第19節 VS モンテディオ山形
6月13日(水曜日) 19:00 @NDソフトスタジアム山形
HOME モンテディオ山形 | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 0 | 前半 | 1 | 2 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
37 > 37 | 勝点 | 33 > 36 | ||||
宮阪 政樹 77分 | 得点者 | 永木 亮太 42分 髙山 薫 80分 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 野清水 健太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 阿部 伸行 | 27 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 2 | 小林 亮 | 0 | 0 | 鎌田 翔雅 | 2 | DF | |
DF | 4 | 西河 翔吾 | 1 | 0 | 大野 和成 | 22 | DF | |
DF | 3 | 石井 秀典 | 0 | 0 | 島村 毅 | 30 | DF | |
DF | 13 | 石川 竜也 | 0 | 0 | 古林 将太 | 5 | MF | |
MF | 19 | 秋葉 勝 | 1 | 1 | ハン グギョン | 7 | MF | |
MF | 15 | 宮阪 政樹 | 3 | 2 | 坂本 紘司 | 8 | MF | |
MF | 8 | 船山 祐二 | 0 | 3 | 髙山 薫 | 23 | MF | |
FW | 30 | 山﨑 雅人 | 5 | 2 | 菊池 大介 | 10 | FW | |
FW | 18 | 萬代 宏樹 | 3 | 1 | 永木 亮太 | 6 | FW | |
FW | 9 | 中島 裕希 | 4 | 2 | 古橋 達弥 | 18 | FW | |
GK | 16 | 中村 隼 | – | SUB | – | 松本 拓也 | 21 | GK |
DF | 5 | 前田 和哉 | – | 0 | 山口 貴弘 | 4 | DF | |
DF | 6 | 山田 拓巳 | – | – | 三原 向平 | 20 | DF | |
DF | 14 | 宮本 卓也 | – | 0 | 宮崎 泰右 | 25 | MF | |
MF | 7 | 宮沢 克行 | – | – | 吉濱 遼平 | 29 | MF | |
MF | 17 | 廣瀬 智靖 | 1 | – | 中村 祐也 | 11 | FW | |
FW | 28 | 太田 徹郎 | 0 | 0 | 馬場 賢治 | 17 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
55分 18 萬代 宏樹 ■異議 56分 4 西河 翔吾 ■繰り返しの違反 58分 15 宮阪 政樹 ■反スポーツ的行為 60分 19 秋葉 勝 ■反スポーツ的行為 73分 8 船山 祐二 ■ラフプレー |
18 | シュート | 11 | 66分 23 髙山 薫 ■反スポーツ的行為 79分 5 古林 将太 ■ラフプレー |
12 | ゴールキック | 16 | ||
8 | コーナーキック | 3 | ||
10 | 直接フリーキック | 19 | ||
1 | 間接フリーキック | 2 | ||
2 | オフサイド | 1 | ||
1 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
5,737人 | 晴、中風 | 15.8℃ | 68% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
北郷 光宏 | 岡部 拓人 | 伊東 知哉 | 笹沢 潤 | 清水 友 | 細谷 龍彦 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
お疲れ様でした。
アウェイで初めてのナイトゲームでしたが、湘南からたくさんのサポーターに来てもらって本当に感謝しています。
試合自体は、前半は我々が狙っていることがうまく出せて、いい形で得点できたんですけど、山形さんはやはりまとまっていて、狙いのあるチームなので、後半はかなり押し込まれました。PKを止めて、その後FKでやられましたが、そこを盛り返そうというチーム全体のメンタリテイがチーム全体にあったので、勝ち方としては非常にいい勝ち方だったんじゃないかと思います。
山形さんは首位のチームですし、最近勝てていなかったこともあったので、もう一度湘南スタイルをアウェイの地でも出そうということで、前半からやったんですけど、本当に今日スタートから出た11人とサブの選手、そして湘南で残って今日練習した選手全員の勝利だと思います。
質疑応答
「狙った形」という話があったが具体的には?
戦術的なことは差し控えさせていただきたいんですけれども、山形さんの前へのパワーというのをひっくり返したときに、少し我々が狙ってる起点をつくるポイントというのが、ある程度うまくボールが収まって、選手がその時間でホルダーを越してくような動きが前半に見られたので。やっぱり、ホルダーを越すことによって相手がついて行かざるを得ないところで平行のパスを入れたときに、永木がミドルシュートを決めたと思うんですけれども、そういった個人だけじゃなくて、2人、3人が絡んでいく攻撃というのをシーズン前から目指してきたので、そういった形で取れたのはよかったなと思います。
山形の攻撃については?
