 柴崎 貴広 26 GK
DF 30 島村 毅 中谷 勇介 6 DF
MF 14 下村 東美 1 0 土屋 征夫 17 DF
MF 16 猪狩 佑貴 0 中後 雅喜 8 MF
MF 28 イ ミンス 2 梶川 諒太 23 MF
FW 15 岩上 祐三 0 巻 誠一郎 18 FW
FW 17 馬場 賢治 1 ジミー フランサ 45 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
39分
5 古林 将太 ラフプレー
80分
28 イ ミンス 反スポーツ的行為
11 シュート 3
50分

16 飯尾 一慶 反スポーツ的行為

10 ゴールキック 13
8 コーナーキック 8
15 直接フリーキック 9
1 間接フリーキック 2
2 オフサイド 1
0 PK 0
得点経過
56分
9 キリノ
中央 6 ~ → 右 9 ~ 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
76分
45 ジミー フランサ
右 CK 7 ↑ 中央 45 ヘディングS
選手交代
25分
8 坂本 紘司 → 14 下村 東美
71分
9 キリノ → 28 イ ミンス
81分
6 永木 亮太 → 15 岩上 祐三 
 
60分
20 アレックス → 9 ジミー フランサ
64分
21 刀根 亮輔→ 8 中後 雅喜
81分
16 飯尾 一慶 → 17 土屋 征夫
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
9,370人 晴、弱風 27.3℃ 75% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
十河 正博 村上 伸次 中野 卓 和角 敏之 渡辺 紀承 亀井 信也

湘南 曺監督 試合後コメント

総評

お疲れさまでした。
2位と3位の対決ということで、たくさんのサポーターに来てもらって、本当に、自分で言うのも何ですけども、見ている方は最後まで目が離せないスリリングな試合だったと思います。それを表現してくれた選手たちと、応援して支えてくれたサポーターには本当に感謝したいと思います。
前回、ひとつめに戦った駒沢の試合はずいぶん前の試合なので、今日はもうヴェルディさんもテイストが違う形でやってくるだろうと予測してたんですけども、その通りの試合になったなと思います。
我々の良さを出していこうという話をしてたんですけども、3試合連続でセットプレーでやられたのは本当に悔いは残りますけども、選手たちが一番それを感じてくれてると思うんで、今日フィールドに立った選手たちのパフォーマンスには本当に頭が下がる思いです。
ただ、この勝点1を本当に前向きにとらえていかないと、次のステップには行かないと思っているので、こういう、一番厳しい状況の中で何ができるかということを、自分なりにしっかり精査して次の試合につなげていきたい。悪いところをほじくり出すんじゃなくて、やっぱり彼らのストロングポイントをさらに強められるように、そういう働きかけで指導していきたいと思います。
本当に何度も言いますけども、今日の試合に出た選手たちは120%の力でファイトしてくれたと思いますし、湘南らしさもずいぶん出せたんじゃないかと思っているので、決して下を向く内容ではなかったと自分では感じています。それだけに、悔しい思いでいっぱいです。

質疑応答

–前節は相手陣内での推進力がよかったが、今日の特に前半は少なく感じたが?また、イ ミンス選手を早速使った点について。

前半が良くなったというのは全然思ってなくて、ヴェルディさんも力あるチームですし、我々のストロングを消してくるやり方をしていましたので、前半から全部、福岡戦のように2点、3点をとれるチャンスがあるとは最初から思っていませんでした。その辺りは選手もよくゲームをコントロールしながら入ってくれたかなと思います。
お互いに後半の残り30分の得点が22点あったので、後半勝負になるのは間違いないなと思っていたので、そういうゲームプランを組んでいました。イ ミンスを入れたのもボランチのところからの飛び出しとか、何回か良いシュートを打ってくれたんですけど、そういったところの能力がある選手なので、期待して出しました。

古林将太選手コメント

自分のところにかなりボールが来て、今日は久しぶりにいいボールを上げることができたとは思います。そこは続けていかなければいけないところだと思っています。
相手はもっと繋いできて、自分たちのサッカーをやってくるかと思ったんですけどロングボールを蹴ってくる形だった。
そこでいかに、もっとやらなければいけないかということを感じました。
(かなり走っていたが?)走らなければいけないポジションなので、攻守に渡って運動量は必要なので、そこも続けていきたいと思います。
(前半はかなり相手が引いてきたが?)少し戸惑ったところもあったんですけど、前半は1本くらいしかチャンスがなかった。前半のように固めてきた時にいかに崩すかということは課題だと思う。今日も選手同士でもどう崩すかという話をしました。相手が守ってきた時にどう崩していくかを考えて練習からやっていきたいと思います。