本当に3トップが流動的に、スペースに出たり、足元で受けたり、そこでシャドーの選手が飛び出してくる。両サイドもクロスが上がってくるので、非常につかまえづらい相手だなと思ったんですけれども、お互いにシステム上のミスマッチがあるので、精度の低いプレーをするとやられるし、逆に精度高くつながるとチャンスになるというゲームだったと思います。そういうところの精度が少し、最近の試合にしてはというか、まだまだなんですけど狙ったところにボールが運べる場面が多かったので、そういう意味で準備してきたことが出たかなというふうには思いました。ただ、質についてはまだまだ課題は残ると思います。
山形を今季初めてホームで破ったという快挙だったが?
言われるまで知らなかったです。気にしていなかったんですけど、ただホームの試合では強いというのは聞いていて、たくさんのすばらしいサポーターの前で、去年J1にいらっしゃったチームですし、フィジカル的な強さだったり、精度だったりというのは試合が始まる前からあると思っていました。そういう意味では、最後までゴールをめざそう、守りきるんじゃなくて、ゴールをめざしていこうというところが最後うちに少し、運があったのかなというだけで、力は山形さんのほうがあると思ってますので、『快挙』と言われても、快挙なのかなんだかよくわからないんですけれども…。まだまだ自分たちの課題が残る試合だったとも、一方では言えると思います。
ペナルティーエリアの外からもシュートを打っていこうというところが見られたが狙っていたのか?
シュートを打つというよりも、相手がワンボランチなので、そこの脇のところにうまく前向きの選手を使えれば、4バックの一人が出て来ざるを得ない。その状況のときにスルーパスを出したりとか、逆に4バックが出てこなかったらシュートを打つ。そこは選手の判断だと思うので、特にミドルシュートをたくさん打てと言ったわけではありません。永木は今シーズン初得点だったと思うんですけれども、選手自身が打てると思って判断してくれたことには、選手が判断してくれたことなので、よかったというか、たとえそれが失敗したとしてもとやかく言うつもりは特にありませんでした。
今日は阿部選手がPKを含め好セーブが多かったが最近の成長と今日のプレーの評価を。
うちはキーパー3人がいつも本当にいい準備をしてくれているなかで阿部が今日出てるんですけど、前々節の北九州戦のときに、ミスと言いますか、自分のなかでキーパーとしての『次やらなきゃいけない』という思いが多分強かったと思うんですよね。そこをしっかり切り替えて、成長のきっかけにしてくれた。僕自身、その姿勢をほめてあげたいし、それは今日サブに入ってた松本と、向こうにいる金永基含めて3人でつくり上げてきたものだと思ってますので、そういう意味では、我々が今年大事にしている一体感というのは、プレーに集約されていたかなと思います。
阿部伸行選手コメント
お互いにいいところを出せた試合だったと思います。
(PKのシーンは?)事前の情報や日頃のトレーニングも含め、斉藤コーチが止めさせてくれたんだと思います。PKになった瞬間は、落ち着いてやろうと思いました。相手が嫌がるように時間をかけていこうと。しっかり思い出して、整理して臨めたと思います。
(ファインセーブ連発だったが?)前半と後半でだいぶ相手のシュート数が違っていたと思います。僕というよりも、みんなが本当に身体を張って、最後の最後まで相手についていっていた。相手にやらせないという気持ちをみんなが強く持ってやれていたので、うまく僕もリズムにのってやれました。
(次節に向けて)いつもどおりです。特別なことをしないでいつもどおり準備したいと思います。
古橋達弥選手コメント
勝ってよかったです。絶対に勝ちたかった。みんなが本当に苦しい時間も必死になって守ってくれたし、ノブ(阿部)が本当に止めてくれたので、感謝してます。
前で起点を作れるようにボールを引き出したりすることを意識しました。前半は相手にチャンスを与えることもなくいいゲームができたと思います。
後半は相手の圧力もあって、自分たちのサッカーができなかったですけど、結果的に勝点3がとれたので次に繋がると思います。
(山形の印象は?)選手はそんなに変わらないですけど全然違うチームでした。みんな伸び伸びやっているし、いい選手が揃ってると思います。後ろからいいボールを入れてくるので後半は苦しい部分もあったと思います。
次はホームでの試合になるので、また勝点3をとれるように頑張ります。
永木亮太選手コメント
(ゴールが決まった瞬間は?)超、嬉しかった!今シーズンは1点もとれていなかったので、得点がほしかった。今日は点をとる気がしていました。なぜか今日は点とるだろうなと思ってたら本当になりました。
(今日はポジションはひとつ前でしたが?)守備については、曹さんから相手のセンターバックが持ったらすぐにプレッシャーにいけと言われていたので、前からいこうということを意識していました。最後は本当に足が攣るくらいだったけど、全体的に足が止まらずに守備ができていたと思います。
攻撃の部分では自分でボールをもらいに中盤まで下りて行ってやれていたし、シャドーなのでゴール前でどんどん顔を出して、受けて、はたいてシュートということを意識していました。結果に繋がってよかったです。
(アシストについては?)うまい形で賢治さん(馬場)が前につけてくれたので、自分もフリーで前を向けた。左に薫(高山)ともう一人走り込んでいたのでスペースに出しました。難しいダイレクトシュートだったと思うんですけど、本当に薫がうまく決めてくれてすごく嬉しかったです。
前半は特に後ろの3人がすごくうまいポジショニングをとりながら、相手と駆け引きをして何もやらせていなかった。前半は本当にパーフェクトだったと思います。
後半は少し押し込まれる時間もありましたけど、風もあったと思います。流れの中ではやられていないし、本当に守備のメンバーに助けられたと思います。
髙山 薫選手コメント
前半はチームも自分もよかったと思います。後半、相手に押し込まれて自分たちの形をうまく出すことができなかった。FKから失点してしまったけどみんなで守り抜き、本当にみんなの気持ちがひとつになったので勝てた試合だったと思います。
PKを与えてしまい、人生で初めてのことで本当に顔面蒼白の状態でした。ノブさん(阿部)が止めてくれて本当に助けられました。
(ゴールシーンについては?)カウンターのチャンスは狙っていこうと思っていました。ああいうところをいかなければいけないと思ったし、いかなければ次はないと思った。
前節、3試合ぶりに出場して、いい形でプレーできたのでチャレンジャーの気持ちで入ることができました。
山形 奥野監督 試合後コメント
総評
平日のナイトゲームにもかかわらず、たくさんの方に応援に来ていただきました。でも、残念ながら皆さんの期待に沿うような結果を得られなかったことを非常に残念に思うのと同時に、試合を終わって喜びを分かち合いたかったという部分が残念でした。
ゲームに関して言いますと、なかなか調子のいいチームということであって、ベルマーレさんと対戦するのを楽しみにいたわけですけれども、そういったなかで、いいゲームをして自分たちが勝ちきりたいというところが、前半なかなかそういうところを表現できなかった。逆に相手のいいところを出させてしまうようなゲームになったんじゃないかなと思います。後半、同点に追いついたわけですけれども、同点のところから相手にもう1回、後半の得点の3分後に失点をいたしました。そういう試合になってしまうと、ビハインドから追いかけていく試合、そして勝ちきりたいという思いがうまく噛み合わなかったんじゃないかなと思います。選手ともども、ゲームにもっと集中して入っていかなきゃいけないと、改めて今日思いました。ですから、ゲームへの入り方についてもそうですけれども、自分たちが最高の形で入れるような形というものを、もっともっと自分たちで探しながら、開始のホイッスルとともに飛び出していきたいなと、次節思っております」
質疑応答
試合の入り方について、今日は湘南の入りがよかったということか?
見ていただいてわかるように、湘南さんというのは、とても勇気を持って前へ前へと仕掛けてくるチームです。そういうところで相手に先手を取られてしまったと。取られながらも対応というのが、なかなかできた部分とできなかった部分と両方ですね。ですから、前半の戦い方全体として見れば、ちょっと気圧されたかなというふうに思っております。けして自分たちの入り方が悪かったとは思わないんですけれども、それ以上のものを相手に見せられたというふうに思っております。
同点に追いついた直後に失点したが、気持ちの問題でそうなっているのか?戦術的な対策が必要なのか?
そうですね。守備から攻撃への切り換えが早いチームですから、その切り換えのところでどちらが早いかっていう部分になってくると思うんですよね。そういったなかで自分たちが、中央のパスがうまくいかなくて、相手がうまくそこを突いていったというところですね。ですから、切り換えの部分で相手が自分たちより上回ったというふうなところでカウンターを受けてしまったというふうに思っています。まだそのシーンを具体的に見てないので、あくまでもベンチから見ていた印象になってしまうんですけれども、そのように思っています。
この試合の勝負の分かれ目はどこだったと思うか?
勝負の分かれ目は、ルーズボールですね。セカンドボールのところだと思いますね。相手が飛び出してくる、ないしは、間にあるボールに対して、受けて回るシーンはやはりあったと思うんですね。そこは大事だったと思いますね。
今回のようなイエローカードをたくさんもらう試合は見たことがなかったがそれに関しては?
カードが何枚出たのかわかりませんけれども、カードに値するプレーだったと思ってます。ですから、警告は5枚ですか。レフェリーの判断で警告に値するプレーだったというふうに思う以上の答えはないんですけれども。そういうふうに目に映るということは、自分たちが遅れていっていると判断されている部分もあると思うんですよね。