髙山薫選手コメント

前半は相手もかなり引いてきて攻め上がってこなかった。その分サイドバックは元気なのでカウンターの時に気をつけなければいけなかった。
前半、僕自身はあまりチャンスに絡めなかったので、後半は自分からチャンスを作り出さなければという意識でした。
最後のシュートは決めたかった。本当に悔しい。試合後にみんなが「仕方ない」と言ってくれたんですけど、そんな風に言ってくれるいいチームメイトばかりで、だからこそ自分のゴールで勝ちたかったし、本当に悔しいです。
(中2日で試合がありますが?)疲れとか言っていられないし、うちにはいいメンバーがたくさんいるので体力のことは考えずに思い切りプレーしたいと思います。

阿部伸行選手コメント

本当にたくさんの人が応援してくれた中でホームで勝てなくて申し訳ないです。次の試合まであまり時間がないですけど、しっかり準備して次の試合、一戦必勝で戦いたいと思います。
守備の中で自分がどういう空気を作って、そのシーンを守り抜くかとという意味で、それができなかったことが悔やまれます。
どれだけ魂込めて、そのシーンに臨めるか。技術的なこと以上に魂が入ってるかどうかだと思うので、根性入れて止めます。

キリノ選手コメント

ホームでゴールが決められてすごく嬉しい。でもやっぱり勝利したかった。勝てなかったということはとても悲しいことです。
毎日のトレーニングの成果で、チームメイトとのコンビネーションはかなりよくなってきていると思います。悪いところや課題もあったけど少しずつ改善できてきていると思います。
ベルマーレにきて1点目がいつとれるかと思っていた。今は1点を決められたので落ち着いて、これからはもっと決められるんじゃないかと思います。
(ゴール時のパフォーマンスは?)初めてやりました。来週赤ちゃんが産まれるのでやりました。

下村東美選手コメント

ケガでいきなり代わるというのは初めてのケースだったんですけど、あまり考えすぎずとにかくセカンドボールなど、ボールを拾うということを意識して入りました。
セットプレーで失点したことは悔しいですが、僕も他の選手も決定的なシュートチャンスがあったし、そういうところでチーム力が問われると感じました。シュート練習をもっとしなければいけないし、ラストパスの正確さも必要だと思う。
高い位置でプレスにいってショートカウンターというところはハマっていたと思うので、そういうところは継続して、あとはゴール前でどうゴールにねじ込むかということを考えていきたい。
追加点を奪えるか奪えないかというのは、ある意味僕らの試合でのターニングポイントになっているところもあると思います。2点目、3点目をしっかり狙っていきたい。
(次節まで時間がないが?)そうですね。まず、しっかり食べて、しっかり寝て、明日しっかりいい汗かいて、臨みたいと思います。

東京V 川勝監督 試合後コメント

総評

アウェイで厳しいゲームになるなという予想はあって、前半は相手のスピード感でリズムもなかなか出ない時間帯もあって苦しかった。後半少し落ち着いて、終盤まで、よくジミーも1点返してくれたけれども、終盤まで持っていけたので、できればその勢いで逆転したかったけど、今のコンディションを考えると選手はよく90分次に繋げられるような形で結果的に終わらせてくれたので。
まぁ怪我人が相当出ているけれども、中2日でもう1回しっかり調整していきたいと思います。

質疑応答

–ここ数試合の変化としてシュート数が減少しているが?

やっぱりシュートに至るまでの過程で、うちのよさって言うところでもう1本パスだとかもう1回動き直しだというところで、特に西あたりがその辺チームとよくやってくれていた。そういうので前に供給するタイミングとか質がまだ合ってないというか、その辺は1つあるなと。
後は阿部のパートナーがなかなか決まらなくて、ジミーが今日使えたけどもコンディションがちょっと当日悪かったので途中からと。前で収まらないと厚みのある攻めで後ろからの仕掛け、要するに本数とかも上がらないので。
元々カウンター主体のチームではないので、全体で運ぶという時の阿部を助けるもう1枚の動きっていうのもここ2、3試合でなかなか決まらないというか安定感が出ないので、全体的に押し上げて崩すというシーンが減ってきているのは仕方ない。
そこを改善するのにジミーとか含め、前のほうでのポストプレーとか中盤での仕掛け、今日小池が相当サイドでシンプルだけど縦に仕掛けるというのをやってくれたので。
逆に言えばそのスピードに中が合わせられるようにしていかないと、今まではどっちかというと勇介(中谷選手)のタイミングで中がプレーしていたので、その辺を違う選手がサイドを割る時の中央の入り方が後半も若干、中盤あたりで遅れている人がいたので、その辺改善していければ本数も。
あとは、やはり今日は相手がディフェンスでも相当スピードがあってついてきたので、その辺で今までの相手だったら個人技で1本打てるところが最後までつききられて打てなかった。その辺の上位とやる時の意識とかプレーの質を含めて、きつい現状でも、もうちょっと上げないと本数は上がらないと思いますね。